BOOK BAR 4 > おかえりのすけ宅 > おかえり、あのね。
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2003.4.28 @ 「ゴミ一転『お宝』古新聞」
東大博物館が、植物標本の包装につかわれている新聞の資料化をはじめたそうです。標本は、一点ずつ採取地の新聞で包まれているが、これまでは、整理するときにその新聞は棄てられていた。しかし、日光を避け防虫処理を施され.......非常に保存状態のよい日本各地の明治以来の古新聞があるわけで、それを整理して来年公開するそうです。新聞折本プロジェクトは今日のこの記事が掲載された2003年4月28日の朝日新聞夕刊を折本して勝手に進呈いたしましょう。ちなみにこの日のトップニュースは「日経平均、バブル後最安値更新」。このタイトル、いったい何度つかわれたことか。
2003.4.25 @ 忘れる
波平の髪の毛を抜いたのはタラちゃん?サザエさん?あるいは?あら、ますおさんったら。あらサザエさんこそ。漫画でもなんでも時間や場所を経ると穏やかになる。ちびまるこ家のキャラも、ずいぶん変わってきているらしいね。
2003.4.23 @ 好きだ
東京・恵比寿駅前にある古本屋・戸川書店、ここの店の二階の窓全面に掲げられる筆書き文字を読むのが好きだ。今月はこれです。「愛してる本を/本を読んでいる君の後ろ姿が好きだ」。あるときは「毒ニモ薬ニモナラナヰ本ヲ読ムヨリ毒カ薬ニナル本ヲ読ミマセウ」、とかね。ファンです。すきすきの棚も、好きですよ。
2003.4.22 @ 倉庫のかたち
松岡正剛『山水思想 もうひとつの日本』の刊行記念に、bk1が『遊』を工作舎値段で販売。渋谷・旭屋書店店頭でも倉庫から特別放出フェアを昨年ですか、やってましたね。工作舎さんの倉庫はどんなかたちをしているのだろう。
2003.4.21 @ 臭......
早い時間なのに酔っぱらってしまった女の子が駅前ではいている。駅のトイレからもってきたらしいトイレットペーパーでよろよろ後始末しながら、一緒にいた男の子に罵声を浴びせられている。
その一、こら女!しっかりしろ。その二、ゲロっちゃったんだからそのままキゼンと立ち去りなさい。その三、うるせーな、その男。その四、臭い。これがねー。とにかくくっさいのよわたしたちって。
2003.4.19 @ ストリート書道
最寄り駅前にも一筆説教おじさんが登場。「生きるんだ!」「明日がある」とお手軽筆文字が並ぶが、きっと聞きじょうずなのでしょう、ひとだかりができている。西澤千晴の『<ジオラマ>」ストリート書道』を思い出す。このひとだがりにサラリーマン衣装をかぶせた抜群の絵。離れてみたり近づいてみたり。西澤的パワーオブテンは東京オペラシティアートギャラリーで体感可。
2003.4.17 @ 『WATARIDORI』ジャック・ペラン/2001/仏
渡り鳥に伴走してその姿を四年近く全世界でおさめてきた一本。鳥が、すばらしい。そしてこの撮り方をつかんだスタッフが、すばらしい。メイキングが、観たい。まさに「鳥たちから見た世界を描」きたかったんだろう。
残念ながら音が最悪。学芸会みたい。それから、宣伝コピーの野暮。「必ず戻って来る、渡り鳥の物語は約束の物語」。どこの渡り鳥が約束なんてするものか。ヒトがおもうモノガタリを渡り鳥に演じさせないと、ヒトさまが観る映画にはなりえない?いやいやそんなはずはない。タンチョウヅルが気取ってみえたりイワトペンギンがいじわるにみえたり、わたしたちが持つモデルがかなり邪魔するけどね。動物は動くから美しい。さ、動こう。
2003.4.16 @ 変わる
少しずつ街が変わる。毎日見てるとわかりにくいが、かいつまんで見てもまたわかりにくい。どんな速さで触れていれば、変わっていくのがわかるのだろう。
2003.4.15 @ 叔母の懇願
姪の誕生日が過ぎてしまった。プレゼントさがしに絵本や画材や子供服をみてまわるがおっと待て、彼女はこの春中学生になり、正月にはわたしよりデカくなっていた、いまさらそんな子供だましで、叔母的ゴキゲントリは可能なのか。
そういえば、親戚のおばちゃんおじちゃんが会うたびに「おっきくなったねー」ばかり言い、ほかにいうことないのかいなと思ったり、こどもじみたプレゼントより現金をくれよとわたしが思ったのは、いまの姪の年頃のことだった。かといってだからもうやめよう、ではないのだな。だってこれは姪のためじゃなくわたしの楽しみ。ばかにされてもいいのです。幼稚だがなかなかデキたモノを送るから奈緒よ覚悟、でも姪的心遣いでやさしい返事をちょうだい。
