2012年11月5日 表紙へ戻る
21.(久下)〜鴻巣〜桶川〜上尾
昨日は富士山を見て気分が良い。この辺りからは車に気をつけてひたすら歩くのみ。
7:10 久下 荒川土手からの筑波山遠望 今日は曇って富士山は見えず、代わりに筑波山が見えた。 |
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8:35 箕田の板碑(8283歩) 何の説明もないが、路傍にあった板仏。この形式は中世の関東によく見られるらしい。 この道路の向かい側には正徳2年(1712年)の銘のある庚申様があった。 何の根拠もないが、ここには一里塚があったような気がする。 |
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8:45 北鴻巣の庚申塔 庚申塔と書いてあるがお堂の中はお地蔵様。 庚申塔の銘は享和3年(1803年)と読める。 |
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9:00 氷川八幡(10280歩) 嵯峨源氏の流れを汲む箕田源氏の居館があった辺りと伝わる。 この神社には箕田碑と呼ばれる安永7年(1778年)に造られた箕田源氏を伝えた石碑文がある。 |
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9:45 鴻神社(15178歩) 鴻巣の地名の元となった鴻神社。国府から来たとも言われる。 |
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10:00 鴻巣宿 鴻巣の中心にある土蔵造りの旧家。 |
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10:55 北本 浅間神社 庚申様(20513歩) 猿田彦が祀られている。天孫降臨の際、道案内をしたとの故事により旅の安全の神として崇敬されている。 |
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10:55 北本 浅間神社 この辺りは、元荒川と荒川に挟まれた微高地。中山道はこの丘陵地を辿っている。元荒川はその名の通り昔の荒川で久下の辺りで現在の荒川に繋がっていた。前出のカスリーン台風の洪水はまさに昔に返って元荒川沿いに氾濫が拡がっていった。 |
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12:35 桶川宿 大谷石の土蔵造り 大谷石で造られた土蔵造りの旧家。 |
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12:45 桶川宿 本陣 奧に上段の間、次の間、湯殿が残っている。埼玉県では唯一残っている本陣遺構。 |
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12:50 桶川宿 小林家 旧旅籠。現在は喫茶店と材木屋。山の中と違って一階の屋根がきちんと拵えてある。 |
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12:55 桶川宿 武村旅館(28388歩) こちらは現役の旅館。格子がしゃれている。 |
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13:05 桶川宿 庚申供養塔 南の木戸近くにある庚申供養塔。明和6年(1769年)の銘。 |
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13:40 上尾宿 庚申様 ボリューム感たっぷりの庚申様。延享2年(1745年)の銘。 顔が削られたり、火の跡があったり、よくぞ耐えてきたとの感強し。 |
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13:50 上尾駅前(33888歩) 30階はあろうかという高層マンション。首都圏に入ってきた。 この高層マンションと先ほどの庚申様、共存して欲しいものです。 |
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以上、22.3km。
いよいよ、首都圏に入ってきた。それでもところどころ中山道の歴史が残っている。
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