100エントランス
(**更新情報**)

> 00よにん
01詩1(80年以前)
02詩2(80年以降)
03雑誌1(6.70年代)
04雑誌2(70年代)
05雑誌3(80年以降)
06雑誌登場編
07『芸術一番館』
08『東京25時』
09『小説マガジン』
10冷し中華関係
11全日本冷し中華祭り
12『ニャロメ紳士録』
13漫画
14書籍1(90年以前)
15書籍2(90年以降)
16書籍登場編
17ジャズ
18『SAKATABOOK』
19昭和なつかし関係
20『δ』
21『gui』
22『vou』と北園克衛と
23別名編
24レコード
25映画
26イベント1(主に詩)
27イベント2(主に音楽)
28ジャックの豆の木
29ソークメナーズ
30日本満足問題研究会
41
42グラフィック
43写真秘宝室
....
95リンク室
96奥成達小辞典
97略歴
98略歴副読本
99閲覧方法

........................
注意
ここにあるのは、
奥成達氏の著書及
び寄稿した雑誌、
関連書籍などのご
く一部です。
詳しくは資料室エ
ントランスをご覧
ください。
........................

まことに勝手なが
ら、皆様の敬称を
略させていただい
ております。
誤字脱字など発見
の折にはご一報を。
........................
資料室へメール
........................



■□ 02_ 詩2(80年以降) □■

blue jacket 17



1980.3.30 
編集・発行人:経田佑介
発行所:blue jacket press

国弘浩介/館路子/経田佑介/中上哲夫

p12  八月の風 奥成達

p27  編集後記
...「gui」の奥成達から風を九つ。さわやか。彼「コスモ・ダダイズム讃」を読書新聞に(三・一七)。

STONE LION No.6



1980.fall 
Editors:Nancy Andrew/Robert Entenmann/Harry Kaplan
Typing:Dorothy Yep
Cover:Harry Kaplan and Steve van Zoreren
Calligraphy:Chang P'ei-shan

John Solt/Ellen Widmer/Susan Napier/Harry Kaplan/Shauna Miller/Earl Jackson,Jr./Dokuman Productions Mark Brown/Robert Entenmann/Daniel Metraux/Meng Hao-jan/Phyllins Birnbaum?Nancy Andrew

p54  JUPITARIANS OKUNARI TATSU
translated by Shiraishi Kazuko and John Solt

資料室注:「木星人」というこの詩が絶品の漫画になっている。

鰐組 第11号



1980.12.1 
編集:仲山清
発行・印刷:ワニ・プロダクション

奥成達/仲山清/袴田文生/八木忠栄

p1  壜 奥成達

詩とジャズ 3rd. performance Isness



1981.11.15 
表紙:越水暉雄
後記:佐藤文夫
編集・構成:諏訪優

禿慶子/佐藤文夫/白石かずこ/諏訪優/手塚久子/中上哲夫/望月典子/八木忠栄/山田今次/吉原幸子/正津勉/水上勉/尾山修/越水暉雄

p4 突然の穴の犬 奥成達

資料室注:11/15 13:00〜16:00、横浜・産業貿易センターにて開かれた「詩とジャズ」のための冊子。演奏は、尾山修(reeds)/渋谷毅(piano)/川端民生(bass)/豊住芳三郎(drums and percution)

傾向報知 第10号



1982.9.28 
支配人:永井孝史
発行所:傾向報知倶楽部
A.D:神保力+studio上海

村島正浩/奥成達/永井孝史/榊原淳子/相場きぬ子/根石吉久/石毛拓郎

P4 永遠の憂鬱 奥成達

資料室注:後に小野悠子の墨象とともに詩画集『永遠の憂鬱』となる。

傾向報知 第19号



1983.7.1 
支配人:永井孝史
発行所:傾向報知倶楽部
A.D:神保力+studio上海

辻征夫/伊藤章雄/川岸則夫/永井孝史/榊原淳子/奥成達

P18 直観的な鳥類 奥成達

詩学 9



1983.8.30 
発行所:詩学社
題・表紙:林立人

宗左近/藤富保男/大崎二郎/絹川早苗/前田邦博/小山正孝/水橋晋/小長谷清実/嵩文彦/安西均/佐藤三夫/今屋黄昏/沢好摩/辻井喬/王石介/入沢康夫/鳥海哲子/成田成寿/以倉紘平/高市順一郎/有働薫/松尾直美

