し
- シークレットギグ
- 表向きにはライブハウスの当日のスケジュールに元々入っていなかったプレイヤーやバンドが告知ナシにステージに登場して演奏してしまったギグのこと。昼間のステージが不完全燃焼だった or ステージが終わっても興奮覚めやらぬ〜といったプレイヤーが近くのライブハウスで盛り上がることもこのようにいう。
- シープレス
-
cypress
ヒノキ科イトスギ属の総称で、日本では糸杉と呼ばれる。サイプレス、セイヨウヒノキと呼ばれることもある。 ギターの側板や裏板に使用される。特にフラメンコギターでは代表的な材である。 - シールド
- 金属箔や組み紐などで内部の導線を覆ったケーブル=シールドケーブルのこと。普通のケーブルより外部ノイズの干渉を受けにくい。
- シールドバック
- シールドバックペグのこと=ペグのギア部分をゴミや埃から保護し、グリースなどの固形潤滑油を封じ込めて、なめらかな作動を得るためにカバーが施されたペグのこと。
- シェラック
- セラック もしくは セラックニスのこと。セラック の項を参照されたし
- シカモア
-
現在、シカモアと呼ばれる木は原産地(北米産 or ヨーロッパ産)により若干違っているようである。
北米産のものは、アメリカスズカケと呼ばれ、スズカケノキ科の木である。日本ではプラタナスと呼ばれることが多い。
ヨーロッパ産のものは、セイヨウカジカエデと呼ばれ、カエデ科の木である。学名からして「Acer pseudoplatanus = プラタナスに似た(プラタナスもどき)」なんて付いているくらいだから似ているのだろうけど別物のようである。 - シグネイチャーモデル
-
Signature Model
あるプレイヤーとの契約により製造されている楽器(種類 / モデル)のこと。シグネイチャー: Signature=署名することなので、勝手に出すことはできないはず。ちなみに芸能人なんかのサインは、signではなく、autographです。 - 自然的短音階
-
短音階のひとつで、全音階の第6音から第13音を順番にならべた音階と完全に一致する。
(key=C)ナチュラルマイナースケール
C D E♭ F G A♭ B♭ C - 自然ハーモニクス
-
開放弦に対して行うハーモニクス奏法のこと。
ナットとサドルの間の弦を2等分(1:1)、3等分(1:2または2:1)、4等分(1:3または3:1)する位置のハーモニクスがでやすい。 - 紫檀
- マメ科シタン属の樹木の総称。読みは「したん」。檀という字が使われているが、黒檀の仲間ではなく、ローズウッドの仲間である。
- 湿度調整材
- 湿度が低い(乾燥)時は水分を放出し、湿度が高いときは水分を吸収して、ギターにちょうどいい湿度を保つための道具。ギターケース内に入れておいたり、ギターケースに入れていないときはサウンドホールに据え付けるタイプのものを使用したりするのが多い。ドライフォルテやギターペットといったお菓子の乾燥剤みたいなものやダンピット、プラネットウェーブス、カイザーライフガードのようなサウンドホールに付けるものが有名。
- 指頭奏法
- クラシカルギターの演奏スタイルで爪を使用せずに指だけで奏することを指す。フィンガースタイルにでも使用されることがあるようである。
- シトカスプルース
- スプルースの種類の1つ。標準的なスプルースでとくに何の敬称もないスプルースというと、このスプルースのことを指す場合が多い。
- 指板
- ネックに張られている黒い板のこと。読みは「しばん」。フレッテッドギターの場合、この板にフレットが埋められている。対磨耗性の強い材が使用される。メイプルのワンピースネックの場合、メイプルの指板が張られているかどうかはわかりません。フィンガーボード。
- ジプシースウィング
-
gipsy swing
ジャンゴ・ラインハルトに代表される、ロマ音楽とスウィングジャズが融合した音楽のスタイルのこと。近頃は、マヌーシュスウィングという呼び方の方が一般的になってきている。 - ジプシージャズ
-
gipsy jazz
ジャンゴ・ラインハルトに代表される、ロマ音楽とスウィングジャズが融合した音楽のスタイルのこと。ジプシースウィングともいいますが、近頃は、マヌーシュスウィングという呼び方の方が一般的になってきている。 - シム
- ネックピッチを調整するために、ネックとボディのジョイント部に挟み込まれるスペーサーのこと。
- 下駒
- 弦の張力を支持して、その振動(弦の振動)を表板に伝える役目をするものであり、ブリッジと表記されることが多い。読みは「しもごま」。
