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2001-02 エピローグ

実力拮抗で大激戦時代が到来!
さらなるスピード化で、ハイレベルの戦いが、いま


「駅伝」が先か? 「マラソン」が先か?

 駅伝はマラソンの延長にある……というのは、旭化成監督・宗茂の言である。
 あくまでマラソンに重きをおいて、そこから駅伝というものを発想する。宗茂はそのようにとらまえている。駅伝そのものが、もともと冬季のマラソン練習のひとつとして始まっている。そういう歴史的な経緯からみても、宗茂がいうように「マラソンが最初にありき」というスタンスが王道というべきだろう。
 日本で育った駅伝は世界的にも知られるようになったが、あくまで日本固有の競技でしかない。国際的なひろがりという意味では、とてもマラソンにはおよばない。つまりグローバルスタンダードの競技にはなっていないのである。 
 「マラソン」の延長に「駅伝」があるのであって、「駅伝」の延長に「マラソン」があるのではない。あたりまえのことを、あえてなぜ繰り返すのかというと、「まず最初に駅伝がありき……」という倒錯現象が深く静かにひろがりつつあるように思えてならないからである。


日本の長距離界 女子は一流、男子は三流

 今シーズン(エドモントンの世界選手権以降)のマラソンは総じて低調であった。とくに男子はひどい。「福岡国際」、「別大」、「東京国際」、「びわこ」のうち、優勝したのは「びわこ」の武井隆次だけ。タイム的にも武井の2時間8分台が最高、あとは清水康次(福岡国際2位 2時間9分38秒)というありさまである。年齢的に見ても後がない武井(30歳)や清水(32歳)がトップクラスというのでは、何ともお寒いのである。若手の台頭がないというところが深刻である。
 女子一流、男子三流……。残念ながらシドニーであきらかになった潮流にいまだ何の変化もないようである。
 シドニー以降、2時間6分台をマークした藤田敦史を筆頭に西田隆維、油谷繁など若い力の台頭があったものの、新しい勢力としてのポジションが得られていない。犬伏にしても藤田にしても、一発屋の域を脱していないのである。まだまだ世界で戦えるレベルにはほど遠いといわねばならない。たとえば瀬古や中山、宗兄弟、谷口らのように、世界レベルの大会でつねに優勝争いを演ずるほど安定した結果を出さなければ、とても一流とはいえないのである。


企業システムのなかの「マラソン」と「駅伝」

 マラソンに若い力が台頭してこない要因のひとつは、「駅伝が最初にありき」という風潮が深く静かに蔓延しているせいではないか。
 それは企業論理とスポーツ論理との接点から脈々と流れ出ている。日本の場合、マラソンも駅伝も企業システムのなかで育ってきた。企業が陸上競技にもとめるものは何なのか。駅伝に象徴される企業PRである。テレビ放映によって露出度の高い駅伝は、効率からみても最高の企業PRになる。企業の本音はあくまで「駅伝が最初にありき」である。
 駅伝を走り、マラソンを走ることは、そんなに生やさしいことではない。マラソンは自分のたために走る個人競技であるが、駅伝はチームプレーが要求される団体競技である。 選手の多くはマラソンを走りたいと思っているが、現実には「駅伝」を避けて通ることもできない。きっと思いは複雑だろう。
 錯綜したジレンマのなかで精神的にも肉体的にも擦り切れて、駅伝で結果が出れさえすれば、とりあえずそれで満足してしまうようになる。さらに駅伝でちょっと活躍すればメディアが大げさに持ちあげるから、ブタも木にのぼってしまう。
 辛い、苦しい練習をやることもないじゃないか。
 何も好きこのんでマラソンなんて、やらなくても……
 かくして「駅伝が最初にありき」という企業のしくんだ秘薬にまんまとハマって、中毒症状から抜け出せなくなってしまうのである。


