
第１１日（５／３ 火）：デイトンからオーランドへ
	晴れ 時々 雷雨

	朝７時に目が覚める。頭がぼーっとしているが、早めに動き出さないと
	空港にたどり着けるかどうか心配だ。
	８時にチェックアウトして、駐車場で３ドル払って車を取り出し、
	デイトン国際空港に向かう。
	きのう空軍のインフォメーションで聞いたとおりに進んだら、
	８時半には到着してしまった。小さな空港だが、近代的。

	空港ビルには、ライト兄弟のパネルなどが張ってある。
	こんな所に日本人なんかいないと思っていたら、ビジネスマンが数人。
	空港で話した人は、NCRの人で、デイトンに来て４カ月という。
	他にも、本田技研と松下電器が工場を持っているそうで、
	意外に日本人が多いのかも知れない。

	東部時間１１：１０にデイトンを出発。からシカゴに向かう。
	シカゴが近付くと、下界には碁盤のような整然とした区画が地平線まで
	広がっている。とんでもない大都市である。
	シカゴまで、たった１時間である。シカゴは中部時間なので、
	１時間時計を戻したら、１１：２５（たったの１５分でシカゴに来てしまった）。
	空港がまた大きい。私の乗ったUAは、ターミナルビルを二つも独占している。
	一体いくつターミナルがあるのか、わからなかった。

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	          シカゴ○ -----------\
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                            ○デイトン   \
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	オーランド行きが出発するまで、待ち時間は３時間である。
	シカゴも晴れていて、暑い。
	待ち時間の間、食事をしたり、売店を回ったりで、忙しい。
	シカゴの売店では、サイン入りの野球ボールや、同じくサイン入りの
	フットボールなどを打っている。$100以上で、結構高い。

	１４時、オーランドに向けて出発する。
	オーランドが近付くと、緑が濃くなり、熱帯の様相を呈してくる。
	やがて住宅が見えてくる。プールを持った邸宅や、数軒の家で共有している
	らしいプールなど、やたらプール付きの家が見えてくる。

	そうこうしている内にオーランドに到着である。
	東部時間で１８時であった。
	ところが、空港はにわか雨の中にあって、雷まで光っている。
	コリャー困ったなぁと思ったが、じきに嘘のように雨が
	上がってしまった。

	ターミナルからbaggage claimまでは、モノレールを使う。
	荷物を受けとり、ついでに日本行きの再確認をする。

	さてホテルまでどうやって行こうかと考え、
	結局informationに行って尋ねると、シャトルバスを教えてくれた。
	シャトルバスは、いくつかの会社が運営していて、チケット売場も会社毎に
	別々になっている。

	チケットを買いに空港の外に出た途端、真夏になった。
        チケット売場でホテルの名前を言うと、そこまでのチケットをくれる。
	バスを待っていると、１０人乗りくらいのバンがやってくる。
	
	シャトルバスに乗って、ホテルに向かう。ちょっと手違いがあって、
	Holiday Inn Maingateに行くはずが、Holiday Inn Maingate "East"に
	行ってしまう。フロントのお姉さんが気をきかして、バス会社に
	連絡を取ってくれたので、再び同じシャトルバスが向かえに来てくれた。
	シャトルバスの運転手氏は、しきりに「自分は悪くない」と言うから、
	「そうそうアンタは悪くない」と答える。
	話好きな人で、「1969年に、軍の仕事で日本に行ったことがある」と言う。
	「今４歳の孫がいる。日本語ではGrandfartherを何と言うのか？」
	「オジイサン」だと教えて上げると、喜んでいた。
	「日本から若い女性がたくさん来る。若い女性は"ネエサン"と言うんだろ？」
	「おネエサン」と言った方がいいよ、と教えて上げる。

	話している内に、目的のホテルに着いた。
	今度は運転手氏はフロントまで付いてきて、正しいことを確認してから
	荷物を下ろしてくれた。

	フロントで鍵をもらい部屋に入る。荷物を下ろした時に、腰を捻って
	痛めてしまう。うぅ、せっかくケネディー宇宙センターまで来たのに、
	背中を伸ばすと痛い。
	それでも、夕食にでっかいピザを食い、明日に備えて眠る。