BOOK BAR 4 > おかえりのすけ宅 > おかえり、あのね。

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2002年04月30日
サッカー麒麟、うすくないか?
大阪のミスター・グリコはサッカーのユニフォームに着替えて大人気だそうだが、キリンラガービールの麒麟もサッカーボールを蹴って炸裂しながら「キリンはサッカー日本代表を応援しています。」と落ち着いたコメントを寄せている。
気のせいか(せいでしょうね)、ブルーのユニフォームに着替えたグリコはインタビューとかめちゃくちゃ上手にこなしそうだし、サッカーボールを蹴るラガーは実は味が薄いんじゃないかと思う。
そんなことはないんだろうが、そんな気がするならそんな気になってしまおう。だから しばらく、サッカーラガーは飲まないからね。
2002.04.29
百年の愚行は毎日始っていて...
Think the Earthが第二弾プロジェクトとして、4/22のアースデーに、世界中の古新聞を台紙にして写真を貼ったものをオリジナルとした「百年の愚行」の複写版と普及版を発行。
オリジナルの展覧会はまだ未定のようですが、開催のおりには、期間中一日一冊限定で、ある国のある日の新聞折本を作り(by bookbar4)、それにその国のその日を撮った写真(by 誰か)を貼ることを続け、次の展覧会場に附録で持ち込むってのはどうでしょう。そう、百年の愚行は、毎日はじまっているのです。
2002.04.28
金魚部マーク
金魚部のロゴマークができました。かわいいよ。でもちょっと、よ〜く見てくださいよー、どこかの誰か(この頁の最上部あたりにいるヒトとか)となんとなーく何かが似ている。
2002.04.26
今年の夏は冷し中華で「おいしゅうごうざいます」
『彷書月刊』5月号で南陀楼綾繁氏が「奥成達資料室」のことを書いてくれました。
幼少の頃からきっとアヤシゲであったであろう綾繁氏が、「オカシゲで見当もつかないヒト(しかも中国人だと思っていた!)であった」と告白して奥成達氏とごたいめ〜ん、の場所に私はたまたま居合わせたがハテ、ほんとにこの二人は初対面かいな??の感、話し、尽きず、呆れてこちらは飲み耽る。
すっかりオトナになったポスト全冷中世代の皆さん、今年の夏は冷し中華を、お上品に食べつくしてみませぬか。奥は深こうございますわよ。あなたは何派?
2002.04.25
簪つけた餓鬼んちょ花
今年になって観葉植物を三鉢買った。最近よく伸びる。「赤い花が咲くよ」とおばちゃんに教えられたヤツが、数日前突然青い花を咲かせた。しかも、想像していた位置(てっぺん)からではなく、言ってみれば、近所の餓鬼んちょが七五三で簪をつけたような感じに。あまりにも意外すぎて俄然人気者となり、つい見入ってしまう。
別にこの植物にしてみれば当り前のことをしているのだし、詳しいひとにはなんてことないわけですが、知らないということはまた格段の喜びを与えてくれるもんですナ。
2002.04.24
ようやく呪縛を逃れたか?電子本さんに・レター
PDAで読書ってのはどうですか。初めて(アリかも)と思ったので告白します。
理由一)本というカタチの呪縛から自ら解放を告げる開発者(ボイジャー・ジャパン)が出てきたこと。
ボイジャー社のエキスパント・ブックやt-timeも当時試したけど(それはどうかな?不要)派だった。CD-ROMやフロッピー本になっても、とにかく皆いったいなんで「本」をめくるカンジやオトや、開いたカンジや縦書き、あるは「本」的リュウツウにこだわるのかちっともわかんなくて、これじゃぁ「本」を追うしかないので興味無かった。「本」のカタチはその特性のもとで長〜い時間をかけてできてきたものでしょう、それをちょいと真似てどーすんのかいな。
このt-time(読書シーンには最高のホスピタリティ)がPDA用にバンドルされたことで、状況は全く変わったと思った。片手で持って気軽に読みたいときに応えるカタチ、ここに前例はない。今、文庫本は?って思ったあなた、わたしたちはまだまだ片手では読みきれていないことをお忘れなく(→参照:五点支え法)。