毒を食らわば皿までも……
待望! 骨太なマラソンランナー

 そういう陥穽をのりきるには、よほど目的意識が明確でないとむずかしいだろう
 駅伝をこなし、同時にマラソンを走る。相矛盾するこの二つを同時に制覇することはきわめて困難だが、瀬古や宗兄弟、谷口、児玉、伊藤など日本を代表する長距離ランナーはみんなこの壁を突破してきた。かつてマラソン・ニホンとまでいわれた日本マラソンは、駅伝があったから育ったということも、これまた事実なのである。
 駅伝で活躍したランナーがマラソンへの意識をどれだけ強く強く持っているか。そういう意味で今年の「びわこマラソン」は注目すべきレースであった。
 今年の「びわこ」はアジア大会の予選をかねているために、例年になく顔ぶれが豪華であった。招待選手では2時間08分台の記録を持つ帯刀秀幸、初マラソン組でも入船敏や学生の野口英盛など話題の選手が顔をそろえ、一般参加のなかにも松宮隆行のように期待感あふれるランナーがいた。
 何よりも駅伝ランナーがたくさん顔をみせていた。正月のニューイヤー駅伝に出場した選手をざっと数えてみると、なんと22人も出場していたのである。
 実業団の主力どころがマラソンへの意欲をみせたことについては大いに評価しておきたいが、2時間10分を切ったのは、優勝した武井隆次(ヱスビー食品)、4位の諏訪利成(日清食品)、5位の浜野健(トヨタ)のたった3人では、いかにも物足りないと思うのは私ひとりだけだろうか。候補筆頭の帯刀にいたっては、優勝争いにも絡めないで失速してしまった。マラソン向きではないか……と期待していた松宮隆行もいがいにモロさを露呈してしまった。
 学生のなかでは東京国際の神屋伸行(駒澤大)につづいて、野口英盛(順天堂大)、桜井勇樹(早稲田大)、吉原一徳(國學院大)が「びわこ」で初マラソンに挑んだ。時期が時期だけに学生の場合は、勝負というよりも卒業記念的な意味合いが強いが、そんななかで野口ひとりは独自の戦いに意欲を燃やしていた。箱根、ひろしま男子駅伝、丸亀ハーフとレースをこなしてきたかれは、マラソンを想定した走り込みを十分にしていないにもかかわらず、終始トップ集団ににくらいついていた。勝負どころで振り切られてからも粘ばりぬいた。2時間11分台の9位というのは、マラソンランナーとしての素質を感じさせる走りであった。
 「びわこ」を走って駅伝ランナーたち、マラソンへの足がかりをきずいたという意味でひとしく喝采を送りたいが、日本的な「駅伝」と「マラソン」との関係から生じる分厚い壁を突破して、なんとか骨太なマラソンランナーに生まれ変わってほしいものである。


光る! 高橋尚子の存在
活性化しつづける日本女子長距離界

 女子もマラソンに関してはいまひとつの感がある。土佐礼子、渋井陽子のエドモントンでの活躍、さらに高橋尚子の世界最高記録などがあったが、今シーズンの国内マラソンで勝ったのは、シーズン最後の「名古屋国際」の 野口みずき だけである。東京国際では赤木純子の6位が最高、大阪国際では弘山晴美が健闘したが2位がやっとで、高速コースにもかかわらずタイムも2時間24分台におわった。
 そんななかで明日につながる希望の灯火をもたらしたのは、名古屋国際を初マラソンで制した 野口みずき だろう。ハーフの女王といわれ、ロードには実績のあるランナーだったものの、初マラソンの舞台で、終始トップに立ってレースをつくり、最後まで押し切ってしまった戦いぶりはみごとというほかない。
 気温19〜20度という条件のなかで、2時間25分台というのは価値のある記録である。レースぶりからみると記録以上にスケールの大きさを感じさせてくれる。高橋尚子、土佐礼子・渋井陽子につづく、第3弾エース誕生……といっておこう。野口の影にかくれてしまったが、やはり初マラソンで3位にねばった田中めぐみ も今後は要注意のひとりとなろう。
 女子の場合、次つぎに新しい勢力が台頭してくるのは、やはり高橋尚子の存在だろう。いまだチャレンジ精神を失わない高橋尚子、エドモントンの世界陸上のあとも、休むことなく駅伝に出場してきている土佐礼子、渋井陽子の存在が大きな刺激になって、女子長距離界は活性化しつづけているのだ。