2003.4.14 @ 米沢の忠太
ワタリウムで伊東忠太展スタート。この展のカタログではないけれど『伊東忠太を知っていますか』は、図版100点以上で充実。
忠太の建築物は東京に多く残っているが、故郷米沢にもいくつかある。上杉神社亀岡文殊堂など、地元ではなじみ深いものばかり。
2003.4.13 @ びっくりしたなーもー
都知事選に関してのチェーンメールやなんやらがこの間、種々届く。どうせ読まないからいいけど、いちゃもんつけたり反論したり、御丁寧にいまだBCCされて続き、神奈川県民で女のわたしのもとに今夜も東京都民の男から届く。「女性差別発言をくり返している石原に、いったい何人の女性が彼に投票したのか驚きです」。
あの発言は最悪。でもわたしが都民だったら石原氏にいれていたかもしれない。そうだとしてもそのことは、誰かに驚かれることではあるまいに。
2003.4.12 @ いい感じ
白戸郁夫氏が運営するくいぁ〜あいらんどには、井田真木子氏の多彩な仕事が並ぶ。若き日、詩人として編集委員に名をつらねていた『天文台』が奥成達資料室にあったことがご縁で、このサイトを知る。ゆっくりと、ていねいな整理が、いい感じ。
『ユリイカ』4月号は、特集が「詩集のつくり方」であった。七月堂の木村栄治氏×松本圭二氏、内堀弘氏の「詩集を遺さなかった詩人」、この二本が圧巻。後者にいたっては、読もうと思ってもなかなか読み通せない。途中でぐっときてしまう。「この感じはなに?」と某兄にきく。「だれのためでもなく、なんの益ももとめず、好き勝手に生きた人間のはなしだからだろう」と、サバっと言われる。またぐっときてしまう。
2003.4.11 @ 春の音
明月院へ。ほんとうにここは、いい。オレンジ色の毛糸のマフラーをした地蔵の前の椅子でぼんやり春の山を。と、子犬が怪我をして鳴いているような声がしてくる。なんだろう。目を凝らすと、りすの姿が。
かえりに鶴岡八幡宮に寄る。源平池に、さぎがたくさん。近くにいくと、泡を吹いたような奇妙な鳴き声がきこえてくる。そうか、春であった。猫も、鳴いている。たいへん、たいへん。
2003.4.10 @ 326:50から50:326へ
『かたちの詩学』は、向井周太郎の著作集(326ページ)とコンクリート・ポエトリー選集(50ページ)の二冊組。造本・デザインは原研哉+松野薫、整函は美篶堂。やや横長ほぼ正方形の判形で、柔らかな表紙の紙をノドまで折り返し、机のうえに置いて開いてゆったりとながめ読むスタイルに誘う。
著作集の。に編まれた「『世界プロセスとしての身振り』について」にも掲載された図版が「かたちの出現ー図からみる人の身ぶり、自然の身ぶり」と題して、P&Pギャラリーで展示中。今もみなそれぞれちまちま動きながら、なにかのかたちを描いている。その身振りにわたしたちが、「かたち」をみてそして与えてきたのであった。
向井氏は3/22、武蔵野美術大学にて最終講義を終えた。学生としてではない一ファンとして、なにかこう、わくわくしてくる。
2003.4.9 @ ほとんどなんいもみていないな毎日
『任意の点P』にはたまらない三つの魅力がある。その一。図版の美しさ。各頁に印刷された二つの図柄、それ自体がまず美しい。計算しつくされた微妙なずれのあるこのふたつの図柄を、読者は自分の左右の目で見て頭に合成できた瞬間わぁと声を出す。その二。著者の思いを確実に形にした全てのスタッフ。あえて製本のことを言えば、堅牢に糸かがりし、レンズを表紙に組み込み、折れ曲がりを充分補強し、直方体になるようにクッションと帯を完備し、野暮でなく、2500円で仕上げた版元、美術出版社よブラボ。その三。著者の思い。三十年間持ち続けた『解法のテクニック』。前書きに全てが記されている。ついでにその四。じつはわたしはこれまで一度も、立体視本をみて結像したことがなかった。どうせまた無理だろうと思いつつ買い、何度も試すうちに突然ぐぃと線香花火が浮き上がった。一旦みえると、頁をどうめくっても角度を変えても、どれもこれもみな浮き上がってくる。なんと美しい。わぁーと声がでる。この像は、いったいどこに、あるいはいつからそこにあったというのか。なんにも見ていないのよね、毎日。
2003.4.8 @ 邪魔
『リノベーション・スタディーズ』の装丁はつい見返しを破いてみたくなるけれど、まずは表面をなでて思いとどまりましょう。でもどうしてビニールカバーをかけたんだろう。デザイン上の必然性はわかるけど、どうもこのビニールカバーはいやですね。『書物について』のカバーもこれと同じよね、やっぱりこれも、いやでした。邪魔でしょう?
