BOOK BAR 4 > おかえりのすけ宅 > おかえり、あのね。

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2002年7月31日
販売部書籍係です
最近「gui」のバックナンバーがよく出てうれしいが、お買い上げ下さったかたに「なんで買うの?」となかなか聞けないのがもどかしい。なぜ聞けないのか。
1)実は間接的に知っている人の可能性が大きいから。
2)ずうずうしいと思われてキャンセルされたくないから。
どってことない理由でしたね。ありがとうみなさん。
2002.07.29
まいど、コアジ
一山100円と書かれたコアジ、いぇ〜いもってけ二山100イェ〜ン!と言われたのでハイ頂き、50匹くらいすか?
エラハラひたすら取る→1/6:一食分づつ分けて冷凍、1/6:冷蔵庫干物、1/6:空揚げ(うち2/3はお手軽南蛮漬に)、その他適当に刺身、たたき、生なめろう、焼なめろう、塩焼き、など。夜食に茶漬け用ソボロ。
南蛮漬け、焼なめろう、一夜干物ソボロ茶漬がうまくなり、だんだん生食の分量が減っていく。あらオトナだわ、あら年とったわ、コアジの偉さは、変わらないのに。
2002.07.28
どんな
東京・大塚に、「頭で刈る頭」という理髪店があります。
2002.07.27
highでmoonでnoonな粋
ジョン・ソルト氏主宰highmoonoonの部分和訳ページあります。
ここにも登場する邦楽家・西松布咏さん、来月資生堂WORDのイベントで田中優子さんと 三味線で聞くいくつもの人生と題して講演、きっと地唄も聴かせてくれるはず。西松さんは、御自身で唄いながら、あるいは藤富保男さんらの朗読に合わせるなどして「北園克衛を歌う」ことも多々。粋、なんだな、このひとは。
2002.07.26
あっという、間
漠然とたてていた計画が、無惨にも忘れ去られていたとき。
あっというまだったからとなぐさめあうも、別に「あっ」と言う間では決してないので、ここでそうだねと同意していいのかどうか、でもうなずいてしまったほうが都合がいいような気もするし、そうこう不毛な考えめぐらす間にほんとうに「あっ」というくらいの時間は過ぎていて、あぁじょうずな日本語だなぁと関心したころにはすっかりあっという間は過ぎ去った。うそはつきたくなかったので、うそにならないくらいの時間が過ぎてくれてよかったと思った。
2002.07.25
きんぎんすなごにキットカット
きんさんぎんさんはすばらしかった。
生あれば北園克衛も今年百歳だったそうである。死んでしまうと急に人は歳をとるが、だいたいのひとは生きていればまだまだ若い。きんさんぎんさん、あなたがたはなんて年上でなんて素敵だったんでしょう。
今秋開かれる『北園克衛生誕100年記念イヴェント』に合わせて、8月中旬に<ゆるやかな北園克衛研究誌>『kit.kat+』の創刊準備号が出ます。実はきんさんぎんさんよりも若くて、自分達と同時代人である北園克衛のことを感じるイヴェントになると思う。
2002.07.24
「女と女の井戸の中」(1997監督:サマンサ・ラング)
同性愛の女二人が、車でひいてしまった男を自宅の井戸に隠す。二人は恐怖におののくも、みごとな狂気を演ずるキャスリン(若いほうの女)によって井戸の中の男を三角関係に巻き込み、ヘスター(年上のほうの女)に妄想を教え、本人は何度も衣装を替えて大金とともに大地に戻る。
