100エントランス
(**更新情報**)

00よにん
01詩1(80年以前)
02詩2(80年以降)
03雑誌1(6.70年代)
04雑誌2(70年代)
05雑誌3(80年以降)
06雑誌登場編
07『芸術一番館』
08『東京25時』
09『小説マガジン』
10冷し中華関係
11全日本冷し中華祭り
12『ニャロメ紳士録』
13漫画
14書籍1(90年以前)
15書籍2(90年以降)
16書籍登場編
17ジャズ
18『SAKATABOOK』
19昭和なつかし関係
20『δ』
21『gui』
22『vou』と北園克衛と
23別名編
24レコード
25映画
26イベント1(主に詩)
27イベント2(主に音楽)
28ジャックの豆の木
29ソークメナーズ
30日本満足問題研究会
41
42グラフィック
43写真秘宝室
....
95リンク室
96奥成達小辞典
97略歴
98略歴副読本
99閲覧方法

........................
注意
ここにあるのは、
奥成達氏の著書及
び寄稿した雑誌、
関連書籍などのご
く一部です。
詳しくは資料室エ
ントランスをご覧
ください。
........................

まことに勝手なが
ら、皆様の敬称を
略させていただい
ております。
誤字脱字など発見
の折にはご一報を。
........................
資料室へメール
........................



■□ 01_ 詩1(80年以前) □■

よにん  創刊号



1954.12.25 
編集:奥成英輔
発行:同人会「よにん」
同人:奥成英輔/奥成達夫/奥成努/奥成しげる/

P17 「よにん」について
ぼくらは、もっとわかりやすく云えば、ぼくと、努と、達夫と、しげるとの「よにん」の兄弟たちは、はずかしさに、みんな顔を少しずつ赤くしながら、思い思いのうたや詩や散文を綴っていました。/そしてこんど、ぼくの友人、と云うより、先輩と云った方がいいかもしれない松原元信さんの持った誌「VIF」の創刊に教えられて、ぼくらの中では一番皮膚のあつい達夫により、十二月の休み中、即ち今年のうちに同人誌「よにん」発刊の案がなされ、これに他の三人も賛成したのです。「よにん」という名は、きわめて平凡で4人の同人数そのままで表わした、ぼくらみんなの案になるものです。/次の頁から続くように、いたって幼い、そして時には生意気な、文や詩が、ことばが出て来ますけれど、読者はそれを笑いながら、そしてぼくら四人の兄弟の姿を思いやりつつ読んでくださると、ぼくらは、とてもうれしいし、それはまた、ねがいでもあるのです。一九五四年十二月二十四日(英輔記)

P4 冬の詩たち(1)(2) 奥成達夫
P12 クレヨンと池と少年と 奥成達夫

P2 達夫の由来
それは、つまりぼくの本名が達(ルビ:サトル)なのに、大ていの人はタツと読むのです。この達を使って兄が読者の一人の童話の主人公を達夫としたのです。一人の読者はもちろんぼくです。そして達より皆の読める達夫をペンネームとしたのです。(TATSU)
...この号は、あと二月ばかりで小学校を押し出されるはずの達を中心に編んだ。彼のものには、松原元信さんの影響というよりもモホウがあちこちにあるが、松原さんをとおして知った詩の世界へのオドロキを読んで頂ければ幸いである。(EIS)

資料室注: おわかりのように奥成達夫奥成達の初ペンネームである。その後の別名遍歴は、実はここに始まったのでだった。
資料室注: この「よにん」シリーズはあまりにも感動的なので頁を別にして全文ご紹介しようと準備中、お楽しみに。

よにん  第二号



1955.3.25 
編集:奥成英輔
発行:同人会「よにん」
同人:奥成英輔/奥成達夫/奥成努/奥成しげる/
表紙:渡辺俊雄

P8 詩二篇 さとる
P17 あとがき
それは、つまりぼくの本名が達(ルビ:サトル)なのに、大ていの人はタツと読むのです。この達を使って兄が読者の一人の童話の主人公を達夫としたのです。一人の読者はもちろんぼくです。そして達より皆の読める達夫をペンネームとしたのです。(TATSU)
...ぼくらは、初めて美しい表紙を持つことができた。この楽しい表紙は、ぼくら四人の母校の、特に今は達の図画を教えられている、渡辺俊雄先生の筆になる。達の卒業最大のおくりものとなった。...(EIS)