- 下駒枕
- ブリッジ上の骨棒(ブリッジに掘られた溝にはめられている骨棒)のこと。読みは「しもごままくら」。牛骨や樹脂で作られている。弦の振動を響鳴胴に伝える大事な部分であり、サドルと表記されることが多い。
- シャープ
-
#:変化記号の一つ。音を半音高くすること。調号として使用されたときと、臨時記号として使用されたときで意味合いが異なります(意味合いというか有効範囲というか…)。
ダブルシャープも存在するが、これ以上の説明は楽典などをご覧ください。 - ジャーマンスプルース
- スプルースの種類の1つ。かつてドイツ松とか、ヨーロピアンスプルースと呼ばれ、高価なギターの表板材として使用されていたが、近年は希少な材となった。
- ジャカランダ
-
JACARANDA
ブラジル産のローズウッド、つまりハカランダのこと。英語読みでジャカランダと言われることもある。ある方面で崇拝の対象になっているようであり、これが使われているかということだけに目の色を変える方々もいる。 - 弱音器
- ブリッジよりの弦と胴部の間に挟みこみ、弦の振動を小さくすることでギターの音を小さくする装置のこと。
- シャクティギター
- ジョン・マクラフリンがシャクティに参加したときに使用したギター(再結成時は未使用)。ギブソン製のジャンボサイズのフラットトップギターの響鳴胴にシタールのように共鳴弦を張って、スキャロップドフィンガーボードにした特注のギターである。アルバム「ハンドフル・オブ・ビューティ」のジャケットでの、このギターを抱えたマクラフリンの写真は、映画「機械仕掛けのオレンジ」の主役に似ていてちょっと怖い。
- 弱拍
-
強拍以外の拍のこと。2拍子は「強、弱」、3拍子は「強、弱、弱」、4拍子は「強、弱、弱、弱」となるので、1拍目以外は弱拍である。
関連語: アウフタクト、弱起、強起、強拍 - 借用和音
-
ある調の中で、他の調の和音を一時的に借用すること。borrowed chord
例としては、V7(ドミナントセブンス)の代理として減5度上の♭II7を使用するのも借用和音であり、ドッペルドミナントも借用和音と言える。 - シャコンヌ
-
CHACONNE
J.S.バッハが作曲したバイオリンのための無伴奏ソロ組曲 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 <BWV1004>の中の1曲。 - ジャズインスト
- ボーカルなしのジャズ音楽・演奏のことをジャズインストと呼ぶ人がいるようです。
- ジャズ型
- フラットピックのデザインを示す呼称だが、ディアドロップ型やトライアングル型のように決まったデザインのベースがあるわけではなく、小さめのピックの呼称のように思われる。
- ジャズギター
-
JAZZ GUITAR
ギターでジャズを演奏するときの演奏手法のようなもの。あるいは、ジャズ演奏時によく使用されるフルアコのことをジャズギターと呼ぶこともある。 - ジャズコ
-
日本のローランド社が製造・販売を行っているギター用コンボアンプ JC-120のこと。
モデル名のJCが「Jazz Chorus(ジャズ・コーラス)」のことであるため、略してジャズコとか、JCと呼ばれる。 - ジャズブルース
-
JAZZ BLUES
ブルースのことだが、ジャズではほとんどの場合3コードのブルースとして演奏されることはないのため、区別するためにジャズブルースということがある。もちろんジャズでもよくブルースは演奏されます。ブルースの名曲もあるし...。ただ、一般的なブルースのコード進行ではなく、リハモされたパターンで演奏するのがふつうなのでその点に注意。 普通、Cのブルース(以降、コードパターン例はすべてCブルース)というと3コードで| C7 | F7 | C7 | C7 |ですが、ジャズのセッションなどでじゃあ、ブルースやろうかと言われたときにこのパターンではあまりにジャズらしくない。そこでよく使われるパターンはこんなのです。
| F7 | F7 | C7 | C7 |
| G7 | F7 | C7 | G7 || C7 | F7 | C7 | C7 |無論、これはリハモの結果なので当然ひとによっては違う進行(信仰?)になることも少なくない。 他に割とよく使われるパターンでこんなのもあります。
| F7 | F7 | C7 | A7 |
| Dm7 | G7 | C7 / A7 | Dm7 / G7 || C7 | F7 | C7 | C7 |あと私が好んでやるパターンとしては...