映画としてはつまんないです。ただヘスターが妄想にはいるときに棚から『ロビンソン・クルーソー』を手にし、ひとしきりレベルの低〜い妄想をするのでこの映画自体がつまんないなーと思いさらに、最後のシーンがとっても日常的でこれもまたありきたりだな〜と思うが、今再びロビンソンに戻ってみれば、いわれるところの「不気味な運命の力」に憂鬱を感じて逃げるべき旅をしても、またそこには新たな日常が生まれ延々とツヅク様子か....とも思う、が、しんきくさいゼ。
この監督は2000年に『ポエトリー・セックス』を撮り、『女〜』同様いろんな意味付けをされていたようだが、作る前から否定の論評を自分でシュミレーションしているような応対が、万全を期して自信満々でつまんない。
そのいっぽうで、ときに『バタフライ・キス』と一緒に語るひとがいるのだけれど、この二つを並べるセンスはかなりナゾ。二つの共通点はただひとつ、レズビアンである二人がメインであること。で、それがどうだっていうんでしょう。そのことで、なにかめっぽう特殊なことが、あるのだろうか。
2002.07.22
まいど。トウガン
トウガン二個150円。
トウガンA。昆布+干椎茸の出汁で煮込み+塩+クコの実+コショウ+ショウガ。今夜は汗だくで飲むが、明日は少し塩味を加えてキンキンに冷して飲もう。
トウガンB。さっさかさーとよく炒め+オイスターソース+ショウユ+コショウ+ゴマ。ご飯においしい。ごちそうさま。トウガンは、えらい。
2002.07.21
手すり
横浜の大桟橋、国際コンペで勝ち取ったザエラ・ポロ&ファーシッド・ムサビ両氏によってようやくリニューアル。三方をキュンキュンに構築物で攻められたささやかな湾に、なだらかにせめてもの罪滅ぼしみたいに口を開けた桟橋。
危ないからと、手すりを無理矢理つけさせられたのかもしれない、天井まで予算がまわらなかったのかもしれない。そんなものに直面しつついつのまにか屋上に上がると、全体で見事な照明器具と化している赤レンガ倉庫群の奥に沈む夕陽を見ながら、穏やかに誰もが寝そべっている。これはこのコンペの審査員せんせいたちに大パチパチ。
そういえば、養老天命反天地、転がったりこけたり楽しかったけど、あそこは今どうなっているのだろう。手すりやらロープやらでアンゼンになってんだろうか。
果たすべき安全確保を大人が怠ったことで子供たちが事故にあうことの悲劇はつらいが、大人(というか自分)の責任とやらに躍起になって、子供達が日常的な危険に自分で気付く機会を奪っているんじゃないかってことのほうが相当つらい。
2002.07.17
梅干し
なんだか鈍い。鈍いっていうか、すぅーと抜ける線が浮かんでこない。やばいな。暑いからか。エアコンかけるか。違うな。無駄な回転が多くなってるからだ。いかんな。酸欠か。乳酸か。すっぱいな。梅干しでも食うか。
2002.07.17
マス・メディア、使えるのなら、言い訳に
「進む地盤沈下/ライバル共同フェア」というタイトルで、各社の新書ノベルズが、共同広告や売場をまとめるなどして再起模索中、との記事が朝日新聞に。
疑問1。地盤沈下が進んでいると自ら宣言する同業他社が一緒になにかやっても、慰め合いや言い訳にみえる。
疑問2。古き良き日を回想するひとたちによると、「新書ノベルズは目立つ場所にあって試し買いする人も多いので、新人作家売り出しに打ってつけだった」というのだけど、どうだろか、今、思わず試し買いしたくなるような魅力がその本のいでたちに漂っている??