P58 KATTEREN 私信〜奥成達
ある日突然一念発起して、クレジットでトランペットを買った。もう五、六年になるだるか。もちろん自分たちの手でフリー・ジャズをやろうと思ったからだ。で、「ソーク・メナーズ・ファミリー・バンド」という総勢二〇数名にものぼる、大ドシロートたちの集うバンドを結成して、ファースト・コンサートを六本木「ピットイン」で開くまでにいたった。
もっとも、このファミリー・バンドは筒井康隆氏の「ザ・ウチアゲ」にゲスト出演して五〇〇〇人余の聴衆を沸かした後に、発展的解散をしてしまった。この日の日比谷野外音楽堂に僕は出演しなかった。どうも五〇〇〇人という聴衆に怖じ気をふるったこともあったけれど、何かと一族郎党そろってコトを起こすということに、全冷中以来、もう飽きあきしていたからである。それに僕の趣味性としては、少し賑賑しすぎ、派手すぎて、なんだか偉そうではないか、という気もしたのである。
だからこの日を機に、僕はこのバンドを脱退した。そして、いま、テナーサックス、ギター、ベース、ドラム、それに僕のトランペットというクインテットのコンボをつくった。もちろん基本はフリージャズではあるが、「マイルストーン」「バック・シート・ベティ」などの他に「ベサメ・ムーチョ」「ひょっこりひょうたん島」などの曲も入れ、今年はすでに二回のダンス・パーティに出演している。あい変わらず腕の方は上達していないが、十月に吉祥寺のマンダラで浅川マキさんの唄のバックをあいつとめることになった。渋谷毅(p)川端民生(b)という憧れのミュージシャンとの共演なので、もういまから胸がドキドキしている。
四〇の手習いのトランペットではあるけれど、地方のポエトリー・リーディングを開くときは、ぜひ呼んで下さい。どんなにいそがしくても、必ず出かけますから。

資料室注: 全冷中ソークメナーズ藤富保男氏による「奥成君のトラムペット」、それぞれ御参照ください。

THIRD RAIL 6 1984



1984.6 
Publisher & Editor:Uri Hertz
Contributing Editors:Ira Cohen, Steven White
Art Director:Don Farber

P23 Okunari Tatsu " Dog "
My dog and I/Howing/Run along a road/In the daytime
We return in the evening/My dog's shape reduced to nothing/Only his collar/And my face/continue walking
(translated by Shiraishi Kazuko and John Solt)

P96 NOTES ON CONTRIBUTORSより
Okunari Tatsu is a poet and book designer who lives outside Tokyo. His poems are some of the most humorous in postwar Japan.

資料室注:"dog"は、John Solt氏が「Post-Earthquake,Postwar Japanese Poetry」というタイトルで選んだ詩の一篇として紹介。他にRyuichi Tamura、Ishigaki Rin、Takahashi shinkichi、Yoshihira Sachiko、Kitasono Katue、Shimizu Mitshuko、Kimura Kazu。

別冊 鰐組_誌上パーティ'86



1986.10.1 
編集:仲山清
発行・印刷:ワニ・プロダクション
版画:市村次郎

岡崎英生/萩原健次郎/岡田幸文/奥成達/野坂政司/橘善男/愛敬浩一/掘本吟/森真沙子/西岡光秋/経田佑介/仲山清/山本かずこ/中上哲夫/筧槇二/鳴海英吉/川辺元/泉たつ子/富沢智

p22
いま<詩>の世界に一番必要なことは、詩人たちの<詩>離れじゃないだろうか。 奥成達


...いま、詩人の研究が盛んである。しかし、そのほとんどが偉大なる先達詩人たちへの畏敬の念をただひたずらにならべつらねるだけであったり、ひたすら故人への愛のオマージュになったりばかりで、その研究者の脳髄には、もう古き<詩>の毒がまわりきってしまっていることが多いようだ。...北園克衛(瀧口修造でもよいが)の数々の詩法は...どんどんみんなで使い、その運動の中に生きようとすることがむしろ必要なのだと、ぼくは思うのである。津野海太郎の『小さなメディアの必要』(1981/晶文社)には...先達たちの友情の在り方をみつめる津野海太郎の感動ぶりと、そのうえでの彼の意欲が見えてきて、だからこそとても感激させられた。...
詩人は常に社会の一番新しい様々な技術を使って、できるだけ多数に呼びかける必要を感じなくてはならないのではないだろうか。...