資料室注:すでに自分だけ横書きしているさとるがいる...。

湖底のなにか



1955.8.15 
著 者奥成達
刊行者:奥成英輔
発行所:同人会「よにん」
限定30部

資料室注: 奥成達の処女詩集。このとき13歳で、既に『VOU』を知り北園克衛のファンになっていたらしい。表紙のデザインは、北園克衛詩集『黒い火』の函装幀そのまま丸うつし、である。

よにん  第三号



1955.9.01 
編集:奥成英輔
発行:同人会「よにん」
同人:中村メイコ/奥成英輔/奥成達/奥成繁/奥成努

P8 水泳 さとる

資料室注:写真は「水泳」の頁。さとる、という奥成達の幼名がカワイゲ。

よにん  第四号



1955.12.27 
編集:奥成英輔
発行:同人会「よにん」

松原元信/つとむ/さとる/しげる/ボルヒェルト

P4 短詩4篇 さとる

あとがき
...サンタのアイスクリームを頭からかじりながら、その冷い歯ざわりに妙なヒメイをあげて騒いでいるうちに......もう12月はパッタリ、たおれてしまいました。(さとる

資料室注:この号もさとるはひとり、気取ったレイアウトをキメているのでその頁を載せてみました。
ひですけ氏のあとがきによると、兄弟喧嘩の最後の武器は「もうヨニンなんて止めるぞ!」だったそうである。

まど



1956.03 
発行所:品川区立浜川中学校文芸部・国語部

奈良昭男/石原幸子/戸辺喜美子/大阿久篤子/奥成達/渡辺正子/高橋侑三/高橋カツ子/小出恭子/中村洋子/熊谷たえ子/荒田光枝/青木公子/菊間幹美/鈴木征子/鈴木啓之/小出恭子

P11 大群 他七篇 三年 奥成達

資料室注: ほかのミンナはだいたい一作品づつ大切に書いてるってのに、奥成達は七篇も載せている。
この資料室をご覧になった同窓のかたからお問い合わせいただきました。ありがとうございました。

月刊 時間 創刊100号記念特集



1958.08.01 
主 宰:北川冬彦
発行所:時間社

表紙カット:田畔照久
p62...準同人作品 春 奥成達
p70...「時間」六月号作品合評記録ー第九十二回東京研究会ー
...奥成達「道」
盛合:藤富さんの亜流だね。藤富:この人のは非常に好きなんで、前からこの研究会にくる度に言っているんですが、だんだん頭に来ちゃったですね(笑声)。盛合:この人は若いから、何でも実験するんだね。「とてもだった」「けれど」。やっぱりも少し安定してくれるといいね。木暮:才気はあるが。藤富:こういうような語型を使わなければならなくなりつつあることは、彼の詩を読んでいるとわかるが、それにしては短いから粗末だね。


資料室注:この本は「リブリアルテ」の金澤さんから御寄贈いただきました、ありがとうございます。「おぼえていないときもある」の北園克衛装幀のハヤカワ・ミステリ文庫のコーナーは画像豊富で金澤さんの文章引用もあり。

資料室注:当資料室とは直接関係ないんですけど。
「時間」100号を祝い、北園克衛を始め全25名が寄稿。そのなかの高橋新吉。「零が二ツもつくということは、数学的にいつて、何を意味するものかは知らぬが、詩の月刊雑誌としては、稀有の事柄だと思う。尤も稀有という言葉は、亀井氏が角川文庫の高橋新吉詩集に使用して以来、猫も杓子も使うようになったが...岸兄弟内閣よりも強力であり、その存続が望まれるのである。」

月刊 現代詩入門



1957.01.01 
編 集:北川冬彦
発行所:時間社

p58...短詩(投稿)
晴天(賞) 奥成達 東京
「風船の上に蠅がいる/と/子供がいった」
:「この詩は理屈ではなく、感覚で支えられている。四つの名詞が全くうまく配置されていて健康な詩的感覚が充満している。君が中学生だというのには正直にびつくりした。」

