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こんにちは。DKBのホームページへようこそ。このページではモノマニアの私が個人輸入した体験をアップして、個人輸入にチャレンジしたい人への参考になればと思っているのですが、さてさて。。


個人輸入!IBM TransNote の巻


今回は米国IBMの手書きパソコン、TransNote を輸入しました。見開きの右側にある便箋に専用ペンで絵や字を書くと、その画像がそのまんま、左側のパソコンへどんどん取り込まれる画期的な機能を持っています。
ただ、こういう手書きの企画書やメモを取り込むニーズというニッチ市場を狙った商品の上に、価格も高すぎて売れず、IBMでも先頃生産中止を発表し、東京の各量販店ではその発表後、日本向けTransNoteは10万以下で投売りされていましたね。
変わったパソコンの好きな私も10万以下と聞いて手を出しかかったのですが、英語キーボードマニアの私は、買ってから英語キーに交換する手間やパーツ費用を考えて悩んでいるうちに店頭から消えてしまいました(笑)
ところが先日WEBを巡回中に、アメリカのショップでも投売り価格で出ているのを発見。製造中止で二度と買えないぞ、後悔するぞ、と私の中で悪魔が囁きつづけ、とうとう注文してしまいました。
ホントはHP社のOmniBook 500を買うつもりでその店のサイトを何度か尋ねていたのですが、ここでもやはり買おうかどうしようか悩んでいるうちに売り切れ(優柔不断と笑ってやってください。たくさんパソコンを買って部屋中に溢れているので、これでも一応自制心が働くのです)、同じ店の商品のラインナップを見るうち、ついつい衝動買いしてしまったものです。それではいってみましょう〜。


1.機種決定

まあ上に書いたとおり、OmniBook 500 のPentiumモデルが900ドル台と格安だったので買うつもりだったのですが、IRポートがない旧モデルなのでどうしようかな?無理に買わなくてもたくさんパソコンあるしな、冷蔵庫も買い換えたいし…などと数日悩んでいるうちに売切れてしまいました。Win98モデルだったらまだ残っていたのですが、日本語化を考えるとWin2Kモデルが有利と考えて、諦めました。
で、何気なくHP社の商品一覧からIBM社の一覧へ移動すると、一番上にTransNoteが掲載されています。この店は、(あ、店の名前は以前にThinkPadを輸入したときに使った、Euclid computers です) 価格順に商品が並んでいますので、一番上ということは一番廉いんですよ。
どれどれと身を乗り出すと、案の定、価格は$865と激安。しかも日本語化の容易な英語版Win2Kモデル。独自の手書きツールが日本語版と違うのが心配でしたが、数日悩んだ末、円安の昨今でも、日本でバーゲン品を買って英語キーボードを買うのと費用的には大差ないやと考え、ついに発注に踏み切ります。

2.発注。


というわけで発注です。一度もオンライン通販を経験したことない方が読んでいるといけませんので、一応ご説明しますと、希望する商品の横にある、"ORDER" ボタンで進めて "ADD TO SHOPPING CART" を押して買い物篭に入れ、"CHECK OUT" ボタンで配送と支払い方法を指定し、手続きが完了します。この店の場合、オンライン上で届け先=Japanと指定でき、送料も$100と表示されますので安心です。
(航空宅配のFedex社を使ってノートPCを配達してくれるのに、送料100ドルとは破格だと思いますがいかがでしょうか?ためしに他の店でパソコンを買ってみるとわかりますが、重いパソコンでは2〜300ドルの送料はザラです。
また海外への発送の場合はオンライン発注では受けず、カスタマーサービスへ『電話しろ』などと恐ろしいことが書かれている店も多く、そんなことから英語を喋らず気軽に買える Euclid Computers は私のお気に入りです)

この店の場合、海外からの発注は支払方法がアメリカン・エクスプレス:AMEXカードに限られますので注意が必要。海外通販マニアの私はこのときに備えて年会費1万円というAMEXの仕打ちに耐えております。。
最近出回っているセゾンカード発行の青いAMEXで通用するかは不明です。恐らくアメリカの店で緑のカードと青いカードの違いなんか知らないからOKでしょう。あっちは会費が安いんですってねえ?プンプン。

