BOOK BAR 4 > おかえりのすけ宅 > おかえり、あのね。

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2002年8月31日
残ってますよ
国会図書館がネットワーク系電子情報に関するプロジェクトと題して、ようやくウェブ情報の収集を始めるようだ。
インターネット・アーカイヴなど既に多くのアーカイヴがあるが、bookbar4も99年からであるがここで検索できるので、便利で恥ずかしいデス。瞬時に消え行くウェブの頼りなさを、私は「webscrap」と名付けてプリント製本してみたりもしてたんだけど、当初の想像をはるかにこえる頻度でウェブ情報は変わるのでやめてしまったのでした。
どうせすぐ消せるから、というウェブ特有の気軽さとも、うまくつきあっていかないとね。結構どこかに残ってるもんです。
2002.08.30
とじる必要のないものを手軽に製本する機械の開発
PRINTEK TOKYO東京グラフィクスフェア合同展(8/28-31)。ハイデルベルグ社の巨大な印刷機、北電子の乱丁防止装置(写真がなくて残念、かなりカワイイ)、遊園地の乗り物みたいな MHM社のTシャツプリント機など印刷にかかわる展示会である。素人にとってはまさに工場見学。
製本部門を中心に見る。ホリゾン社のi2iシステム(CP3/CP4を見据えたネットワークフローシステム、だそうです)、正栄機械の糸綴製本機、光文堂の針金の代わりに糸を使った中綴製本機、他にも工程中に出る断裁ゴミ処理機、紙さばき機など。
各社が出していた簡易製本機についてちょっと。
会社や学校でプリントする文書というのは会議や講義のときにテーブルに並べるために必要な備品ですね。枚数がかさんだ場合は、誰かがホッチキスや製本テープでわざわざまとめるわけです。ささやかな手間ですが、無駄な作業ですので担当者には過剰な負担(不満)が。だからパッパッパーと、中綴じ針金止め簡易製本機へのニーズも高まるってもんでしょうが、とはいえ、こういうものは複数企業が価格競争するに至るのみ。あっという間に全会社全学校に行き渡り、あっという間にゴミになるんでしょう。
根本的に不要のものがそこにある限り、そのドグマは永遠です。
2002.08.29
kit.kat+
過日ご案内の「北園克衛 生誕100年記念イベント」、その一環として発行される[kit.kat+]という北園克衛研究誌のご案内をどうぞ。
おかえりのすけがナビゲートしておりますが、北園克衛さん関連ということで若干緊張かつ押さえぎみの動きであります。したがって、見た目にやさしいナビになっとりません。以下のコツをつかんでいただき、どうか隅々までご覧くださいますよう。
コツ1)マウスをとにかくぐるぐる動かし、怪しいところはクリックしてください。
コツ2)創刊準備号の写真のところは、そのまま左にドラッグしてください。
コツ3)おかえりのすけを、クリックしてみてください。
それでだいたい全容が見れる、かな。おかえりのすけが紙折りにいらいらして顔をまっかにするところなぞ、我が身につまされるというかなんというか。ラブリーなおかえりのすけにパチパチ。
2002.08.27
子供の遊びは謎
東急田園都市線高津駅前にある「電車とバスの博物館」がもうじき引越すというので出かける。パノラマ模型、運転シュミレータ、昔の駅舎復元、東急沿線開発の記録写真など、入場料10円、意外に広くて楽しくて、親世代もばっちり楽しめる。
5、6歳の頃だろうか、近所の友達の家に遊びに行ったら部屋いっぱいの電車模型があって、珍しくて楽しくて翌日から日参した。人形遊びも好きだったけど、そこんちには天体望遠鏡も飛行機の模型もあって、なんだか男の子はいいなと思ったんだった。
その後わたしはその子と毎日遊んでいた。やがて彼は通りを通る車の車種を言い当てることに夢中になり、私はその車の番号を上二桁と下二桁に分けて足すことに夢中になったのだった。謎。
2002.08.26
呼ばれたり照らされたり飛び上がったり
今回の金魚部新入部員の皆さまは全員紙定着型。Scoopingさんは「メ、メ、メタる来い」と呼ばれ、サトガミさんは蝋燭に照らされ、john オー!さんは飛び上がって、と、それぞれ登場劇場がいろいろで楽しいよ。
2002.08.25
地球の凹凸をなくそう!!