内容以前の問題だから邪道な感想だけど、新書ノベルズ的猥雑感が、例えば私は鬱陶しい。古くからのファンにとっては欠かせない魅力?とにかく出版社はそれを維持することを選んでいるんだから、試し買いするひとが減ったことをひとごとみたいに嘆くのはおかしい。
と思いました。マス・メディアって低姿勢で言い訳に使えると、なかなか有効らしいです。
2002.07.16
なんで本屋に行ってまで、検索に立ち会わねばならないか
なにか探し物があっても、本屋では「『××』ありますか」と問うことはめったにないのだけど。
そういう探しかたをするのならウェブでやったほうがいい。だけどやっぱり、それではつまんないのだな。だから本屋に出向くのだけれど、うろつくうちに探していた本のことを忘れてレジに立っている。あ、そうそう「『××』ありますか」と問うと、レジではとにかく検索画面へ即誘導。せめてレジに行くまえに、手際よく本の入れ替えをしている店員さんに聞けばきっと即座に答は返っていただろうと思う。
本屋は楽しい。だけどわざわざ本屋に行ってまで、検索画面見たくないんですけど。
2002.07.15
「THE JAPANESE BOX」
風が強いので、普段聞こえない音が聞こえてくるんだろうか。ここ数日救急車がよく通るし、今夜はジャズライブの音が。
さて三日前にここで話した森山大道さんの本について情報いただきました。ドイツの出版社が「THE JAPANESE BOX」として、「プロヴォーク」1号・2号・3号+「センチメンタルな旅」+「写真よさようなら」+「来るべき言葉のために」の複写復刻本6冊を出していると。ありがとう!!
さぁこれはワタシにとってタダシイ値段か否か。ご対面乞う御期待。
2002.07.14
雲の裏表
日本科学未来館MeSciの「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」が10日から変わったというので出かけたが、閉館間際で入れてもらえませんでした。ま、よくあるんですけど。
しょうがないので周囲をぶらつくが、風が強いのでつい建物に入ると、どこも巨大で不毛な空間で息がつまる。押し出されるようにして外に出ると雲が異常きれいではないか。すばらしい。そういえばこの地上から見る雲と「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」が映し出す雲は、同じものだが表と裏ということになる。宇宙はひろい。人はちいさい。気が遠くなるのでやめとこう。
2002.07.12
正しい値段に人は謙虚になるのデス

ある人と話をして、ある本がどうしても欲しくなった。すでに絶版、古書では出ているけど実物は見たことがない。炎天下、その人の家から最寄り駅までの道すがらの古書店をのぞき歩く。
奥の深い店で雑誌を数冊買う。レジの親爺の背中に、薄紙を巻いた本が別格の風情で並ぶ。そこにあるのはお取り置きですかと聞くと、いえいえちょっといい本はこちらにネと言う。ハイハイと思いつつ見ると、あるではないか。ついさっきから急に欲しくなって探していた本が。見せて下さいと言うと親爺、ジュウゴマンエンでっせイヒヒ、と言って差し出す。
今まで暇だったくせになぜか急にレジ前に客が並び、イヒヒ親爺の不器用な会計が続く。おかげでゆっくりレジ前で立ち読む。
私が今十五万払って手にする本ではないことがわかる。正しい値段は人を謙虚にさせる。ありがとうございましたと満面の笑みで親爺に返す。『写真よさようなら』森山大道。いつか、手に。
2002.07.10
地球柄は廻せ
台湾・中正大学情報工学科の呉昇助教授らが開発した検索エンジンopenfindのベータ版は35億ページからの検索可能だそうです。グーグルをはるかに凌ぐというけど実際はどうか私にはわからない。検索速度は速いね。これは確か。だがロゴマークの地球が気になる。台湾正面なのはいいが、色数を落として汎用性のあるものにしといたほうがいい。あるいは、地球なんだから正規版になったらくるくる廻したほうがいいだろ、と考えているのかもね。
2002.07.08
死なないよーに工夫しました
