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2002年12月15日 ■ぐっと ごぶさた続いております。体調は万全ですありがとう。 先週観たイズーの『涎と永遠についての概論』はほぼ『BLUE』的監獄状態、字幕なしでは理解不能なわたしらがみる映画じゃぁないのだけれど。手作りでモーリス・ルメートルの『映画はもう始ったの?』のシナリオ翻訳資料を用意してくれた日仏学院はぐっとでした。筆ペンとボールペンの使い分けた手書き文字、タイプやワープロ文字、位置がずれたコピー、製本テープ。これだけで貴重な感じが、するでしょう? 2002.12.03 ■ピンヒールの音 はじめてパリに行った若かりしとき、ちょいと目新しいネタを仕入れて仕事のタシにしようと思った。写真を撮って話を聞いて、おきがるおてがるナメた旅。 ある日、小さな小さな教会に立ち寄った。一番前の席に不粋に坐って居眠り。と、後ろからコツコツとピンヒールの音高らかにやってきたキャリアなウーマンが、通路をはさんで隣に坐る。とたんに祈る、祈る祈る祈る祈る。祈り祈ってガツッと立ち、わたしをチラと見、ニコとして、堂々と帰っていく。このひとの日常に、わたしは自分の非日常を重ねようとしているのだなぁと、その野暮にがっくり。この旅はマチガッテいた、きちんと観光旅行しますとマリアに手を合わせ言う。 このときの「感じ」がたまによみがえる。そんなときはちょっとマッタだ。なので、ちょっとマッタします。 2002.12.02 ■仮とじ本って気軽に言うが 第1回『このミス』大賞受賞作、『四日間の奇蹟』(浅倉卓弥/2003.1.8刊行/宝島社)の仮とじ本を10名にプレゼント!の知らせ。「仮とじ本ってどんなものですか」と聞くと「刊行に先立ちプレス用に刷った非売品です」。 まさかただの見本刷りじゃぁないでしょう。「幻影城ノベルズ」みたいな楽しいしかけがきっとある? 2002.12.01 ■パルコさん、荒れてはいけません 渋谷のパルコブックセンターは、雑貨軍団に侵蝕されながら明るくさわやかにリニューアル、のはずだが。クリスマスってこともあるんでしょうけど、倉庫のなかからひっぱり出してきたようなザク雑貨が並んでいたり、平積みされた『カバンのなかの月夜』のパッケージが乱れていたりと、なんだか荒れている印象。 リニューアル告知用の「LIBRO通信」もこれまた荒れていましたね。棚を指差すお姉さん、それに視線を合わせるおじいちゃん、たち読みしているサラリーマンにイギリス国旗柄のビニール袋を持つ男。この四人が反転したりなんだりと、分身の術よろしく何度も登場。どうした?パル子。 |