ただその土地を歩くのが楽しい。予約や予定は、苦痛なのだ。金沢八景(SEA SIDE WAVE HOME PAGEなどご参考に)を歩く。称名寺(ただいま夜ライトアップ中)。小さいが、喧噪を断絶して観光客もなく静かである。阿字の池にはミドリガメとコイ。近所の子供達が釣をしているのでのぞくと、なんとブルーギル。そこから海まで歩く。浜辺の一番の眺望対象はシーパラ。水平線を遮って、乗り物に興じる見ず知らずの人達の興奮を話題にしろと強要する。だって他になにも見えない。
なんて延々、取り返しのつかないことをやり続けてきたんだろう。江戸期に愛でられた島々を頭に描きながら、その島々の間を、どこからから採ってきた土でわざわざ埋めて平らにしてきたわたしたちの不毛な望み。
道が混むからと言って新しい道を作り続けたら国中道になる。道路なんか、作るから混む。なのに、明日のご飯やせいぜい自分の命はあと何年と思えば、作ってなにが悪いと言いたくもなり、それがほどよく回転して山は削られ海は埋められ平らになる。
高速道路もダムもなにもかも、一旦ストップしてみればいい。皆で困りつくしてみればいい。
2002.08.24
名古屋colonbooksでも北園克衛
[北園克衛生誕百年イベント、愛知県名古屋市「colonbooks」での展覧会が追加になりました。詳しくはこちらをどうぞ。
2002.08.23
化粧して本は街に出る
佐内正史さんの自費出版写真集『MAP』は、その制作過程(とくに製本部分が貴重。すばらしいプロジェクトでした)をウェブで公開して限定販売してきたが、今月11日より書店でも販売開始。
この中にも出てくるが、本の三方(背以外の)をきれいに裁ち揃える工程を「化粧裁ち」という。一志貴美子さんの『帽子函』にはこんな句が。「紙裁つを化粧と言へり日日草

2002.08.22
着物の似合う国に生まれたはずなのに
たぶん、世界中で一番着物の似合う人種に生まれてきたのに、そのおいしいところをどうしてないがしろにするような暮しをしているんだろう。あぁもったいない。着物といえば七五三に成人式に結婚式、豪華絢爛あるいは浴衣。日常着でなくなった瞬間に、晴れ着として命を吹き込まれてしまったのだった。
着物は面倒だと思わないか。着付けに季節の柄、素材とか。でもTシャツだってその袖の長さや素材や柄、そしてそれをパンツの中に入れるのか出すのか、そういうことに自然に反応するでしょ、それくらいの話ではないのか。なんつーことを思いつつも、実際着物を着るとなると異様な緊張と高揚感にさいなまれて全然ダメなのです。
遠藤櫻子さん、会うときはいつも着物でいっつも自然。豪華絢爛臭全くなし、かつ気を衒ったところもなくごく普通に「センスがいい」。さらによく見れば、自分でいろいろ作っている。その遠藤さんのサイトがまるごと本に!『きものであそぼ』、そう、たかが着物なんだから遊べばいい。だけどそれを「たかが」着物と言ってあそびこなせるひとが、いなかった。あそぼ、あそぼ。どこのだれより着物が似合うわたしたちなのだから。
2002.08.21
そーりに物申す
柳宗理のデザインはいい。だけど使い勝手はどう思います?
