草戸千軒とは?

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↑発掘調査中の遺跡(南方上空から) |
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↑掘り出された町並 |
「草戸千軒」【くさどせんげん】とは、広島県福山市を流れる芦田川の河口に、鎌倉時代から室町時代にかけて存在した、幻の中世集落の名前です。
この集落の跡が草戸千軒町遺跡で、1961年から30年以上にわたる大規模な発掘調査が実施されてきました。調査の結果、それまで知られていなかった中世の民衆生活の実態を物語る多くの資料が明らかになり、日本中世史研究の進展に大きな役割を果たしています。

- 「草戸千軒」をはじめて知ったあなたに、基本的な情報を提供します。
- 遺跡の存在は、どのようにして明らかになったのか?
- 30年以上に及ぶ大規模な発掘調査の概要。
- 「草戸千軒」という名前の由来について考えてみました。
- 検出されたさまざまな遺構から、町並みの様子がよみがえります。
- 出土した多くの遺物が、人々の暮らしぶりを物語ります。
- 「草戸千軒」とはどのような町だったのでしょうか?この町が地域の中で果たしていた役割を考えます。
- 「草戸千軒」の発掘調査がもたらしたもの、そして今後に残された課題とは?
- 「草戸千軒」をさらに深く理解するための参考図書を紹介します。
- 「草戸千軒」に関連して、よく尋ねられる質問をまとめてみました。
- 発掘調査と研究の情報を提供していた調査研究ニュース『草戸千軒』の総目次です。
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1998-2007, Yasuyuki SUZUKI, Fukuyama, Japan.
Last updated: November 23, 2007.