2012年11月3日 表紙へ戻る
19.高崎〜倉賀野〜新町〜本庄
関東平野に出てきた。これから街中中心の歩きになり、時代の雰囲気は希薄になってきそう。
まあ、今日は天気もいいし、かなたに見える山々を楽しみに歩こう。
9:40 高崎駅から出発 10:50 倉賀野宿 道祖神(6017歩) 倉賀野宿自体はほとんど遺構らしきものはなく、宿の標柱のみ。その脇に面白い道祖神を見つけた。 関東に入ると道祖神や馬頭観音が少なくなり、庚申塔が多くなるが、道祖神は久しぶり。 |
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10:55 倉賀野宿 土蔵造り なまこ壁がいい。屋根の瓦も漆喰でとめてあって美しい。 中山道の道標も久しぶりに見た。 |
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11:00 倉賀野東の常夜灯(8221歩) 「従是 右江戸道 左日光道」の道標と常夜灯。奧に閻魔堂 ここから、日光例幣使街道が分かれる。 常夜灯は文化10年(1814年)の銘。 |
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11:20 倉賀野町 高崎線陸橋からの浅間山 陸橋上から高崎観音のかなたに浅間山が見えた。 こういう山は近くではかえって見えず遠くからよく見える。 |
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12:15 新町宿 川端家住宅 新町宿とは温井川を隔てたところにある江戸後期の屋敷。公開はしてないが、延々と続く外の漆喰の塀を見るだけでも価値がある。 |
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12:35 新町宿 明治天皇行在所(17609歩) 明治11年明治天皇巡幸の際に泊まられた行在所。 他の宿場の壮麗な本陣などに比べて質素。 |
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13:00 新町宿 常夜灯 新町宿の東の外れにある常夜灯(復元)。本物は高崎市に移設。 |
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13:15 神流川からの榛名山 神流川を渡るといよいよ埼玉県。榛名山も随分遠くに見える。浅間、赤城も一望できる。 |
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13:30 深谷ネギ畑 ここまではブロッコリー畑が多かったが、やっとネギ畑に会えた。 畝間に深い溝を掘ってその土を根元に被せている。ブロッコリーよりは手間がかかりそう。 向こうに見える山は赤城山。 |
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14:55 本庄宿金鑚神社 お神楽(29504歩) 本庄はお祭りであった。この金鑚神社では神楽殿でお神楽を奉納していた。これまでの神社でも神楽殿はよく見たが実際に神楽をやっているのを見たのは初めて。 |
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15:00 金鑚神社 御神輿 御神輿が神社に戻ってきた。いわゆるわっしょい御輿とは違う神官による御神輿の行列。 |
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15:10 本庄宿 土蔵造り 黒漆喰の土蔵造りの旧家。 |
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15:20 赤煉瓦倉庫 明治27年に本庄商業銀行が抵当の繭や絹糸の保管用に建てた倉庫。本庄は絹の集散地で栄えたところ。 最近は洋菓子店になっていたが昨年保存のため本庄市が購入。 窓や入り口の洒落たテントは洋菓子店の名残。 |
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15:20 本庄まつり これぞ祭り屋台のオンパレード。中山道沿いに500m続く。 金鑚神社の厳かな神事との落差が大きい。 |
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15:40 本庄まつり 山車巡行 これが、本庄まつりのメインイベント。明治の頃からの祭りのようだが、絹で栄えた往時を彷彿とさせる。 10台の山車がそろうこの規模は北関東随一とのこと。 この山車が通る駅前の500mの通りは電線もない。 |
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15:50 本庄まつり 山車巡行(32529歩) 山車は三段に伸びる構造で上には武者像などが乗り中段や下段は刺繍に彩られた緞帳で飾られ、そこにお囃子が乗っている。 |
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以上、20.2km。
浅間や榛名山が遠くになって、ひたすら歩いて辿り着いた本庄ではサプライズ。伊勢佐木、太田も近いせいか国際的なお祭りでした。
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