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こんにちは。DKBのホームページへようこそ。このページではモノマニアの私が個人輸入した体験をアップして、個人輸入にチャレンジしたい人への参考になればと思っているのですが、さてさて。。


個人輸入!LifeBook i-Series 4190の巻


今回は米国富士通のノートパソコン LIFEBOOK i-4190 を輸入しました。日本ではBIBLO NJシリーズとして販売中のモデルです。日米富士通の契約があるらしく、日本へは輸出してもらえない機種なのですが、力技で強引に買ってみました。それではいってみましょう〜。


1.機種決定

そもそもは職場で日本の富士通のカタログを見かけたことから始まります。青くて薄い液晶画面の綺麗なノートが紹介されてました。あ、カッコいいな、NJ っていうのか。そんな感想を持って秋葉原へ。CDドライブとDVDのモデルが売り場に置いてありました。キーボードの形状もなかなか好感をもてますし、なんといっても全体のデザインが美しい。富士通のラインナップの中では異色の存在ですね。画面廻りは後に発売になるLOOXと共通コンセプトのデザインのようで、妙な横長LOOXよりスタンダードなNJはLOOXの兄貴という感じで気に入りました。ポインティングデバイスが私の大っ嫌いなスライドパッドを採用している点がなんとも残念ですが、それに目をつぶっても欲しくなるルックスに惚れ込み購入を決意しました。
で、ネックはキーボードです。私は過去の輸入例をご覧頂いてお分かりのように、英語キーボードマニアでノートパソコンも英語キーボード搭載機しか買いたくありません。でも富士通ではIBMのように英語キーボード換装サービスも無いようですし、富士通の各セクションにしつこく問い合わせましたが、部品としての英語キーボードも購入不可。また米国版ノートPC本体も国内での入手方法は絶無とのつれない返事ばかりでした。

2.何処で買うか。。


というわけでNJの英語版を輸入するしか入手の手段はありません。米国富士通のサイトでしらべ、同モデルは、LIFEBOOK i-Seriesということが判りました。WIN98モデルとWIN Meモデルがあるようで、ラインナップにはDVD搭載機のほかにCD-RWドライブ搭載機もあるようです。
DVDドライブは輸出入で規制がある話を聞いたことがあるし、AptivaでDVDドライブ搭載モデルを持ってますから今回はCD-RWドライブ採用のLIFEBOOK i-4190 という型番の奴を購入することにしました。

さて、では店探し。いくつか店を当たりましたが、最近ますます海外発送不可の店が増えましたね。在庫を持っていて輸出をしてくれる可能性があるのは以前Aptivaを買ったNYのDataVisionだけでした。
しかーし、DataVisionは使いたくありません。実は記事にしていなかったのですが先日喧嘩したばかりなのですよ。以前から狙っていたSONYのMP3プレーヤー:Music Clip米国限定版の黒いヴァージョンをこの店が売っていたので買ったのですが、送られてきたのは日本でも買える銀色。再三のクレームにも黒は在庫が無いの一点張り。いや在庫が無いなら銀色送っていいのかよって突っ込みを入れたかったのですが巧い英語が思い浮かばず、とにかくお前のミスなのだから返品する。代金と送料を返せと再度クレームをつけても無視。最終的に送料に触れず品代の返還だけで再度クレームをつけたらしぶしぶ返品了承番号を送ってきました。勿論返品に掛かる送料もこっちもち。大損して何も残らない不毛な買い物をしたばかりで二度とかかわりたくない店なのです。Aptivaの時も何ヶ月もほったらかしにされたしねえ。プンプン。

輸出する店は実質無い。ということは残る手段はHP OmniBook輸入の時に使った転送輸入です。これはアメリカの住所を借りて店に発注し、到着次第日本まで送りなおしてもらう裏技ですね。ところが過去に使ったSFワールドバスケットはつぶれてしまいましたし、WEBで転送屋を検索しましたが信頼できそうなところはなかなか無いですね。FEDEXやDHLなど輸送会社にも住所を貸してくれないかと交渉しましたが全滅で、困っていたところ、ふと思い出したのです。仕事で伺ってる先に海外輸送を仕事にしているお客さんが有った事を。。

3.発注まで


お客さんの会社名は郵船航空サービスというところです。WEBページをどう見ても素人相手の会社ではないのですが、仕事でお伺いしている。個人輸入で困っている。米国の拠点の住所を貸してくれるだけで発注なんかは自分でするから。。など交渉し、OKが出ました。
で、発注です。輸出を断られたものの、転送住所を決めてくれれば…と言ってくれていた店で、PC CONNECTION社に決めました。こんなメールのやりとりをしています。

店からの断りメール
We do ship to Japan but, unfortunately, we regret to inform you that we
cannot ship this item outside of the U.S. because of manufacturer
restrictions in our contract agreement with this manufacturer. If you can
advise a U.S. forwarding address who agrees to be responsible for the
forwarding of your package, we will gladly place your order or respond to
your inquiry.(日本には発送可能。でもこの商品は取り決めで輸出不可。アメリカで転送に応じてくれるアドレスがあれば喜んで送るよ)

