2008年7月22日

奥入瀬から八幡平(1)


三連休に東北旅行をしてきた。ルートは羽田から青森空港へ飛び、レンタカーを借りて八甲田山を通って奥入瀬へ。十和田湖畔で宿泊して、八幡平でさらに一泊して盛岡から新幹線で帰った。

さて、はじめに久しぶりの自動車運転で八甲田山を通る。途中睡蓮沼と言うところで車を止めて八甲田の山々を眺める。せっかくの美味しい空気が、やってきた喫煙者の群れで台無し。だから嫌われるんだよ。さらに車を進め、やがて十和田湖に近づいてくる。奥入瀬の石ヶ戸休憩所で駐車して路線バスに乗る。銚子大滝のバス停で降りて、遊歩道を石ヶ戸に戻ってきた。いやあ、下りなんでもっと楽かと思ったら、休憩を入れて2時間以上掛かった。写真は阿修羅の流れ。最後はへろへろしながら石ヶ戸に到着した。奥入瀬は昔も歩いたような気がするが、覚えちゃいない。花はエゾアジサイが青い花を咲かせていたぐらいだが、羊歯と木賊がたくさん生えていて、苔も倒木に生しているのが面白い眺めであった。馬門橋からはチトセバイカモが白い花を水中で咲かせているのが見えた。偏光フィルターがあったらもっと綺麗に撮れたろうね。

石ヶ戸から車で十和田湖畔を過ぎて、目的地の十和田ホテルへ到着。ここは政府の要請で秋田県が戦前に建てたクラシックホテルである。オープンは昭和14年だ。本館の玄関を入った吹き抜け部は、綺麗な木造建築である。我々が泊まった別館も綺麗な部屋で、十和田湖が眺められ良い景色だった。バスルームも広くて綺麗だった。晩飯は和洋折衷創作料理とのことだったが、ほとんど和食。洋風のものと言えばミネストローネぐらいか。カルパッチオもほとんど刺身。でも、それを気にしなければ美味しい料理だった。地元の素材を活かした品々。みずの白和えも美味しいし、南禅寺蒸しは茶碗蒸しより美味しい。クラシックホテルの料理の中でもレベルが高いといえよう。ただし従業員のサービスは今ひとつ。なんというかバイト臭い。冬は閉鎖されるホテルのためか、従業員教育が行き届かないのだろう。ビール、日本酒、ワインと呑んで、(少しずつだが)十和田湖湖水祭りの花火をちゃんと見られず眠ってしまった。

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