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11月7日(土曜日)はれ

 

プリクラ/スタンプマシン
デッサン風な仕上がりのプリクラもある
シアトルタワーの下からモノレールに乗る。距離が短いとは聞いていたが、本当に短いので驚く。出発してすぐに、ビルの谷間に入ったと思うと、一瞬のうちにダウンタウンの近くのセンターに到着。ここからベイエリアに下り、ストリートカーでホテルに帰ろうとするが、時間の都合で歩く羽目に.......。Mr.Sとの待ち合わせの、5分ほど前にホテルに到着。彼はすでにロビーでコーヒーを飲んで待っている。
ホテルの窓から見るシアトルタワー
モノレール
12時半まで仕事のMs.Sを迎えに空港へ向かう。途中フリーウエイの脇には、ボーイング社の飛行場がある。出来上がった飛行機の、最終チェックや、テストフライトなどを行うところだそうである。ここにはボーイング777型機をはじめ、さまざまな旅客機、レーダー搭載機、輸送機などが駐機している。シアトルの街が美しくゆったりしているのは、ボーイング社のような巨大産業が安定した業績を保っていることが大きな理由である。それに加えてかの有名なマイクロソフト社の貢献するところも大きいという。世界の不況の波を受け、シアトルでは観光客が減り、職を求めて流れ込んでくる人が増えているという。

Ms.Sの着替えのために、S夫妻の家へ立ち寄る。昨夜伺ったときに写真で見せていただいた景色を、あらためて明るいところで堪能する。そのままタコマ方面から、西の海岸線へ向かう。

ボーイング社の飛行場
Skip邸
ギグハーバーの美しい入り江には、美しいヨットが停泊している。この地形は日本でいえば、油坪や英虞湾といったところだろうか。そこが、軽井沢のような避暑地になっている。岸線に沿って曲がっている道路の両側には、築約200年という家々がたち並んでいる。手入れの行き届いた家は、とても200年もたっているようには見えない。
昼食は簡単にクラムチャウダーをとる。海岸線にある店らしく、とてもおいしい。ほとんどの客がクラムチャウダーのみの昼食をとっている。期待通りの味に、おなかも気持ちもいっぱいになり幸せを感じる。Mr.Sは「ケイコ、ここは良い写真が撮れるよ」と、そこここで車を止めてくださる。半島を半周したところで帰りのフェリーに乗る。シアトルまで約1時間で、乗用車一台6ドル。到着はシアトルが夕日に映える時間で、晴れていたらさぞ美しいだろうと思える一瞬である。

今日はうす曇りという程度で、かなり天候に恵まれたが、冬のシアトルではこういう日はほとんどなく非常にラッキーだったという。

入り江のヨット
クルーザーも
夕日を受けるシアトルの街
I Love Sushiにて
夕食はYたちも合流して、昨日と同じ「I Love Sushi」へ。ここは日本と変わらないすし米と、ものによっては日本のものより数段うまいネタを使っている。スタッフはほとんど日本人。客も日本人が多いが、「外人」も多い。若いカップルや、ご飯と味噌汁、サケの照焼きに冷やっこという夕食を一人でとる「外人」もいたりして、ちょっと面白い。

Yの感激ぶり、Mr.SとBの意気投合ぶり、どれをとっても最後の夜を飾るにふさわしいひとときである。


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