| F7 | F7 | C7 | A7 |
| Dm7 | G7 | C7 / A7 | Dm7 / G7 || C7 | F7 | C7 | Gm7 / C7 |ちなみにチャーリー・パーカーがこんな感じのリハモを使っていたときがある。
| F7 | F#dim | C7 | Em7 / A7 |
| Dm7 | G7 | C7 / A7 | Ab7 / G7 || C7 | Bm7-5 / E7 | Am7 / D7 | Gm7 / C7 |もうちょっとマニアックなものとしては、パーカーのアイデアももらいながら、あとちょっとブルースっぽさを消して
| F7 | Fm7 / Bb7 | Em7 / A7 | Ebm7 / Ab7 |
| Dm7 / G7 | Abm7 / Db7 | C7 / A7 | D7 / G7 || CM7 / Dm7 | Em7 / Dm7 | CM7 | Gm7 / C7 |なんてのもありです。(ちなみにここのCM7とは、Cmaj7のことです)
| F7 / F#dim | Fm7 / Bb7 | Em7 / A7 | Ebm7 / Ab7 |
| D7 | G7 | C7 / A7 | Ab7 / G7 | - 弱起
-
曲が、弱拍から始まること。曲が弱起の場合、はじめの小節は拍数が足りなくなります。このような小節を不完全小節といい、不完全小節がある場合、最後の小節の拍数を調節することで曲全体のトータルの拍数を保ちますが、曲によっては特に注意を払っていないものもある。
関連語: アウフタクト、弱拍、強起、強拍 - ジャム
-
JAM
(1) ジャムセッションのこと。
(2) 果物の果肉に砂糖を加えて煮詰めた食品。果実と砂糖の成分でそれだけでジャムになるのだが、市販のジャムでは凝固剤としてペクチンがはいっている。私見を申し上げると枇杷のジャムが好きである。 - ジャムセッション
-
JAM SESSION
ジャズメンと称する面々が夜な夜な集会を開いてはおれのアドリブはかっこいいだろういや、おれのほうがかっこいいと互いの楽器で言い合うこと、およびその集まりのこと。聞きかじりの面々がジャズセッションというときがあるが、大目に見てあげよう。
普通のセッションと違って、いきあたりばったりの時も多く、そのため楽譜など用意されておらず、じゃ、グリーンドルフィンねでいきなりドラマーがカウント始めたりすることもあるので注意が必要。
ホーンがいるときはキーが違うこともあるので特に注意が必要です。 - ジャムる
- 「ちょっとジャムセッションしようか」?を「ちょっとジャムる?」と動詞的に使用することもある(一部限定?)。
- ジャラーン
-
ギターを弾いたときの代表的な擬音。
特にアコースティックギターでコードを弾いたときの擬音としてよく使われる。他にボロロンという擬音もよく見かけるが、こちらは爪弾いている雰囲気を出したいというか、「ジャラーン=ピック弾き」に対して「ボロロン=指弾き」のイメージでしょうか。 - ジャンゴ
- マヌーシュスウィングの本家− ジャンゴ・ラインハルトのこと
- 重音
-
2つないしは3つの音を、同時に奏すること。ダブルストップあるいはトリプルストップというときもある。
かつては、 といっていた時期もある。現代では2つの音も、音が省略された和音として考えるようである。 - 就学者
- 講師についたり学校に通ったりしている人のこと。
- 重減音程
- 短音程または完全音程より"2半音分"狭い音程のこと。ダブルディミニッシュドインターバル
- 終止形
- いくつかの和音が完全な終止感を持っておわる形になることをケーデンス/終止形という。主に主要三和音である主和音、属和音、下属和音で構成されるコード進行のことになる。
- 蒐集
-
趣味や研究などのために、ある種の物をたくさん集めること。
読みは「しゅうしゅう」です
さすがに将来の値上がりのためにギターを買い漁る人は少なくなったのではないでしょうか?(実はそうでもないとか、日本の楽器商そのものがこれをやっているという話もちょくちょく耳にします。) - 重奏
- 複数の人で演奏すること。伴奏者がいる場合も重奏に含まれる。
- 重増音程
- 長音程または完全音程より"2半音分"広い音程である重増音程。ダブルオーグメンテッドインターバル
- 周波数