それから。例えば私のような消費者群はエキスパントブックの段階でこの方向を断ち切っていた、年寄りくさいとか言って。それは正しいでしょう、だけどその部分の面白さを知るひとたちがいたから、PDA他の充実期にこんなものを見せていただけるわけデス。各世代が異世代にこびすにガツガツやることの連続がレキシとなるのだな。
理由二)「マルチメディアらしさ」の呪縛からも解放されてきたこと。
例えば読むときに動画が視野に入ってきたら誰だって邪魔よね。なのに「マルチメディアらしさを充分に活かしたパラパラ動画が楽しめます」なんてことをセールストークに使う企業がまだ実はある。けど、いかにそれがナンセンスかは誰の目にも明らか、で、その淘汰は近い。
以上、二点です。
2002.04.23
あ、いやどうも初めまして「一二三二三...」
世の中には「このひと、詩人だよなぁ...」につきるひとっているけど、ひとはみな詩人、あるいは、死んだら肩書きは詩人にしてね、という、決して口にはできないようなこっぱずかしいことを、実は私は真面目に焦がれて暮している。
詩人・松井茂は、その作品も思いも行動ももっと全然インパクトあるんだけど、たぶん根底にはそういう気分があるんじゃないかと私は勝手に思っている。その理由は新聞折本十九号から詳しく見てね。
松井氏は、4/28(日)14:30〜、阿佐ヶ谷ギャラリー倉庫(杉並区阿佐ヶ谷北2-13-4)にて、『あきと+くヲ及び松井「Live at The Drugstore」-2』、続いて、『中ザワ+松井+三輪「第二回方法芸術祭」-2』を開催。詳しくは松井茂HPからお問い合わせを。なお松井氏を見かけたときはいきなり「一二三二三...」と話しかけるとgood!!言葉って、楽しい。
2002.04.22
えらいひとたちの空転
HPを作って初めてyahooに登録した頃は、それがどう今後影響してくるのかちっともわからずテキトーだった。その後yahooは大企業になって社員さんも皆忙しくなり、「カテゴリーや紹介文を変更したいのですが」という多くのユーザーの声をちっとも聞いてくれなくなった。そんなヤツらに分類されてはたまんないので、以来yahooには極力アクセスしていません。
と、急に、bookbar4へyahoo系からのアクセスが多くなっておかしいなぁと思ったら、「新着情報内の今日のオススメコーナーにて掲載させていただきます」というメールがyahooさんからきてました。とてもありがたいことですが、まぁ勝手にススメとくれと思ってしまう卑屈なわたし。
2002.04.21
タテヨコナナメのタンクです
書肆啓祐堂『黄金の馬車』第4号に連載中の「タンク・ギャラリー3」、アップしたので見てね。あなたのおうちの近くのタンクも、このタテヨコナナメのどこかにあるわけ。素敵なタンクライフとともに、お知らせくださいまし。
2002.04.20
日本農書全集
東京国際ブックフェア、農文協ブースで『日本農書全集』を見る。内容はもちろん感動的だが、思っていたより図版がとっても美しい。詳細は農文協HPからご覧いただくとして、例えば項目のなかには、農間余業、名産、ことわざ、経営、衣食住、などもあって、農事を中心とした江戸期の庶民の暮しぶりが詳しく網羅されている。
それぞれ異なる土地の気候や風習のなかで、土地のひとびとが工夫を重ねてきた結果、江戸期の日本には、循環型と呼ばれるような社会がようやくできてきたのであった。その後わずか150年で、私たちはいったい何をしでかしてしまったのか。

2002.04.19
身体をつかって広告を運ぶよ
京阪電鉄が、毎週月曜日の朝、始発駅、出発前の電車車両内で「週刊ダイヤモンド」の宣伝パンフレット1000部を乗客に配ってるんだそうです、3、4月限定で。社内吊りも駅ポスターも地味になって久しいですが、そんなわけで新しい広告収入法を皆模索しているのですね。
街頭でよくテイシュペーパーやチラシを配ってますが、これ、上手なひとってほんと上手、顔や手首の動かしかたが丸を描いてこちらの歩調に瞬時に合わせてしまう。そこまでやる必要はないんでしょうが、なにしろ身体で広告を運ぶわけだから従業員の方々はタイヘン、でも心身柔らかくなりそうでいい感じ。
2002.04.18
こおろぎ先生の「サバー?」
