10月24日(日)
最近トレーニング方法を変えた。
「Tarzan」という雑誌に載っていた心拍数トレーニングを行っている。
15分かけて心拍数を150まで上げて、そのまま心拍数をキープして運動(私の場合25分)、その後また15分かけて心拍数を平常時まで戻すというもの。
これがきつい。
何がきついって150前後で運動し続けることがきつい。心拍数が上がりすぎても下がってしまってもいけないのだが、つい熱くなってしまい、エアロバイクを漕ぐペースを上げてしまうのだ。特に近くに女の子がいる場合は熱くなるのを押さえるのに苦労する。
「すごーい。あの脚の力強い動き。もうどうにでもしてー。」と女の子が思うわけもなく、「何あの人、馬鹿みた―い。あんなに必死で漕いじゃって。かっこわるーい」ぐらいのもんだと思うのだが、もっと限界まで力を出したいという欲求が押さえられなくなってくるのだ。結局汗をだらだら流し、ハアハア言いながら脚を回転させているむさくるしい男になってしまう。
もちろん心拍数は150を軽く超えている。155をオーバーして運動していると、ピーピーと機械が警告音を鳴らすという余計な機能がついているため、耳たぶからセンサーを外すことになる。
そうして25分運動した後、今度は15分かけてペダルを漕ぐスピードを落としながら、心拍数を下げていくわけだが、これがまたきつい。
かなりのペースで20分以上漕いだため、もうふらふらになっているのに後15分も運動を続けなくてはならないのだ。頭をがっくりとうなだれ、ぜいぜいいいながらペダルを漕ぐむさくるしい男。
「何あの人、馬鹿みたーい。さっきまでと全然ちがうじゃなーい。そんなにきついなら漕ぐの止めればいいのに。」そんな声が聞こえてきそうだ。自分でもそう思う。
しかし止めるわけにはいかない。俺には脈拍を下げる使命がある。
流れる汗に眼がかすみながらこう思った。
ひょっとしてこのトレーニングは向いていないかも。
それを裏付けるかのように、俺のまわりには誰もいなくなったのだった。
10月25日(月)
窓からは冷気が漂ってくる。
ユニクロのフリースを着込んで机に向かっている。
ユニクロと言えば大分株が上がっているようで、買っとけば良かったなあと思う。
自社株さえ買っていないのに思うだけ思う。
最初から買っときゃあ今頃結構な額になっていたのに。
まあ株は祖父の遺言で禁じられているから仕方が無い。
NTTにはかなりやられたし。
しかし子会社の時価総額が親会社を抜くと言うのはやはり日本だけなんでしょうな。
アメリカじゃ子会社は上場しないと聞くし。
ドコモがNTTを抜き、セブン‐イレブン・ジャパンがイトーヨーカ堂を抜く。
ああ不思議也、日本市場。
ほかの市場を知るわけではないが。
しかし郷ひろみは最近バラエティに片っ端から出ているなあ。
何かこう、吹っ切れたんだろうね。
人生の中で、今が吹っ切るタイミングなんだろうな。
さるさる
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