男女とも21世紀の新王者は健在!
圧勝で連覇を飾った! コニカ、三井住友海上

 実業団駅伝の今シーズンは男子・女子ともに、奇しくも21世紀最初の覇者となったチームが初めてチャレンジを受ける大会であった。
 実業団の男子はコニカが連覇への意欲をみせつけるかのように東日本予選会を圧勝、本戦でも安定した強さをみせつけた。
 今年の上州路はちょっとした異変がおこり、それが勝負のゆくえを微妙に左右した。異変をもたらした主は「風」である。駅伝のコースにあたる上州路は例年になく穏やかな天候にめぐまれ、名物の「空っ風」が吹かなかった。例年ならアゲンストの風がふきすさぶ5区〜6区はむしろフォローの風となり、総合成績で上位の4チームが前回の優勝タイムを上回り、28チームまでが5時間を切った。スピードがモノをいう駅伝になり、勝負どころにスピードのある選手を配したチームが笑う結果になった。
 コニカはエースのガソを欠いたせいで、前半はいがいに苦戦した。ライバル中国電力に4区を終わった時点で1分あまりもリードを許したが、5区の坪田智夫がフォローの風にのって一気に逆転した。24位までが区間新というスピードがモノをいう展開になって坪田のスピード力がフルに活かされた。風にもめぐまれたが、総合力ではやはり一枚ぬけていたというべきだろう。2位の中国電力、3位の日清食品を加えて、3強を形成する勢いだが、4位のトヨタ自動車、5位の富士通……、このあたりまでは紙一重というありさまで男子実業団はきわめて実力は拮抗しているとみた。
 女子は東日本予選で圧倒的な強さをみせつけた三井住友海上が岐阜の本戦でも、土佐礼子を故障で欠きながらも2連覇を達成した。3区の渋井陽子で奪首して、5区の坂下奈穂子というエース2枚で突き放した。総合力ではやはり抜けていたというべきか。
 女子の場合、三井住友海上をのぞいてチーム力が拮抗している。むしろ興味はもっぱら王者・三井住友海上を脅かす新勢力を探るところにあった。
 淡路駅伝を制したグローバリー、資生堂、天満屋、積水化学、スズキ、あさひ銀行、ノーリツなど候補が乱立するなかで、東海銀行が潜在能力の高さを発揮した。3位の天満屋、4位の資生堂、5位グローバリーまではほとんどダンゴ状態という展開であった。天満屋、資生堂は健闘といえるが、注目はむしろ5位のグローバリーである。2区でトップを奪い、区の中盤までトップをまもった。持てる実力を出しきれなかったのは初出場のせいだろうが、次回はかならず王者をおびやかす存在になるとみた。


今年も箱根路は大波乱!
分厚い戦力で駒澤大学が総合制覇

 大学駅伝ではやはり今年も箱根であろう。駅伝大会として初めてドーピング検査が実施され津ようになったのも、箱根がとびぬけて注目度の高い大会ゆえにだろう。
 大学3駅伝については前年のトリプルクラウン・順天堂大と駒澤大学のマッチレースというのが大方のみるところであった。出雲を順天堂、全日本を駒澤が制して、最後に箱根の山で雌雄を決するという理想的な展開になった。
 往路で耐えに耐え、復路で一気に勝負! 終わってみれば分厚い戦力をもつ駒澤大が2年ぶり2度目の総合優勝をもぎとった。駒澤の強さは図抜けていたが、レースそのものは波乱含みで、往路はとくにスリリングな展開に終始した。今大会は各校ともにエースクラスの故障が続出、レースは波乱含みではじまった。1区は超スローペースの大混戦、2区からヨーイドンという展開だったが、その2区で法政の徳本一善が思わぬアクシデントで棄権するという大混乱に陥った。往路はめまぐるしく順位が変動して、最終的には神奈川大学がダークホースぶりを発揮した。
 駒澤大は2区の神屋伸行がブレーキで沈むなど、アクシデントがあったが、往路で23秒差2位につけてところに勝因があった。復路の6区であっさりと決着をつけてしまった。 往路では3位の順天堂大は総合2位までやってきた。優勝争いには絡めなかったが、エースを故障で欠きながらの2位はまずまずというところ。早稲田の復活もみごとであった。好タイムで勝ちあがった予選会の勢いをそのまま本戦に活かした。最終的に順天堂に20秒差まで迫る総合3位までやってきた。底力を感じる戦いぶりであった。このほか5年ぶりの出場で7位となりシード権を獲得した亜細亜大も健闘の部類である。早稲田、亜細亜のシード権獲得の裏側で、2区で棄権あつかいとなった法政と日本大がシード落ちした。最も裏切ったのは今年も最後までシード権争い演じた山梨学院大である。出雲では4位、全日本では2位、箱根でも優勝を争える戦力をもちながら、毎年のようにシード権争いをする不思議なチームである。3年も同じ失敗を繰り返すのは、指導体制に問題があるとみるべきだろう。


連覇を狙った王者がともに敗れる
高校駅伝もスピード中心の激戦時代へ

 高校駅伝では男女とも優勝候補のナンバーワンが敗れた。
 男子の大牟田、女子の立命館宇治は昨年ともに悲願の優勝を遂げ、連覇が有力とみられていた。ところが、奇しくも1区の失敗で圏外に去ってしまった。大牟田の1区・土橋啓太はなんと区間46位、立命館宇治の池田恵美は20位と大きく出遅れてしまい、レースは最初から大波乱となったのである。
 大牟田が圏外に去ったあと、男子は1区留学生カビルで独走態勢をつくった仙台育英がやすやすとゴールまで駆けぬけ、女子は戦力が充実してきていた諫早が混戦からぬけだした。
 高校駅伝も年ごとにスピード化がすすんでいる。男女ともに全体のレベルが底上げされている。たとえば男子でみると出場47チームのうち37チームまでが2時間10分を切っている。
 ハイレベルの闘いになり、ほんの些細なミスでも致命的になることがある。優勝候補といわれるチームでもコンディション作りに失敗したり、作戦上のミスがあれば、一気に下位に沈んでしまう。今回の大牟田と立命館宇治のケースがそのことをよくものがたっている。高校駅伝もスピード中心の大激戦時代に突入したということなのだろう。


今年の駅伝MVPは20歳の福士加代子!