「平まどかのベルギー製本留学記」(4)は、一年次の模様です。実技と講義それぞれの困難。その反面、授業の復習のためにとったテープを自宅で聞いているのを御主人が耳にして、美術史の先生に「こおろぎ先生」のニックネームをつけるくだりなど実に楽しい。川戸さんにはまたまたお写真をお借りしました、ありがとうございます。
2002.04.17
メトロからユトレヒトへ
メトロノーム・ブックスさんが閉店。残念。でも新しく、もっと夢想を実現させた楽しいUtrecht(ユトレヒト)を構想中とのこと。楽しみに待つ。
2002.04.16
藤井敬子 ジャバラdeルリユール展
藤井さんが造る、銅版画をジャバラ状の本にした展覧会が4月23日(火)−5月5日(日)、京都のギャラリーにしかわにて開催(詳しくはこちら)。紙をつないで畳む「折り本」や、オリジナルな変わり綴じ本などいろいろ。お近くのかたは是非。
藤井さんの魅力はねー、手先は繊細、感覚はクリエイティブ、気持は大胆で行動は早い、ってとこ。それにいつも展覧会には遊びがあるからワクワクなのであります、さて今回は?
2002.04.15
実物をもって反論セヨ
『紙魚の手帳』誌で人気連載中の大貫伸樹氏の「装丁ギャラリー」だが、最新号は趣き変わって「手製本体験記」がスタートしている。世に体験記たくさんあれど、体験記を書くのに、もっと言えば体験そのものになにかモデルがあるようなつまんないものが結構多い。
その点大貫氏の書くものは、いつもそのあたりの根拠がはっきり見えるから、スパッとこちらに伝わってくる。昨年手製本をきちんと習おうと決意したのも「ゲテ本に実物をもって反論する」ですからね。で、自分で「ゲテ本」を造って反論するわけです。
こちらにその連載紹介頁をアップしましたのでどうぞ。「古書バー」を探してクイッと一杯いきましょか、ここはbookバー4だけど。
2002.04.14
any
雑誌印刷用に出稿した画像データをネット向けに転用し、しかも課金システムも提供する大日本印刷のサービス、「エニスタイル」を使って、 「モーターマガジン」誌などが雑誌でボツになったカットも含めて車の写真のダウンロード販売を始めたときは、「もうウチ(例えば出版社)で撮ってある写真やらなんやら情報いっぱいあるんだから、それをウェブにさっさか載せて金でもとったらどうだ!」ってつい言ってしまうカイツマミ・アイテー・オヤジに教えてあげよう、と思って記事を読んだもんだけど、今改めて「エニスタイル」のサイトを見ると、デジタル・コンテンツ・ストアとか言って、カイツマミ・コンテンツ・オババが出てきそうな感じです。
なんでこんなこと言うかっていいますとこのサイト、mac+explorer ユーザーを、会員登録させないからです。こら!なにが「エニ」スタイルじゃ。
2002.04.13
7000册をサクサク取り出します
「人の記憶だけでスムーズに利用できる蔵書は、背中がすっかり見える状態にしておいて、5,000点から8,000点(by 阿刀田高氏。図書館員のころに勉強した知識です、とある)」なんだそうである。
22歳から毎日一冊本を買い続けると42歳の頃には7300册、ときどき抜けたとして7000册としよう。一冊平均2.5センチ幅として並べると約180メートル、家のなかを見回して八段棚と考えて手計算すると、根拠ないけど意外に少ない感じもしてくる。
実際は家も狭く頭も狭い。うまくできてる。

2002.04.12
二度と観ないであろう映画を観る楽しみ
寝よっかなとテレビをつけたらアメリカ青春バンドドラマみたいなものが。トム・ハンクスが出てきたのであれこれ映画?と新聞みたら『すべてをあなたに』、トム・ハンクス初監督・脚本の96年作品。陽気で暢気でからっとあっさり、撮りかたが古臭くってとてもいいです。
もうひとりのビートルズ、スチュを描いた『BACKBEAT』とは全然別の、そして故淀川氏いわく「同じ六十年代を撮ったアンディ・ウォーホルの映画のように陰気じゃない。最後は万歳」具合がグット。
トム・ハンクスさんはきっと若い頃、音楽をやりたかったとかファンだったりしたんでしょう。その気分が伝わるってことが最大の魅力、二度と観ないかもしれないけど今夜観れて楽しかった。そう、二度と観ないであろう作品を今夜堪能できたことがうれしい。