3.発送まで

発注が確定すると普通メールがきます。まあ受注内容の確認ですね。以前ThinkPadを輸入したときは東京のAMEXへ高額利用の承認を取るように電話しろってメールが来ていたので待っていたら、ちょっと違うニュアンスでメールが届きました。

店からのメール
Dear DKB,
Thank you for ordering Notebook IBM Transnote /267561U/ (1 unit). Your order reference number is: 123XXX.
Occasionally, we sell out of a product before a stock update can be completed. We notify our customers if the items they have selected are "sold out". We also inform them of any delays in processing their orders or in obtaining credit approval.
According to our company's policy, all orders are VERBALLY verified with both the credit card company and the cardholder. Please provide telephone numbers that are on file with your issuing bank or credit card company.
To inquire about the status of your order, please go to http://www.euclidcomputers.com/checkorder, or call toll-free: 877-EUCLID1 (877-382-5431), or send e-mail to sales@euclidcomputers.com and refer to number: 14674.
Thank you for shopping at Euclid Computers!
要約すると、注文ありがとう。問い合わせ番号は123XXX。でもページ更新する前だったのですでに売り切れでしたとのお知らせをします。という意味に取れます。売り切れなら注文はキャンセルされたのかな?と思うと、その先にカード会社に登録されている正しい電話番号を伝えないと手続きが遅れるとか書かれていてBack Orderなのかな?とも思われます。
英語力不足も手伝ってよくわからないので、正直にメールを返してみました。

私の返事
Thank you for your mail. However, I do not understand the meaning of mail. After all, can't I buy IBM TransNote? Or if I will wait several days, do you ship IBM TransNote to me?
My order reference number is: 123XXX.

>>Please provide telephone numbers that are on file with your issuing bank or credit card company.

Phone number is 03-1234-5678.
When providing overseas people with my telephone number, since I add country code"81", I wrote it as 81-3-1234-5678. Please check my phone number again.
Thank you.
(メールをありがとう。でも意味がわかりませんでした。結局のところ、私はTransNoteを買えないのでしょうか?それとも数日待てば送ってくれるんですか?
※ちゃんとカード会社に登録されているおまえの電話番号を伝えろとの問いに対し:
電話番号は03-1234-5678。海外の方へ伝える場合、国コードの81を付けますから私は81-3-1234-5678と書きました。再度チェックしてくださいな)

翌日のお返事
Dear Customer,
We have processed your order. Thank you for choosing Euclid Computers!!
手続きが済んだそうです。。なんだよ、売り切れじゃないのかな?電話番号をもう一度伝えたらすぐ送ってるんじゃん。良くわかりませんでした。。

3.到着と日本語化

発注したのが5/6の深夜。Fedexが職場に荷物を持ってきたのは5/10の昼でした。消費税など送料以外の通関諸費用はカードで払うからと事前にFedexへ連絡してありますので現時点では分かりませんがまあ数千円でしょう。。
さて、日本語化です。Windows 2Kの日本語化については、専門ページ、日本語OKドットコム の、GON METHODを使わせていただきました。ご自身はパソコン業界のプロなのですが、ここに書かれている内容はすべて素人で対処できる範囲に限るスタンスが貫かれていてなかなか好感が持てますね。
ただ無事日本語化が終わったあと、マシンに付属のThinkPadボタンを押して出す画面(HELPファイルなのですが)が真っ白けになってしまう不具合を見つけました。システムロケールを英語に戻すと表示も直りますので日本語化が原因みたい。しかし何度か日本語化作業を繰り返しているうちに直ってしまい原因は不明です。再現法が判ればゴン氏へ通報しようと思ったのですけどね。

4.使ってみる

心配していた手書きツールは概ね日本語版と同じでした。ただ一点、手書き画像を収納しているインクファイルなるものの名前が英語版ソフトでは日本語名を付けても通りませんね。この自分でつけた名前がノートパッド下の小さい液晶画面にも出るのですが、漢字だと文字化けします。その他の部分は同じなので、日本IBMサイトから日本語マニュアルを入手し学べばOK。
ただキーボードがなんかちょっと変ですね。1がいやに大きかったり、海外で多用すると聞いているCapsLockキーがファンクション(Fn)キー併用になっていたり、変則レイアウトかも。ここらあたりも売れなかった原因だったりしてね。ただキータッチは相変わらず良好です。

なぜか妙に大きい数字の1のキー。

手書きの取込みが簡単なのが丸。→

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