資料室注: 北園克衛『VOU』、(津野海太郎『小さなメディアの必要』、ご参考ください。

詩学 7月号



1986.06.20 
発行所:詩学社
表紙・カット:桑山弥三郎/塩寺武郎/桑山一弥

藤井貞和/丸山豊/水野るり子/石毛拓郎/高橋喜久晴/中島可一郎/三村澄子/鈴木東海子/高市順一郎/武田隆子/藤富保男/嵯峨信之/江森國友/八木忠栄/伊藤聚/野沢啓/アンドレ・デユブーシェ/沢好摩/三枝昂之/大谷正雄/小川和佑/安西均/法螺貝徹夜/山口真理子/永瀬清子/杉山平一/郷原宏/松本邦吉/中上哲夫/香山洋子/以倉紘平/一色真理/岡田隆彦/秋元潔/奥成達/王石介/新美螢子/北見俊一/文あや/やまえい/賀陽亜希子/関口まり子/加藤温子/津田桂祐/小沢信男/新井豊美/松下育男/辻征夫/嵯峨信之

p68
人間こそすばらしいし、人間だけがすばらしい 奥成達

資料室注:山田宏一、ジャン・ルノワール、ジョナス・メカス、平野甲賀、高橋悠治各氏にふれながら「ひらかれている」ことについて。
山田宏一(『友よ映画よーわがヌーヴェル・ヴァーグ誌』は残念ながら絶版中)、(飯村昭子『メカスの映画日記』、(平野甲賀(『装幀の本』は残念ながら絶版中)、それぞれご参考まで。水牛通信HPもどうぞ。

詩学 11月号



1987.10.20
発行所:詩学社
題字:桑山弥三郎
表紙・カット:井上リラ

丸山豊/阿部岩夫/有働薫/井上輝夫/遠丸立/齋藤貢/賀陽亜希子/高良留美子/加島祥造/嵯峨信之/篠原憲二/杉山平一/広部英一/高取英/宮内喜美子/齋藤文嗣/川岸則夫/須永紀子/中上哲夫/奥成達/山本哲也/辻征夫/窪田般彌/愛敬浩一/奥野祐子/片山令子/佃学/川崎洋/安西均/沢好摩/三枝昂之/由木しげる/法螺貝徹夜

p92
できれば十代の詩人にぜひ読んでもらいたい必読の詩論集ー北園克衛エッセイズ『2角形の詩論』 奥成達


...銀座の酒場「ももこ」でコピーライターの日暮真三さんと偶然、初めてお会いした。そして、いきなり開口一番「北園克衛のエッセイ集がやっと出ましたね」といわれたのにはまず驚いてしまった。...「しかし、北園克衛の全詩集(沖積舎刊)の装幀はひどいものですね。どうしてあんなことになっちゃうのかな」と、すぐに日暮さんのお話は続き、これまた偶然出会ったデザイナーの青葉益輝さん、『ダ・カーポ』の編集長・吉田仁さん、そして居合わせた女性2名、ママのけいこさんまで、その時の酒場の全員が、そうだそうだと日暮さんの言葉にうなずいてしまうのにはもっと愕然としてしまった。こんな酒場は初めてであり、まるで嘘のような本当の話である。.....いま、アメリカのハーバード大学から、博士論文を書くために、はるばる北園克衛を研究しに来日している一人の若い青年がいる。それにしても日本の青年詩人たちは何をモタモタしているのだろう。

資料室注: 北園克衛文庫『北園克衛全写真集』『北園克衛全詩集』日暮真三『ひまつぶしの決闘』、それぞれご参考ください。
『北園克衛全詩集』刊行を祝う会はこちらをどうぞ。
上記「一人の若い青年」とはこのひとです。

詩学 1月号



1987.12.20
発行所:詩学社
題字:桑山弥三郎
表紙写真:ハービー・山口
カット:河野純三

安西均/天野忠/多田智満子/野村喜和夫/久保寺亨/吉田加南子/木坂涼/岡島弘子/川岸則夫/嵯峨信之/山口孝美/伊藤聚/衣更着信/くぼたのぞみ/杉山平一/高取英/長野隆/宮内喜美子/新井豊美/福間健二/野沢啓/三枝三枝昂之/奥成達/中村文昭

p70
子どもっぽさの復権 奥成達


最近『遊びの図鑑』(福音館書店)という...約1,000種の遊びを集めた本を出版したら、にわかに身辺の雲行きがおかしくなってきた。突然、仏教系の雑誌から<子育て論>の原稿依頼がきたり、育児雑誌や女性誌、NHK・FMから<現代子ども事情>について話をしろと出演依頼がきたり、地元の小学校のPTAで<父親について>講演をしろといってくる有様だ。
...<遊び>のいいところは、ひとえに、その<いい加減さ>につきるとぼくは思っているわけで、そのへんが厳しいルールと、たゆまぬ練習で成果を挙げようとする伝統的な<スポーツ>との大きな差なのだ。もちろん子どもがサッカーやベースボールに熱中するのもいいけれど、むしろ友人とのコミュニケーションをはかったり、人間的なチームワークをわからせるためなのだったら、断然<エスけん>や<水雷艦長>の方がはるかに効果的であるとぼくは思っている。...
...その番組では作家の島田雅彦さんと初めて出会った。...これまでにも痛快な詩的フレーズをいっぱい持ったプロミスイングな作家であるが、その彼の第一エッセイ集『偽作家のリアル・ライフ』(講談社)の<ユートピア>論は感動的な<子ども論>なのでぜひこれを紹介しておきたい。...