駒太夫 第2号



1958.11.23 
編集奥成達
藤富保男/井手正隆/高槻徹次/奥成達
薔薇す 奥成達

資料室注: ついこの間投稿してびっくりされた(上記『現代詩入門』参照)と思ったら、もう自分で大先輩たちに声かけて編集・ガリ版切りを始めている。しかも藤富保男先生を父兄ガワリに風月堂に出入りを始めて..。電脳・風月堂はこちらです。

月刊詩誌 時間 六月号



1959.06.01 
主 宰:北川冬彦
発行所:時間社

p25...準同人作品
サボテン男 他一篇 奥成達
「サボテンの針を一本づつ丁寧に抜いている老婆があった。/何をしているの?ときいたら/針を抜いているのです。と、別にどうということのない、あたり前の返事を聞いてガッカリしたら、顔に髭がふえた。/それを一本づつ抜いている私の顔はサボテンに似ているとさ。」

資料室注: これが後に詩集『サボテン男』となる。

MARAKAS 創刊号



1959.06.30 
同人:藤富保男、奥成達

詩 ドア 他2片
「詩と野球のメモ」より
...詩の場合においても僕は絶えず冒険をやって、どしどし何回でも失敗をしようと思っている。...一世紀後に、ようやく僕の体の1/100位解りかけた、というようなスケールのでつかい詩をいつか書いてみたいと思っている。...

資料室注: 今年(2001年)はこのときから42年め、「42/100位解りかけた」あたりに奥成達は居るのか。これもガリ版刷り。

EN 29



1959.11.29 
編集:伊林俊延
発行:城 和彦
発行所:MGクラブ
表紙写真:清水俊彦

北園克衛/伊林俊延/団詳文/城和彦/井上充子/遠藤隆子/藤富保男/浅野孝/E.E.カミングス/鳥居昌三/b.s

p7 おはな し 3つ 奥成達
私は銭湯へ何しにいくか
ビスケットを食べすぎて体がビスケットのようになった男が風呂に入ったらそのあとがぜったいみものだと思って私は毎日のように銭湯へ期待をもって出かける。
他、「待つている女」「ベンチ」

資料室注:目次のところで名前が「奥 成達」となってるんです。お、また別名か!と一瞬思いましたがただのミスみたい。

尖塔



同人:藤富保男/宮岸昭良/柴田基典/吉松散平

左)1961.02 39号
制作・編集・発行:クラブ尖塔

p12...招待席への参加
煙草をすいすぎた 奥成達

右)1974.05 50号
制作:FM編集工房
編集・発行:クラブ尖塔

p12...客員としての参加
鬼の匂う季節 奥成達

新人類学 




発 行:新人類学社/奥成英輔
写真左から4号、8号、5号

資料室注: 「新人類学パーティ」という、たぶん日本で初めての詩+ジャズ+ツイスト・ダンスのパーティを奥成達がオーガナイズしたのは1961年、高校生のときである。平岡正明氏が『ジャズランド』に「戦後日本ジャズ史(17)最終回」に、「これは1960年代当初の鹿鳴館ではないか」と書いている。

4号
1964.2.15 
白石かずこ/福沢道生/奥成達/肥田準/川辺元/長谷邦夫/草場博幸/村上史子
p1 ポンコツ長屋は花咲かり 奥成達

8号
1965.9.1 
福沢道生/奥成達/川辺元
p1 古都にて 僕の愛と時間 奥成達
僕は二十三才をむかえた。けれど僕自身何の変化も感じていない。鳥羽僧正の画の中で竹を肩にかついだ眼鏡のかえるのようなものである。あるものは生物的秩序の中で呼吸しているビートルズであり、終点をいそぐ十一時五十分発の終電車のごとき時間感覚である。.....(ここでは未完)
資料室注:後にTBデザイン研究所より単行本『古都』として出版。