中島水産が季刊で出しているおさかなぶっく。CDサイズ、榎本了壱編集、毎号表紙がいい、豪華な執筆陣だけど一番面白いのは中島水産社長の話。四号の場合。「JAS法に従えば、蒸しダコは大部分がアフリカ産の原料を使っているが加工食品なので、例えば静岡で加工したものなら静岡産となる」「鱧の場合、一般的に価格の高い順に並べると、韓国産、瀬戸内産、中国産となる」
同社事業部には、魚の養殖事業からうまれた健康維持食品「NBG」「GSP」も。免疫力をアップさせてなるべく死なないよーに死なないよーにの工夫の成果、人さまにもきっと効ク。
2002.07.06
「本よ君たちは生きのびろ」
社会思想社が先月末倒産、負債総額七億円。故・河合栄治郎門下の研究会出版部を母体として1947年創業。「現代教養文庫」、『ルーツ』『菊と刀』『歴史の研究』『ベトナム戦争全史』『日本之下層社会』『横山源之助全集』(未完)など、これら在庫が書店の棚から戻って倉庫に並ぶ。バッタ売りはしたくない、版権譲渡、及び読者からの直接の購入を待つ、として、電話番号を公開した。03-3813-8101。
惜しい。しかし改めて目録を見てみると昨今装丁はかなり媚びてて、「最後まで、硬派の旗をおろさなかった」ってのは社内的気分に留まり、読み手には伝わりにくかったんじゃないだろか。どうでもいいけど、間違いやすい電話番号だと思いません?なにかこう、硬派なのはいいんだけどネぇ。
2002.07.05
パレスチナ人住宅の貯水タンク修復プロジェクト
国際環境NGO“FoE”の中東支部(Friends of the Earth Midlle East)が行っているプロジェクト。日本でタンクを暢気に撮っている私だけど、そんなわけでタンクにはとても身近なので、「Good Water Neighbors」と呼び掛けられてつい振り向く。が、NGOってやっぱ、誰か直接知っていて信用できる人の後押しがないとどうしても二の足を踏んでしまう。
一番気になるのは「イスラエルの軍事活動で破壊された貯水タンク」という言い方だったりする。直接的にはそうだろうし、ある枠を決めて細かく援助するための方法なんだろなとは思うけど。近くタンクギャラリでこれをネタにちょいと皆にも考えを聞いてみようかな。
2002.07.04
ユニクロの上手な広報誌の作り方
昨年ロンドンに進出したユニクロが気合い入れて雑誌を作ったようです、と思ったら、新潮社が今日創刊した「考える人」という季刊誌でした。「シンプルな暮しや自分の頭で考える力を指針」とし、創刊号特集は「田園都市とイギリス人」。広告は一冊まるまるユニクロ、一年間(四号分)継続。
ユニクロさん、上手に広報誌をつくりましたぱちぱち。初版三万部だそうです。英訳もするのかしらね。次号は野菜の話かな。
2002.07.03
北国で夏を迎えたら追試が控えてたってなんだってまずは爽やかな夏休みを満喫します
平まどかのベルギー製本留学記その5は、一年次の夏休みを余裕で過ごし、二課目の追試を戦略的に乗りきった模様。新学期始まってやる気マンマンで登校するも、シザイユの刃は出しっ放し学生はカフェで戯れて帰るって状況に遭遇、でも平さんはばっちりよ、カツカツしたりしないから。
その土地の言葉が完璧であることがなんたって留学の最低条件かと思うけど、もっと大事なことはやっぱりあるらしい。自分で選んで来た以上、まずはそこでどれだけ自分が楽しめるか、言い訳をせずに過ごせるか。留学に限ったことじゃないけれど。とにかくその5をどうぞ。

2002.07.02
とべ、とべとべ中川雪子〜
金魚部正式入部の前にチラと皆様にも御案内するワ。4テーマあるんですけど、どれも中川雪子の解釈が思いっきりとんでで爽快であります。
2002.07.01
サッカー熱もばっちり下げる解熱剤
ワールドカップが終ってドンヨリしてる人は多いんだろか。どうですか、皆さん。
今朝adidasが「サッカー狂症候群科学研究所発売/(サッカー熱を下げるために)/FOOTBALLITIS」「I got blue fever」なる薬の広告を出しましたね。もちろん「そんなような薬ナンチャッテ広告」で面白いんだけど、これはホントの薬メーカーの広告がやるべきね。「熱さまシート、期間限定、今ならサッカー熱もばっちり下げます」あ、無理なの?そう。つまんないねぇ。