- 電波や音波のように振幅を伴う周期波の毎秒の繰返し回数のこと。単位としてHz(ヘルツ)が使用される。
- 主音
-
音階上の第1音(ド)のこと。トニック
(key=C)
C D E F G A B C - 手工ギター
- 手で作られたギター=ハンドメイドギターのことなんだろうが、量産であろうと手工じゃないギターは存在しないわけで…。全部機械でオートメーションで作れるはずもないのだから。こんな用語はきっとバレンタインデーにチョコレートみたいに日本のどこかの楽器販売店 or 楽器メーカーが言い出した広告から派生したものだと推測できる。
- 主調
- 主調とは、その曲の中心となる調性、あるいは本来の調性(ハ長調とか、イ短調とか)のことを指す
- 主要三和音
-
トニックコード(主和音)、サブドミナントコード(下属和音)、ドミナントコード(属和音)の3つのコードの総称。但し、主要な3つの和音という意味ではなく、主要な三和音(トライアド)の意味である。main triads。俗にスリーコードと呼ばれることもある。
ダイアトニックスケール上に構築される三和音のうち、主要三和音以外の三和音を副三和音と呼ぶ。 - 主和音
- 主音上に積み上げられた三和音のこと。特長としては非常に安定した響きを持ち、どんな和音?にも進むことができる。トニックコード
- 純音
- 厳密な正弦波形を発する音のこと。倍音といったものをまったく含まない音であり、自然界にはほとんど存在しないと思われる音。実際の音としては、音叉の音やテレビの時報?くらいか。 ピュアトーン、シンプルトーンともいう
- 循環モノ
- 曲のコード進行において、何度も繰り返すことができるコード進行を含んだ曲。ソニー・ロリンズのオレオなどが有名。
- 順反り
- 弦高が高くなる方向にネックが反ること。弦高が高くなる原因には表板が盛り上がる場合もある
- 準備運動
-
主運動の準備のためにする運動のこと。ウォーミングアップ
主運動を行う前に低い強度の筋肉への負荷から運動を開始し、徐々に身体の諸機能を主運動に適応させることである。ギターの練習なんかでケガしたりや病気になったりするはずはないと、ギターを弾かない方々やギターを始めて間もない方々(あるいはギターの練習に対して偏った考えを持っている方々)は信じているかもしれないが、それがそうでもない。何より大切なのは急にやらないやりすぎないことである。普段やらないスポーツを急にやったときのようなはっきりとした筋肉痛は起きないのだが、はっきりとわからないところ(あまり自覚症状のないところ)で同じように筋肉が悲鳴をあげている。 - 消音
- 消音とは弦の振動をとめること。伸ばす必要がある音は伸ばし(響かせ)、伸ばす必要のない音は消す。必要ないところで鳴っていることで不協和音になったり、雑音になることを意識しなければならない。フラットトップギターを弾く人でこの意識が低い人をよく見かける。ミュート
- 消音楽器
- 楽器演奏時、特に練習時の外環境への音の漏れを非常に少なくできて、かつ、通常の楽器とほぼ同様の演奏感覚を得ることができる楽器のこと。ギター版の消音楽器=消音ギターも、アリア(シンソニード)やヤマハなどから発売されている。日本の貧弱な住環境と合致したのかかなりの人気である。ヤマハのワイドネック仕様のモデルはわたしもちょっとほしいと思った時期がある。 ただヘッドホンやライン使用時のあの独特の音が今ひとつ馴染めない所だったが、職業柄、出張が多いためシンソニードを購入し、セッションなどにはこれを持ち込んでいる。
- 小セーハ
- セーハのうち、1弦から6弦の全体ではなく、一部分だけ(6弦未満)を指を寝かせて押さえることを小セーハと呼ぶことがある。
- 上達
- 技能や芸事などが上手になること。うまくなりたいと思うのは自然な感情である。そして、うまくなるために努力するのも普通のことである。
- ショートスケール
- エレクトリックギターの弦長の種類で24inch(305mm)スケールのこと。あるいはミディアムスケールやノーマルスケールよりも短いスケールのことの総称として使われることもある。クラシカルギターの630mmとか、もっと短いものもショートスケールと書かれるようである。ただ、クラシカルギターの場合、640mmもショートスケールではないのだろうか...