例えば調理器具に限って言うと、あまり良くない。期待しすぎるユーザーの勝手を鑑みても、良くない。片手鍋は強いガス台では縁が早々にこげてしまうし、ケトルは注ぐ時に湯気が手にあたって熱い。お湯がわきやすいとか煮えやすいとか注ぎやすい(流れやすい)とか、器具と調理する中味との機能性追求優先で、器具と使い手との関係には甘かったんではないかと思うんですけど。
2002.08.20
ハクションチキショウって
地下鉄。お年寄りが乗ってきた。杖をついているがかくしゃくとしたおじいちゃんがひとりで。ドアのそばに立つ。席を譲るひとがいない。近くに立っていたお姉さんが、やむにやまれずみたいな感じでおじいちゃんに話しかける。生まれはいつ?え、じゃぁ戦争は?どこに?お元気ですね、なにかひけつでも?立っているのはつらいでしょう...。おじいちゃん、目的地について降りる。話しかけていたお姉さんは心配そうに見送る。と、近くに坐っていたおっさんがくしゃみした。いいタイミングでお姉さんがそのくしゃみをもらってくしゃみした、「はっくしょんチキショウ」って、すんごいでかい声ではっきりと。その電車中の皆が振り返る、私も。と、その姉さん、自分で自分がおかしくなってぷっと吹き出し、今度は笑い咳、ウォッフォッフォってこりゃまたデカいやつ。
あのお姉さん、とてもいいひと、そして声が異様にでかい。
2002.08.19
本の国に行ってみたら
詩人のアダムス・ポフウェル・Ynことミセスアダムスが、Hay-on-Wyeから写真を送ってくれた。城の外にある棚の本は、やっぱりそうとう荒れている模様。この町のことは『本の国の王様』などにも詳しいが、私の手元にあるこの本はわけあって書店カバーがかけっぱなしである。
2002.08.17
コンビニには颯爽と
おとなになったらなにになりたい?に、コンビニの店員さんになりたいという子供は結構いるらしい。なんでもあって楽しいもんね。だけど実際は、電気にガスにATMに、宅配便におでんに弁当温めにとなんでもあり過ぎて忙しく、暇になったら今度は物騒、たいへんなお仕事なんだよ。
扱うものはますます増える。ファミマのcomi.coin.comだってそう、これがどう店に影響するのかわからんが、面倒ですな。客はウェブで見ておもしろそうだと思ったコミックに一票投じ、一定数集まれば出版、ファミマで販売、とはいうが、あとがきを書く権利をオークションする、とかなんとかぐちゃぐちゃぐちゃ。ショボ。
コンビニに滞留するのは暇なひとたち、だからその暇を埋めてあげられるようなエンタメを持ち込むことが我らの使命、みたいな態度がたまらん。そんなやつらのショボいマーケにのるんじゃないぞワカモノ。必要なものを買ったら、颯爽と出なさい。
2002.08.16
東の国
日本海を「日本海」と呼んできたことにあまりに無頓着であったことは認めるけど、だからといって国際水路機関のこのたびの提案はエ〜である。暗く重くどんよりと演歌と直結、ときに裏日本トカ称されながらも、水平線に沈む夕陽を眺めてジョウチョ育んできた日本海側の県民にとっては、それを「東海」とめでたく呼び慣れる日がくるんだろーか。どうでもいいけどなぜ極端に「東の海」と?あそこが東の海に見えるひとたちって誰?
2002.08.15
声が出る
ピンクのサルスベリが好きなのです。今住まう建物の具合に良く合うので、特に好きになりました。この季節は、毎朝行ってきますと言い、ただいまと言う。近所のボロ猫には毎朝おはようと言い、帰りに見かければ車に気をつけなさいと言う。
声をかけるというか、顔を見ると声が出てしまうというのは、そんな気分ではないかと思う。
2002.08.13
京都刑務所へ
秋田の西木村「全国ありがとう文庫」(引っ越し文庫改め)に集まった全六十万冊中一万冊を、京都刑務所に送ることが決まった。そもそも98年に、書店も図書館もない村の子供達に本を、というボランティアが寄贈を呼び掛けたが、すぐに収容しきれないほど集まり、受け入れ先を探していたという。
実は私も一度送った。送りつけたと言ったほうが正しい。気が引けていた。