2002.04.11
あ〜らおくさんん、あたくしMRIやりましたの
MRIってやつをやる。初めて。だんどりがちっともわかんなくて、さまざま質問攻めまくりの患者に検査技師さんたちはすっかり呆れ楽しんで和やかな雰囲気であります。
異様な体勢でうつ伏せになって闇、トンネルみたいなところにベットは移動して、耳栓の向こうから機器の音だけ聞こえてくる。火葬場でじいちゃんがすうぅと入っていったときのことが浮かぶ。イメージの問題と思いつつ、暗くてしんとして怖い。万歳した手が冷たくなって痺れる、なんとか剤の注入が始って右腕が脈打つ。あと5分、と言われてだいぶたってから、あと3分って言われる。
引き出された。看護婦さんが「あら手が冷た〜い」ってニギニギ温めてくれて気持良い。怖かったって言った。もう少し途中で検査技師のひとのこえが聞こえればいいのにと言った。左手に握らされた「もう耐えられないときに限り(と言われた時点でああじゃぁ押すなってことね、と思う)押してくださいボタン」とは別に、気休めの会話のためのボタンがあると安心かもねと言ったけど、そんなことしたらかえって間違うんだろう。で、九千円もとられた。高いな。検査のおかげで顔にくっきり寝皺ができていたことを、帰宅してから知る。
なんだって検査は、初回が異常ドキドキだ。もう少しそれぞれの検査のだんどりは、近所のおばさんの話が勝手に耳に入ってくる程度にでも知っておくと気分はずいぶん楽になる。と思って書いてみました。
2002.04.10
「携帯電話が野生動物殺す」
携帯電話の部品となる金属タンタルの原料鉱石コルタンが一時期不足して末端価格が暴騰したために、コンゴ民主共和国の森林に採掘者が殺到したことがあった。そのときに手っ取り早い食糧調達として野生動物が犠牲になったのだという。現在ではコルタンブームは去ったけど同じようなことは繰り返しうる、として、ゴリラ研究を続ける山極寿一京大助教授は表記のように断言した。
風が吹いて桶屋が儲かったり、北京でばたつく蝶が翌月ニューヨークで嵐をひきおこしたりするような、とっても遠くて近い話。「コルトレーンが吹くと冷し中華屋が儲かるそして冷し中華の思想が吹くとコルトレーンがわかる」なんてことを言ってたひともいるけど。
そういえば山極せんせいなら映画『ヒューマンネイチュア』をどう見るか聞いてみたいところです。
2002.04.08
信用第一
近所の信用金庫のロータリークラブ書棚に、植草甚一スクラップ・ブック数冊他発見。この棚は、どうぞ御寄付くださいどうぞ持っていってください棚で、私は、古本屋で買い取ってもらえない本をなんとなく後ろめたい気持で何度も運んでいたので、そのせいかどうかは自分でもわからないのだけど「本当にいただいていいんですか」「ありがとうございます」と目をキラキラさせて銀行のひとにおじぎしてもらってくる。私が置いた本もいつもすぐなくなるから、きっと誰かが一旦は家に持ち帰ってくれているんだろう。いい信金だ。口座、つくろうかな。そうだ、みずほの通帳記帳にいかなくちゃ。
2002.04.07
期待トハ風船ナリ
ドロシー・ブライアント氏の新作、『リテラリー・リンチング』(「弾圧された作家たちの歴史」を描いた本)が、パット・ホルト氏のオンライン・ニュースレター『ホルト・アンセンサード』から、一章づつ無料配布される予定らしい(『hotwired』より)。記事のなかで印象的だったのは、ブライアント氏が、オンラインで無料提供することについて「何を期待してよいのかわからない、だからこそ楽しみたい」と述べ、ホルト氏が、「今、読者がこの本を発見する現場で、読者の存在感を感じとれる。このような、作品の有機的な成立過程に関わる立場ほど刺激的なことはない」と話していたこと。
せいぜい期待できるようなことをやったって、つまんないもんね。実際やるひとたちは、なんでこうなるわけ?という意外の連続を淡々とこなし、それを取り巻くひとたちが連想や解釈とかヒョウカなどしてくくりをつくり、わかりやすいようにそこに期待というものをかかげていくのでしょう。いつも思う、期待って、風船。
2002.04.05
その日、レコスケくんは
新聞折本18号は、レコスケくんの登場!