5号
1964.3.15 
白石かずこ/肥田準/OKUNARI/福沢道生/奥成達/川辺元
p20 クレイズイ作戦 奥成達
...僕は「未来」というのは「来週の日曜日にユキエさんに会おう」、というくらいの意志をもたせるものとしか思っていない。...僕のように存在自体が稀薄で曖昧な若者は、簡潔、明快、適確といわれるものほど不愉快な詩はない、と考えている。というのが僕の最近の持論であるが。一度そう考えこむとデコレエションすることにのみ人間は生きているのだ、という風になんとなく社会が断定的にみえてくるから可笑しなものである。...ポエムは自分の独裁的な意識だけで詩を書けば結構なので、誰にでも書けて、誰にでも読める百万人の詩です。ただ、社会に何等かをコミュニケイトしようという美しい精神の人々には、ステテコのパパとかのように似つかわしくないのであります。

あしあと



1966.03.10
発行:エスエス製薬ワンダーフォーゲル部編
茂手木良夫/奥成達/石井和代/N子/雫芳樹

p4 谷川山行 奥成達(宣伝課)

資料室注:エスエス製薬に在職していたわずかな期間にもこんなものを作ってしまうのであった。奥成達退職後、この冊子は続いたのだろうか。

天文台 創刊号



1974.06.20 
編集委員:天野茂典/井田真木子/上野芳久/加藤一夫/小林雅俊/前山博志/山口由美子/山田雄司
発行:天文台発行所

吉原幸子/井上輝夫/吉増剛造/八木忠栄/中上哲夫/上野芳久/小林雅俊/山田雄司/三好豊一郎/村田正夫/翠川敬基/巻島一郎/経田祐介/白石かずこ/諏訪優/北条裕子/山口由美子/井田真木子/加藤一夫/前山博志/窪田英治/奥成達/佐藤文夫/天野茂典/清水俊彦

p39 無責任な詩のメモ 奥成達

資料室注:天文台主催の多くのイベントにも奥成達は多数参加。その一部はこちらから。
資料室注:当時高校生で編集委員として名を残された井田真木子さんについてはこちらをどうぞ
サボテン男



1974.08.01 
著者奥成達
デザイン:山口謙二郎
写真:山村雅昭
イラスト:及川正通
発行:思潮社

本文の拡大がこちらから見れます。

もくじより
犬/木星人/サボテン男/銭湯/ベンチ/猟/月の人/女房/近眼/角/ファニイ・フェイス/星し干し/キック&ラッシュ/ドア/日記/海/虹虫/農夫/手品/屋台/流星/煙草をすいすぎた/霧/愛国の詩/農学

松岡正剛「千夜千册」の書評より
「...すぐに引用したくなる惹句というものがある。そういう詩集もある。『サボテン男』にはそんなフレーズが零れそうにぶらさがっていた。...」

資料室注:松岡氏は著書『ルナティックスー月を遊学する』のなかでも『サボテン男』をルナティックな詩集、と書いている。詳しくはこちらをどうぞ。
資料室注:北園克衛氏がこの詩集へ返信した葉書をどうぞ。

詩と思想 no.1 vol.4
特集・詩とSEX



1975.01.10 
編集発行人:出海渓也
発行:日本電通社
表紙:桂川寛
本文イラスト:晴山英/長尾祥子/星野勝成/鏑木昌弥/楠原清子/中村好絵、ほか

松本利昭/新藤涼子/出海渓也/白石かずこ/かわなかのぶひろ/藤富保男/道下匡子/デニーズ・レバトフ/片桐ユズル/ルロイ・ジョーンズ/金関寿夫/エリカ・ジョング/鶴岡善久/堀内幸江/諏訪優/黒岩隆/渥美育子/竹川弘太郎/井田真木子/齋藤庸一/渡辺みえこ/有馬敲/三好豊一郎/佐藤文夫/秋山基夫/郷原宏/吉原幸子/谷川俊太郎/松井三知子/上野芳久/加藤一夫/岡崎澄衛/萩原朔美/会田千衣子/中上哲夫/種村季弘/平井照敏/望月昶孝/伊豆太朗/新川和江

p8 東千之介は詩人になれないのだ 奥成達

天文台 冬・号



1975.02.25 
編集委員:天野茂典/井田真木子/上野芳久/加藤一夫/小林雅俊/佐藤真知子/前山博志/山口由美子/山田雄司
発行:天文台発行所
カット:加藤一夫