よかったと思った。ずるいイッパンシミンだ。
2002.08.12
ゲームとしての速さ
昨日の続きなんですけど。
スポーツの速さは好き。でもこれはゲームの楽しさ。速さ自体にはなにも感じない。運動苦手。でも好き。試合より練習が楽しい。だって選手に選んでもらえないから。
速いひとは美しいしすばらしい。だけどいつか、幾世代かめで誰かが過剰になる。今はそうでなくても、その階段を埋めていることに違いはない。速さが目的になるのはよくない。
2002.08.11
速さは興奮のために
『リング』がハリウッドでリメイクされているとかで喧しく、宣伝Vを観たらスピード観が全然貞子じゃありませんな。もともと映画より原作読んだほうがひろく怖かったのだけれど、速さは全てをかいつまみ、興奮とその興奮を記述するだけの二次生産しか生まないと思うので却下。
2002.08.10
悪魔のくちづけ(1967/カーチス・ハーリントン)
大金持ちの娘ジェニファー(キャサリン・ロス)。夫は愛人(シモーヌ・シニョレ)と組んで彼女を精神病院へ入院させて財産をせしめようと画策。
ある日のジェニファー。夫を送りだし、お湯をわかしてソーサーにのせたカップにそそぐ。すぐに色がついたからインスタントコーヒーなんだろう。砂糖を一ついれる。本をお盆替わりにしてC&Sを庭に運ぶ。優雅なマダムのひとときよ。だけどコーヒーが、お盆替わりの本にまでこぼれていたと思うんですけど。気にしない気にしない。いや気になるよ。だってジェニファー、ちっとも気にしていないんだもの。
金持ちで新しもの好きお宅の妙!がよろしい。
2002.08.08
なんか先生おシャレしてるし
図書館も書物も不用、ペーパーレス大学への試みをhotwiredが報ず。
かなり遠い話ですが、わたしがかつて通った小学校に視聴覚室っていうのがあって、研究授業なるものはほとんどこの部屋で行われていたことを思い出しました。
一個づつの机の上に、なにやらかちかち数字表示できるダイヤルみたいなものがあって、それが先生の手元にあるモニタに表示されるのです。こんなもんいちいちなんでカチカチせなあかんねん、手ェあげてしゃべったほうが早いがな、と山形のこどもたちは誰もが思ってたわけですが、担任の先生がこの部屋を使う日はオシャレしてくることでもあるし、カチカチやるのもささやかなハレ気分で楽しいし、ま、いっかとカチカチやっていたわけです。オモイヤリの気持なるものの育成のためであったのかもしれません。
2002.08.07
ミスドでリラックスしながらちょいと北園の詩でもよむ夏よ
「relax」67号(8/6発売)の「北園克衛を讃える。」
冒頭に「シンガーソングライターの胸に迫る心の叫びや、ラッパーの鋭利なライムに感動する、つまり最終的には言葉に意味を求めてしまうことに慣れきった日常に、北園の表現はあまりに軽いかもしれない」。そしてその「軽さこそを讃えよ」と。
そう、今メジャーな音楽は、ことばが熱く鬱陶しい。リラックスよ、誰をさしてラッパーと言い、北園克衛の「の/の/の」がどんなにめずらしかったか知らんが、君の軽さこそ讃えてあげる。
なお、ここでも紹介されていた原田治氏主宰の「北園克衛.com」では、北園克衛の詩集一冊単位で読めるようになっていくそうです。そう、オサムグッズの原田さん。
2002.08.06
「愛書家と製本家」展
東京町田の版画美術館で、東京製本倶楽部の会員から募った現在日本の愛書家と製本家のコラボレーションと銘打って、表題の展示が8/6〜11開催。
書肆啓祐堂×羽田野麻吏」組も参加しているので機会あるかたには是非ご覧いただきたい。
わかりやすくていいんだけど、展覧会のタイトルがいただけませんな。あー好きにやっといてください...と思わせる拒絶臭がある。実際はそんな臭いはないんですけど。
2002.08.05
どしゃぶりとアスファルト
夏のおセンチ第二弾。
夏休み、どしゃぶりの日はプールはない。ハンコはつかないのだ。だれも誘いに来てくれないけど、だけど私は行くのだ。