2003.4.7 @ 水墨の桜
夕陽も沈み、黒々とした幹に白く浮かぶソメイヨシノ。花は白み、あたりは桃色を帯び、黒と桃と白が刻々入り混じり、束の間水墨画の桜世界。電車のなかで揺られながら、誰もが押し黙ってじぃと見つめる。これが毎年一番好きな花見です。
奥村土牛の桜「醍醐」も静かだ。あんなに派手な桜を描いたのにね。土牛の桜は命長らえ、いまも無事でいるのだろうか。
2003.4.6 @ 気持いいの?
緑の植え替えをして、ふたつをみっつにする。ちいさな鉢のなかで養分をすいつくされた土が、根っこにかたくかたくくっついてなかなか離れない。入れ替えた新しい土はふくよかで、ぐびぐびと水を吸う。気持ちよさそうに見えてこっちまでぐびぐびヒールだが、緑よ土よ、きみたちは気持いいのですか。
2003.4.4 @ R-SCHOOL
わたしが通った小学校は、在学中に創立百周年を迎えた木造校舎だった。当時はボロいのでいやだったけれど、昇降口上の図書室、正面玄関上の時計台、旧体育館、忍者階段などなど、そこに逃げ隠れしたことが今でも鮮やかに甦る。少しづつ継ぎ足したような校舎には謎の通路やかくし部屋がたくさんあって、いわゆる授業外時間にどれだけそういう場所を占拠できるかが楽しみだった。
卒業して数年後、体育館をのぞいてその校舎はあっさり取り壊されて、場所をうつして新校舎となる。旧小学校跡地はいまでも体育館だけが残り、穴だらけの緑のビニール網が敷地を囲う。壊すしかなかったんだろうか。その当時、なにも言えなかったことがもどかしい。
世田谷・池尻中体育館にてR-SCHOOLのプレゼン。東京都下、今年三月までに廃校となった公立小中学校は89校。うち三割解体。
2003.4.2 @ ながせくんへ
TOTOきっず:小学生トイレアンケートによると、一割強が学校では絶対にうんちをしないとこたえたようである。かといってよいこのみんな、TOTOべんきのうたなんてものを朝っぱらから声はりあげて唱わないよーに。べつに「流す」ためにうんちをするわけではない。きみらのささやかな美学を極め、便秘になってそのイタミを知るほうが、よっぽど身にしみて深いかもよ。
2003.4.1 @ 製本
東京製本倶楽部による「つくる本、みつめる本」展が来週8日から東京・目黒にて開催。出品総点数約200册、期間中製本工程解説のデモンストレーションもあり。くわしくはこちらからどうぞ。興味を持つひと、それぞれがおもう製本に、出会えそう。
2003.3.31 @ 涙
ビール広告には欠かせないシズル感いっぱいの雫。冬のあいだはあまりお目にかからないと思っていたら意外なところで遭遇。その一。オートバックスの広告のユースケ・サンタマリアの涙。その二。競艇の広告(たぶん)の徳光アナの涙。的確な応用ですばらしいです。季節を選ばず、仕事せねばなりません。
2003.3.29 @ ブ
ブッシュさんにアドバイスするキリストさん(新聞折本プロジェクト9)の表紙を福田美蘭氏が発表したのは、2001年10月23日のことだった。いまいちど、みなさまにも見ていただきたい。
2003.3.28 @ 西の長さ
25日に西日本で今年はじめて観測された黄砂は、8000キロ離れたイラク周辺の砂漠からの可能性があるという。
バグダッドへの空爆が始まったころに舞い上がった砂が、一週間かけて日本とくくられた場所に降り落ちる。夕陽の沈むほうをみて、視線をわぐりんと地表にそわせて、西の長さを目測してみる。
2003.3.27 @ 『過去のない男』2002/アキ・カウリスマキ
いいねぇやっぱり。豊かで。
ゴム長靴とスニーカーの交換/倒れた男をみつけた幼いふたりの兄弟の背後の青空/恵まれているとはみえない女がいう「しあわせなことに......」/父を迎える温かいシャワー/金曜日のディナー/記憶をなくした男がみせるみごとな掃除と芋植え、そしてナンパ/雷鳴、雨/マッチ箱からティバック/救世軍、サイズピッタリのみごとなみたて/ロケンロール/若いころは私も歌っていたのよ/あすには北朝鮮にわたるという銀行でおこった強盗事件/小さいテーブルを囲む食事/じゃがいもと豆缶ボイル+しょっぱい肉→「豆はおいしかったわ。料理はよくやるの?」/きのこ/壊血病なんだ。じゃがいもちょうだい/食堂列車で唐突に寿司/なんで割り箸最初から割れてるの?/いきなりかっぱ?醤油は?/ここでクレイジーケンバンドの「ハワイの夜」ね/メスわんこハンニバル/アキバコ
『真夜中のカウボーイ』のダスティン・ホフマン部屋での食事もほぼ同じような空間でのこと。だけどこっちはちゃかちゃかしてるからうまそうに見えないのだな。
2003.3.23 @ 「身体能力を(わざわざ)自然に発揮できる空間」
荒川修作氏が名古屋で進めている住宅プロジェクト関連の予算が、名古屋市議会で承認された?!