白石かずこ/滝本明/奥成達/吉原幸子/山田雄司/北条裕子/上野芳久/新藤涼子/中上哲夫/井上輝夫/はせがわひろし/天野茂典/井田真木子/八代孝治/八木忠栄/佐藤真知子/佐藤文夫/前山博志/加藤一夫/諏訪優/高木秋尾/山佐木進/三田洋/経田祐介/秋山基夫/冨樫昌子/山本博道/図齋菊司/政岡勢津子/三井峰雄/小林雅俊

p8 一・二・三・四が呼んでいる 奥成達

資料室注:後に『詩集1234が呼んでいる』として出版。

天文台 4



1975.08.01 
編集:諏訪優
発行:天文台発行所

白石かずこ/新藤涼子/原田勇男/山田雄司/会田千衣子/秋亜綺羅/井上輝夫/中上哲夫/仲山清/上野芳久/加藤一夫/井田真木子/小林雅俊/奥成達/吉原幸子/高橋秀一郎/経田祐介/冨樫昌子/諏訪優/天野茂典/はせがわひろし/たかはしてつお/原成吉/高木秋尾

p32 パロディ版 新・現代詩辞典 奥成達

詩集1234が呼んでいる



1976 
著者奥成達
発行:TBデザイン研究所

資料室注:1、2、3...と、50まで記されたカード(葉書定型サイズ)にそれぞれ三〜十五行くらいの言葉が並ぶ。そして51からは「...詩は物真似で作るべきである。物真似は、詩人の個性への侵害であり、これによって、自分がユニークで独自だと思いこんでいる詩人を、つまらぬ癖ぐらいにしか評価できなくなるからだ。...「詩」は無責任であることだ。「詩」の本質は、無責任さの賛美である。」というような言葉が続く。
資料室注:この全てのカードをまとめているのは箱状の装幀だが、その箱のベロの部分などにも開封する順番に、1、2、3...と、数字が。詩:奥成達、デザイン:山口謙二郎による詩集は、端正な遊びが充ちていて気持ちがいい。
銀曜日 no.3



1977.8.31 
編集所:秋山清太郎
発行所:銀曜日

丸山由木子/江良亜来子/八木真知子/山岡弘/和泉昇/茂木さと子/関口フサ/下村光枝/殿岡秀秋/丸山由木子/秋山清太郎/北内進/児島みどり/川北隆子/立川小町/萌沢呂美/辛止散人

p4 特集 奥成達について

資料室注:この号は奥成達特集で、前年発行の詩集『1234が呼んでいる』を中心にして読んでいる。いずれ全文別掲させていただきますのでお待ちを。
バナナフィッシュ Special Suwa Yu Issue



1979.6.10 
相馬きぬ子個人誌
編集:諏訪優
製作:書肆氷花

吉原幸子/仲野享子/相場きぬ子/白石かずこ/阿部岩夫/天野茂典/印堂哲郎/鍵谷幸信/小長谷清実/桜井滋人/郷原宏/佐藤文夫/John Solt/辻征夫/中上哲夫/長谷川龍生/萩原朔美/原田勇男/Barry Gifford/藤富保男/三上寛/宮園真木/八木忠栄/吉増剛造/諏訪優/山本純代/青木弘子/窪田房江

p11 芸者ワルツ 奥成達
銀曜日 no.8



1979.7.15 
編集所:秋山清太郎
発行所:銀曜日

柴田基典/下村光枝/宮島智子/殿岡秀秋/茂木さと子/川北隆子/立川小町/関口フサ/木津豊太郎/和泉昇/丸山由木子/御沓幸正/藤富保男/駒村和子

p14 柴田さんの詩のこと 奥成達
...一寸蛇足になるけれど、昨年の夏に銀座のカルネドールでお元気だった頃の北園克衛先生に「きみの詩は、藤富くんよりも柴田くんに似ているな」と言われてビックリしたことがあった。どういう意味でそう言われたのかは生憎と聞き漏らしてしまったのだけれど僕の北園先生の数少ない思い出としてここにつけ加えさせて下さい。

資料室注:この前年78年に北園克衛氏は亡くなっている。最期となった『VOU』についてはこちらを。
O numero 4



1979.09 
編集:辻節子
発行:O

晢四郎/森元秀一/田部井猛/辻節子/奥成達/若林光江/出村紳一郎/依田仁美


p9 白い朝 奥成達