監視当番のお兄さんはイチオウ来ている。同じようなことを考えているバカな小学生が少しづつ集まっていて、しょうがなくお兄さんは鐘を鳴らす。金網にかけたバスタオルはびしょぬれ、もぐってあがる水面のばしゃばしゃを見るのが面白くて幾度も潜る。いいかげん帰りたいお兄さんは、最後の鐘を鳴らす。
人の少ないコンクリ更衣室は不穏なのだ。あちこち生乾きのまま外に出るとやっぱりどしゃぶっている。めんどくさいので裸足になる。アスファルトはペトペトしている。今日は一人でつまんないので口をあー開いて雨飲んで帰り、ぬくい水着をいやいや洗う。水着は各自手洗いするのがうちのきまり。姉がモモ(たしか)をしゃぶしゃぶ食べながら、ばかね〜という顔で見る。今度バトミントンして羽根が屋根にあがっても、絶対とりにいかないぞと思う。脱水機がピーピーいう前に眠りこけたことが、夜家族中にばれてしまう。
2002.08.03
雷と薬売りのおじさん
玄関に腰かける薬売りのおじさん。風船をふくらませて差し出してくれるが、ひざまづく母にむりやり抱きつくのが精一杯で受け取れない。電話のところ、生け花の奥の小窓がピカピカ光る。おさまるまでお休みくださいと母が言う。
そのおじさんのことは大好きだったのだが、その日以来、雷の日にはいつも頭にどんよりとしたイメージであらわれる。あのとき母は麦茶でも出して、おじさんとしばし雑談していたのか。こっちはこんなに怖いのに、なんでこの薬売りのおじさんにおかあさんはやさしくするのかと、私は思っていたのに違いない。
あれから幾度雷を聞いたのか。その度にほぼまちがいなく私の頭に登場していたあのおじさんは、今どうしているんだろう。
2002.08.02
大きい
ヤシの葉に、極小の赤いクモ。アシバヤに葉の端をつたう。一枚づつていねいに、端を歩いて行くのです。まさかなぁと思いながら見ていたが、まさかまさか一枚づつ延々とそして次々と渡り歩く。全くどこに行きたいのやら。葉っぱ、大きいもんね見えないもんね。
2002.07.31
販売部書籍係です
最近「gui」のバックナンバーがよく出てうれしいが、お買い上げ下さったかたに「なんで買うの?」となかなか聞けないのがもどかしい。なぜ聞けないのか。
1)実は間接的に知っている人の可能性が大きいから。
2)ずうずうしいと思われてキャンセルされたくないから。
どってことない理由でしたね。ありがとうみなさん。
2002.07.29
まいど、コアジ
一山100円と書かれたコアジ、いぇ〜いもってけ二山100イェ〜ン!と言われたのでハイ頂き、50匹くらいすか?
エラハラひたすら取る→1/6:一食分づつ分けて冷凍、1/6:冷蔵庫干物、1/6:空揚げ(うち2/3はお手軽南蛮漬に)、その他適当に刺身、たたき、生なめろう、焼なめろう、塩焼き、など。夜食に茶漬け用ソボロ。
南蛮漬け、焼なめろう、一夜干物ソボロ茶漬がうまくなり、だんだん生食の分量が減っていく。あらオトナだわ、あら年とったわ、コアジの偉さは、変わらないのに。
2002.07.27
highでmoonでnoonな粋
ジョン・ソルト氏主宰highmoonoonの部分和訳ページあります。
ここにも登場する邦楽家・西松布咏さん、来月資生堂WORDのイベントで田中優子さんと 三味線で聞くいくつもの人生と題して講演、きっと地唄も聴かせてくれるはず。西松さんは、御自身で唄いながら、あるいは藤富保男さんらの朗読に合わせるなどして「北園克衛を歌う」ことも多々。粋、なんだな、このひとは。
2002.07.25
きんぎんすなごにキットカット
きんさんぎんさんはすばらしかった。
生あれば北園克衛も今年百歳だったそうである。死んでしまうと急に人は歳をとるが、だいたいのひとは生きていればまだまだ若い。きんさんぎんさん、あなたがたはなんて年上でなんて素敵だったんでしょう。
今秋開かれる『北園克衛生誕100年記念イヴェント』に合わせて、8月中旬に<ゆるやかな北園克衛研究誌>『kit.kat+』の創刊準備号が出ます。実はきんさんぎんさんよりも若くて、自分達と同時代人である北園克衛のことを感じるイヴェントになると思う。