バリアフリーはいいけれど、そのやさしさをもらうと同時に失うものもある。荒川+マドリン・ギンズによる養老天命反転地は、手すりや階段、すべりどめなど加えられずに1995年当時のままあるのだろうか。コンセプトはむずかしいのでおいといて、ぼんやりしてたらころぶような起伏をわざわざつくることを認めたかの地のお役所はブラボであったし、実際夢中で歩いて楽しかったから抜群のテーマパークと思う。写真+対談などまとめた『養老天命反転地』ほか関連出版物は多々あるが、説明解釈講釈不要無用と断言できる体験はマレ。
2003.3.20 @ イラク、映画
■吉岡逸夫『笑うイラク魂〜民の声を聞け』■鍬仲ひとみ自主制作フィルム『世界の終わりに』、取材同行した森住卓米軍対イラク戦にムービートーン再びバクダットカフェ■イラクからイランへ。『酔っぱらった馬の時間』■対イラクに反対したショーン・ペン、主役の座をおろされたと訴訟■ハラブチェ『ブラックボードー背負う人ー』■BBC『ブラボー・ツー・ゼロ』■イラク北部遺跡『エクソシスト』「毎週映画もみれたんだ」■『旅芸人の記録』の池澤×アンゲロプロス、そして『イラクの小さな橋を渡って』
2003.3.17 @ 自販機つながり
自販機のルーツは古代エジプトにまでさかのぼるという。アレクサンドリア神殿にあった「聖水自動販売機」がそれだと『自動販売機の文化史』で鷲巣力氏がいう。
自販機雑誌といえば『HEAVEN』。その80.8.1号で大里氏が「ムチャクチャ度はヘブンといい勝負......」と評した雑誌はこちら
2003.3.16 @ 自然はわたくしどもの商品です
東京電力では、自社のダムにたまった流木を子会社を通して販売しているが、このほど中部電力でもスタート。ゴミとして廃棄処分するのではなく積極的にリサイクルしよう、という流れのなかで、流木炭、木酢液、チップ、おが粉利用に加えての事業らしい。東京電力の子会社は「(株)自然の問屋」というんだそうで。イメージしやすいけどナニサマな感じもある。流木は好きです、けど、買わないよなー。
内田百間 『冥途』の「流木」を読んで、わたしも今夜はヨイ夢をみる。『投機としての文学』によれば、『冥途』初版(1922/稲門堂書店)は「内容にふさわしい実に不思議な書物=本」で、当時派手に意匠を競い合ったアルス書房や阿蘭陀書房の本と比べて、実に地味なものだったらしい。欲しい。
2003.3.10
@『戦場のピアニスト』(ロマン・ポランスキー/2002)
逃げきれず、後ろから撃たれて、膝を折り腰を曲げ腕をたらす女のやわらかな肢体。
これまでのポランスキー作品から勝手にうけていたイメージを彷佛とさせるのは、そのシーンだけ。じつに静かでクールですばらしい
主演のエイドリアン・ブロディはこの役をするにあたって、住まいをたたんで身ひとつで現場に渡り、相当なダイエットをしたという。彼は鼻が高い。崩壊されたゲットーに潜り込んで逆光のなかピアノにむかうころにはすっかり痩せ衰えていて、鼻の端は透けてみえていたからね。
殺されることに恐れながらも諦めと慣れを味方につけるひとたち。それを映像でみるわたしもまた、たった数時間のうちに虐殺シーンに慣れていく。怖いのはいや、だから慣れてラクになりたい。それが、恐い。
原作は2000年に翻訳されているが、ドイツ将校の日記などを加えた改訂版が、同じ春秋社から2003年に出ています。

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