 今シーズンを通して印象に残った選手をあげてみよう。なぜか脳裏に浮かんでくるのは女子選手ばかり、それはやはり男子駅伝よりも女子駅伝のほうが印象に残る選手が多かったからだろう。
 最も大活躍をしたのはワコールの福士加代子だろう。今年20歳になる彼女は、駅伝に関するかぎり、最も勢いのある選手である。淡路島女子駅伝(2区)、国際千葉(1区)、北陸女子駅伝(4区)、全日本実業団駅伝(3区)、全国女子駅伝(10区)、横浜国際女子駅伝(2区)と、6レースに出場して、国際千葉をのぞいて、すべて区間賞を獲得した。区間2位に甘んじた国際千葉で負けた相手は、あのマラソン世界最高をマークしたばかりのヌデレバである。駅伝に関するかぎり日本人には誰にも負けていないのである。
 福士につづくのは渋井陽子だろう。エドモントンの世界陸上で燃え尽きることなく、駅伝にも登場してきた姿勢を高く評価したい。東日本実業団女子(3区)、全日本実業団女子(3区=2位)では、ともにチームをトップに押しあげる快走で、三井住友海上の連覇に大きく貢献した。全国女子駅伝(1区)では、山中美和子に敗れたものの、国際千葉(4区)、横浜国際(5区)では区間新記録で突っ走った。
 坂下奈穂子も勝負強さを発揮した。東日本実業団女子では6区のアンカーに起用されて区間賞の走りで連覇のテープを切り、岐阜の全日本では最長区間の5区で勝負を決める爆走ぶり、いぶし銀のように光る活躍ぶりであった。
 ほかに特筆すべきはダイハツの山中美和子だろう。素質があるランナーだが、筑波大時代は眠り続けていた。ダイハツに入社して1年目の今年から、にわかに目覚めたというべきか。年末の神戸ハーフを制したのをきっかけにして、全国女子駅伝では1区で渋井陽子を破り、横浜国際でも1区で区間賞をさらった。さらに駅伝ではないが、3月の福岡クロカンでは福士加代子を破っている。今シーズンのロード3強をあげれば、渋井陽子、福士加代子、山中美和子ということになる。
 男子ではやはりコニカを連覇にみちびいいた松宮隆行(2区)、松宮祐行(6区)、そして坪田智夫(5区)の3人の走りが鮮烈だった。
 学生ではまず駒澤の松下龍治をあげておく。全日本の2区では区間新の快走で優勝への流れをつくり、箱根の4区でも4位から一気に奪首して、それまで低迷していた駒澤にを勢いづける走りをみせた。
 早稲田の原田正彦も全日本4区、箱根2区で区間賞を獲得している。原田の粘りのある走りが早稲田躍進の原動力になった。
 もうひとりあげれば順天堂の野口英盛だろう。全日本の7区では区間新記録、箱根では5区の山登りに起用され、8位に低迷していた順天堂を3位まで押しあげ、総合2位の足がかりをきずいたのである。


駅伝ブームに大きな転機
出場ワク割れという珍現象!

 駅伝ブームをもたらしたのは女子駅伝だったが、ここにきて、その女子駅伝が大きな転機を迎えている。
 全日本実業団駅伝の出場枠は32チームだが、実際に出場したのは29チームになってしまった。関東地区は15の出場ワクがあるにもかかわらず、予選会に出てきたのは13チームだったから、結果を待たずして全チームが出場することになった。中国地区も同様に1チームが足りなくなってしまったというのである。
 関東地区はひところ東日本実業団女子駅伝に21チームぐらいが出場してきたが、参加チームが大幅に減少している。逆に関西地区は強豪チームがひしめいているにもかかわらず4チームしかないという跛行現象が生じて、たとえばダイハツが涙をのんだ。
 企業スポーツの衰退傾向のなかで、今年もたとえば日本生命やラ・ラ・ラのように陸上部を休・廃部する実業団が出てきた。ひところ金融関係や不動産業、流通業などの企業が競うようにして陸上部をもった。駅伝はそういう風潮に支えられてきたが、昨今は再編、統合、撤退が相次いでいる。スポーツ部門から撤退する企業はさらに増えるだろう。当然のことながら、駅伝もまた景気や産業界の盛衰を如実に写す鏡であることをあらためて思い知らされる。


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