昨年末のジョージ・ハリソンの訃報をうけて、あぁレコスケくんもさぞかしがっくりきていることでしょうと思った。今やビートルズを知らない世代に「レコスケくんが大好きなジョージが死んだ」というひとつの文脈を与えるほどのその魅力のままに、実に淡々と丁寧なお葉書に、とても感動してしまう。
2002.04.04
夜の閲覧室を公開している図書館
横須賀市は来月十日から、図書館の本をインターネットを通して予約できるサービスを始めるそうだ。そうですね、本屋で、欲しいなぁでも買おうかどうかと立ち読みながら悩むときとか、車内刷りなんかで見て気になった本をその場でメモるかわりにとか、ケータイから図書館に予約を入れられるのはいいかもしれない。
ちなみに、ここの図書館のHPに「だれも知らない図書館の風景」というコーナーがあるんですが、これがね、いいんですよ。「誰も知らない夜の閲覧室の風景です。約10万冊の蔵書が静かにあなたの来館をお待ちしています。。。」とか。遊んでますな。
2002.04.03
”二次元情報をパッケージする本のかたち”
地図なしで移動したあとで、その場所の地図を見るのが好きだ。無駄足がうんと増えるかわりに、期待感を持つ暇がないからなんでもかんでも眼に入ってくるのがいい。
この春号でいったん休刊となる、日本初の地図マガジン『ラパン』は時々立ち読んできたけど、なんというか、「地図」というものの美しさがついに誌面にのりうつらなかったって感じ。
この春号ではミウラ折りの三浦教授が手作りした地図帳「紙ナビ・マップ」ってのがダントツよかった。太陽電池パネルに使われているミウラ折りのことをはじめて何かで知ったときは、すぐに紙を折って感動したもんだが、私、このたびの「紙ナビ・マップ」はちっともわかんなくてすごく残念なんですけど。
「...地図帳に限らず、二次元の情報をパッケージする”新しい本のかたち”の提案である。...」
2002.04.02
そちらの金魚は元気ですか
「ほぼ日」転職初日の安藤哲也氏が、「今日は金魚前でお仕事しました」とメルマガ「ANDO SENSE」に。つられて「きょうも金魚は。」を見に行く。ナマ金魚ふぁんのみなさん、そちらの金魚さんは、お元気ですか。当金魚部にはナマ金魚はいないのであります。
2002.04.01
空中線書局本
空中線書局のコーナーにガレリア・アミカ発行の二冊組本、『ファンム・アンファンの楽園』+『メゾン・ブランシュでの休暇』を追加したので見てね。こちらのコーナーも私の勝手な「come on a booky! 」からどんどん増殖していったわけだけど、空中線好きのかたが検索してたどりついてメールくださる回数が最近とみに増えました。知りたいひとはとにかく探す。欲しいひとはとにかくアプローチしてくる。そしてその関係が、それぞれの身近から遠くに拡がってくっついていく。なんて書いてみると至極あたりまえのことなんだけどね。気持ちよく漂う流れであります。