- ジョイント
-
JOINT
比較的短い木材を、その繊維方向に接ぎ合せて長い木材を作る加工法のこと。単に材が短いから接ぎ合わせるのではなく、強度を高めるなどの目的を持って行われることが多い。接合部の形状からパットジョイント、スカーフジョイント、フィンガージョイントに大きく分けることができる。
ギターにおいては、ネックとボディ、ネックとネックヒール、ネックとヘッドなどにジョイントが使用されることがある。 - 初見
- 楽譜を見て、試演せずに演奏することを初見あるいは初見奏(初見視奏)という。歌唱の場合には、視唱ともいう。 音楽用語としては、prima vistaといい、英語圏ではsight-readingと呼ばれるようである。一説には初見と暗譜の能力は反比例するというものがあり、初見が得意な人は暗譜がヘタと言われている(俗説?)。
- 初見視奏
- 楽譜を見て、試演せずに演奏することを初見あるいは初見奏(初見視奏)という。
- 初心者
- 元々は、経験の浅い者の意味のようだが、近頃ではネット上で掲示板などに質問を書きこむ時に使用される枕詞のひとつ。これを付ければ、何を聞いても許される免罪符のようなモノと勘違いしている人たちも多い。いつになったら初心者じゃなくなるんだ?。もしも、彼らにとってそれは質問がなくなった時だとしたら…、恐ろしいことである。
- ジリコテ
- 中米から南米で産出する木材らしい。最近よく見かけるようになった。ウォルナットに似ているという話も聞いたことがある。
- シルク
-
silk
絹のこと。絹は、かいこのまゆから採取した動物性の繊維である。ギターでは巻き弦の芯として使用されることがある。シルク弦、コンパウンドシルク弦などがシルクを芯とした巻き弦である。 - 素人
- 元々は、それを職業としていない者の意味のようが、インターネット上では掲示板などに質問を書きこむ時に使用される枕詞のひとつ。これを付ければ、何を聞いても許される免罪符のようなモノと勘違いしている人たちも多い。だいたい、何の素人なんだ?。プロじゃないことが何の関係があるんだ?。どういう意味&どういうつもりでわたしは素人ですが...と使っているのだろう。
- 白蝶貝
-
インレイによく使われる貝の名前。南洋真珠の母貝として使われる。
ちなみに本真珠というとアワビもしくはアコヤ貝を母貝とする真珠のことらしい。そして黒真珠(南洋黒真珠)は黒蝶貝を母貝にしているらしい。 - シングルカッタウェイ
- ハイポジションを弾きやすくするためなどの理由でギターの右肩(向かって右側)の部分が切り取られたようになっているデザインのこと。
- 新月伐採
-
オーストリアのエルヴィン・トーマ氏が自書の中で述べていたもの。
簡単にいうと「冬の新月に木を伐採し、枝を付けたまま木材を乾燥させるとその木材は虫も付かず、カビにも強く、その木材で造られた楽器は音まで違う」という話。ストラディバリ云々という尾ひれもついている話だが、一概に迷信、オカルトということにすることもないだろう。 - 人工象牙
- 象牙の入手が困難になったため、代用として人工的に象牙に近い特性を持つ素材として作られたもの。人工象牙にもさまざまあるが、ギター用パーツとしては、TUSQが有名。
- 人工爪
- 装飾、補強、矯正などの目的で地爪の上に貼り付けられる樹脂製の爪状のもの。付け爪と呼ばれるチップ状のものだけでなく、義爪も含まれる。
- 人工ハーモニクス
- 開放弦のハーモニクスではなく、左手で弦を押さえた位置に対して行うハーモニクス奏法のこと。押さえた位置+5フレット、+7フレット、+12フレットあたりが音が出やすいし、音程も確かである。
- シンコペ
- シンコペーションの略。但し、これは海外でも使用される略語らしい。
- シンコペーション
-
SYNCOPATION
拍に反した、本来アクセントの無いところにつけられたアクセント、あるいはアクセントの無いところにアクセントをつけること - 心材
- 木材を幹方向に水平に切った断面において、木の中心に近い部分を心材という。
- シンソニード
- USA Solo Ette社からのライセンス生産されているアリアのサイレントギター。
- 真鍮
- 銅と亜鉛の合金=ブラスのこと。フレットやナット、ブリッジピンなどの材料として使用される
- 新同
- 新品同様の略語。中古楽器のグレードを表現するときに使用される用語の1つ。
- シンピック
- ギター用 フラットピックで一番柔らかいやつのこと。ピック面にシン(THIN)と書いてある。ソフトピックも同じ。
- シンプルトーン
-
SIMPLE TONE
厳密な正弦波形を発する音のこと。倍音といったものをまったく含まない音であり、自然界にはほとんど存在しないと思われる音。実際の音としては、音叉の音やテレビの時報?くらいか。 - シンメトリックスケール
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SYMMETRIC SCALES
規則的に並べられて、対照的な配列になっているスケール。 など - シンライン
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Thinline
ソリッドエレクトリックギターのうち、ボディがくり貫かれたセミソリッドタイプものをシンラインと呼ぶことがあるが、テレキャスター以外のシンラインモデルをシンラインと呼んでいるのをほとんど見たことがない。 - シンライン改造
- ソリッドボディをチェンバー構造に改造=再加工すること。チェンバー改造やホロウ改造、セミホロウ改造も同じ意味。