郵船航空さんの了承を得たのでこんな返事(上のメールから一ヵ月後くらいかな?)
I can prepare "U.S.forwarding address" soon.
Do you still have stock of Fujtsu LifeBook i-4190 Windows"Me"model?
(LastTime your Stock#:210569)
I was not able to find i-4190 to your site.
Thank you.(まもなくUSアドレスを用意できます。Me版i-4190の在庫はまだありますか?WEBで見当たらなくなっています。前回のあなたの在庫コードは210569)

お返事
Our records show that we still have two of this item in stock at this time.(まだ記録では2台あります)

で、発注
I transmitted ORDER SHEET to you via Fax now.
If my order is processed, please let me know data required for INVOICE creation.
Best Regards,(いまFAXで発注シート送りました。発送が終わったらインボイスを作るのに必要なデータを教えて)

そしたら品切れ
I received your fax order this morning for one Fujitsu Lifebook i4190. I
regret to inform you that we no longer have stock available for this item.
Because this item has the status of being available only "while supplies
last," we will not be getting anymore of this item in stock. It apparently
it is being phased out by the manufacturer.(FAXを受け取りましたが在庫がなくなったことをお知らせしなければなりません。これは売り切れ御免の処分品だったのでもうメーカーにも在庫はありません)

で、キャンセル
I am very sad.. I would like to cancel this order. (私はとても悲しい。今回の発注はキャンセルします)

その後、諦めきれず、何度か同じ店のサイトを検索してたらi-4190を発見!

You wrote >> that we no longer have stock available for this item.
But, I found Lifebook i-4190 on your web page now!!
Unfortunately, You are not acceptable international orders on your web .
If you have stock this item now, I would like to order this notebook again.
Please check your warehouse, and please inform me necessary information.
Thank you! (あなたは在庫無いって書いたけど今WEBで在庫みつけましたよ。でもWEBでは海外からの発注を受けてくれないのね。もし今在庫があるなら再発注します。倉庫をチェックして必要な情報を宜しく)

一台見つかりましただって

Thanks for the "heads up" on this situation. My records also showed that we
had one in stock so I have placed order number 123456 for you. I will
follow your order and advise you of the status this afternoon. (一台在庫があります。あなたの発注番号は123456とします。午後に詳細を送ります)


4.なんと乙仲利用の本格輸入!!

とまあ、こんなやりとりで発注が確定しました。郵船航空さんのボストン支店マネージャーあてに発送してもらう手筈です。
当初は簡易輸入手続で済む『WINGPACK』なるサービスでお願いしていたのですが(品物の購入費用と日本までの運賃や輸入諸費用の合計が20万以内だと適用されるサービス)いざ、日本に着いてみると上屋保管料とか庫入庫出作業料など、いわゆるプロの輸入会社が貨物扱いで輸入した場合にかかる乙仲(おつなか)費用が請求されています。ビックリして問い合わせたのですが、荷物が大きく、このままでは却って高額な費用がかかるので通常貨物に切り替えました。ですって。
費用を書きますと、
品物:$1299
米国内送料:$27.88
運賃+輸入時消費税:19010円
通関諸掛:22389円
となっています。まあ総額で20万程度かな?って考えてましたからだいたいOKなんですが乙仲利用の貨物扱いはちょっとショックが大きかったです。前回THINKPADでは宅配送料に100ドルしか払っていないことを考えると、いかに転送での輸入が不利かが判りますね。
もちろんWEBで転送業者を検索すればもっと廉くあがったかもしれません。が、荷物を受け取ってトンズラされても泣き寝入りしかない転送輸入は信用が第一なので、信頼できる取引先の会社を使ってリスクゼロでの転送輸入でしたから費用面で云々は言ってはいけないのかもしれませんね。

5.日本語化が。。

入手して早速するのは日本語化です。今まで輸入したノートでは日本語WINDOWSのCDの中身をCドライブのOptions\Cabsフォルダーにコピーし、DOSから同フォルダーのSETUP.EXEを実行、途中足りないファイルはWINDOWS\COMMANDフォルダーやSYSTEMフォルダーを読ませて完了という手順でOKでした。WINDOWS 98SEまではこの方法が使えたのですが、今回WINDOWS Meが導入されているこのLifeBookでは何度実施してもIMEが起動しないのです。日本語が表示できるのに一切日本語が書けない妙なパソコンが出来上がります。あとでIMEを入れても全くダメでお手上げでした。

幸い、このLIFEBOOKにはクリーンインストールをする人のためにドライバやツールを収録したCD-ROMがついてましたので、結局ドライブをフォーマットして日本語Meをクリーンインストールすることで解決しました。付属のCD-RWツール(EASY CDとか)も日本語WINDOWS環境に入れるとちゃんと日本語版が導入されました、こういうところは流石、日本の富士通を感じさせます。


(英語キーボードはこんな感じ。右シフトの隣の/キーが小さいのは、このINET時代に理解できませんね。日本語版のほうがキーが均等だしEnterも右端にでっかく付いてて使いやすい感じ。。
英語キーの見てくれにコダワル私以外は日本版買うほうがこのPCは正解かも。)

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スキャナ輸入の巻 第弐巻

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