資料室注: 『遊び図鑑』をどうぞ。島田雅彦(『偽作家のリアル・ライフ』は残念ながら絶版中。島田雅彦公式HP彼岸百貨店をどうぞ。

帽子の海



1988.01.01 
gui 叢書1 限定300部
発行:詩学社
装幀:田村祐介

もくじより 
透明な傾斜/閉ざされた風/抽象の馬/一円/帽子の海/直感的な鳥類/青の要素/深層の尻/午後の輪郭

資料室注: 詩学社HP

SEA OF HATS
  poem and drawings




1988.04 
発行:Momoko Press
Translations by JOHN SOLT

1955-1974: CACTUS.MAN
DOG/JUPITERIANS/CACTUS.MAN/HUNTING/FUNNY.FACE/JACK.IN.THE.BOX/KICK.AND.RUSH/DIARY
1976:1,2,3,4 IS CALLING
1978:ANCIENT METROPOLI Part3,excerpt
1980:AUGUST BREEZE
SHADOW/STARS/FACES/KEY/THE CROWD/FRAGMENT/BOTTLE/INSULTS/PROMISE
1988:SEA OF HATS
SEA OF HATS/OUTLINE OF AN AFTERNOON

資料室注:このなかの奥成達本人によるdrawingsは、『SHINKEN-INTER』の表紙のために作成したものの一部をモノクロで見せている。
「SEA OF HATS 」という名の米国大学生ロック・バンドがあった。「日本の前衛詩から名前をとった」という。詳しくはこちら

孔雀船



1988.7.20
編集・発行責任者:望月苑巳
編集:孔雀船詩社編集室
印刷:七月堂

吉田加南子/紫圭子/藤田晴央/尾世川正明/金沢星子/望月苑巳/大家正志/岩佐なを/両角道子/小山弓/水野るり子/日砂順二/朝倉四郎/竹内貴久雄/君島美知子

p16 刺繍された指 奥成達

資料室注:最終頁に『深夜酒場でフリーセッション』の書籍広告が。

永遠の憂鬱



1989.7.7 
奥成達
墨象:小野悠子
デザイン:河野純三
発行:ミッドナイトプレス

資料室注:ミッドナイトプレスHP

現代詩手帖  増頁特集:北園克衛ー記号とフォルム

(達度4=古書店で探せるかも)

1990.11.1 
編集・発行人:小田久郎
発行所:株)思潮社
表紙:勝井三雄+掛井浩三
カット:浅川洋子+大栗安希代

佐藤朔/窪田般彌/金関寿夫/児玉実英/安藤元雄/岩成達也/藤富保男/瀬尾育生/樋口覚/川端隆之/白石かずこ/森原智子/諏訪優/ジョン・ソルト/松岡正剛/藤枝晃雄/武井邦彦/山口謙二郎/高橋昭八郎/新倉俊一/鶴岡善久/橋本明夫/鳥居昌三/大岡信/中村稔/辻井喬/高橋睦郎/北川透/飯吉光夫/村上龍/久米博/牟礼慶子/飯田善國/安原顕/山本哲也/清水鱗造

p44 意味のない詩の現在の意味 奥成達

資料室注:北園克衛×奥成達について、詳しくはこちら

small change  HAYAMA HORIUCHI BLUES

(達度1=bookbar4楽天ブックスで買えるよ)

1990.12.25 
発行:ミッドナイト・プレス 
発売:星雲社
表紙写真:山村雅昭 
扉イラスト:ながたはるみ

もくじより
割れた晩夏/九月/夏の階段/立ちつくした季節/秋一つ/つかまえた足音/一般暮秋/冬の手紙/春ばる北/寒唾/正面王者

*スペシャルなおまけ
「奥成達小辞典」岡崎英生)収録の栞付き

夢の空気 dream air

(達度2=版元サイトでどうぞ)

2001.01.01 
発行:highmoonoon..John solt
デザイン:TBデザイン研究所 山口謙二郎
表紙挿画:谷川晃一 
「奥成達の詩の現在」田名部信

もくじより
無帽のショウタイム/真昼の手紙/笑う落日/風流/開け独楽/鴉の口髭/抽出された別れ/端唄/小唄/過去の問題

資料室注:谷川晃一氏についてはギャラリー新居での展覧会ギャラリー池田美術での展覧会など。