く
- クインテット
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QUINTET
5重奏のこと。さすがに5重奏までくるとギターばかり5台というのはあまりききません。 - クオーターチョーキング
- 1/4音(半音の半分)くらいの微妙なチョーキングのこと。半音のチョーキングのことはハーフチョーキングという場合もある。
- 口輪
- サウンドホール周りの装飾=ロゼッタのこと。ロゼッタの項を参照されたし。
- 口輪飾り
- サウンドホール周りの装飾=ロゼッタのこと。ロゼッタの項を参照されたし。
- クライオ処理
- 一部の合金は、急速に冷やされると硬度が増すことがあるという現象が古くから知られており、それにあやかって?、極めて低温の液体を使用して部材を冷却する技術のようです。
- クライオフレット
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クライオ処理 されたフレットのこと。
いろいろな効果が書かれていますが、実際のところはわかりません。 - クラギ
- 日本だけで使われていると推測されるクラシカルギターの略称。一般的に流布している呼称ではなく、インターネット上や学生ギタークラブあたりで使われているようである。
- クラシカルギター
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CLASSICAL GUITAR
クラシカルギター音楽を奏することを目的に作られたギターのこと。スパニッシュギターやナイロン弦ギターと呼ばれることもある。
クラシカルギターとしては以下のものが代表的であるが、現代ではモダンギターのことをクラシカルギターと呼ぶことが多いようです。 あるいは クラシカルギター奏法 のこと。 - クラシカルギター音楽
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CLASSICAL GUITAR MUSIC
ギターのために書かれたクラシック曲のこと。あるいはそのジャンル。ギターのためだけに書かれたオリジナル曲もあれば、ギター用にクラシック書法で編曲されたものも含まれる。
クラシカルギター音楽がすべてクラシック音楽か、否かについては、クラシック音楽という音楽の定義に及ぶことなので、ここではこれ以上突き詰めることはしない。ただ、クラシカルギター音楽を語る上でのクラシック音楽とは、伝統的な西洋音楽のことであると考えてよいだろう。 - クラシカルギター奏法
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CLASSICAL GUITAR TECHNIQUE
クラシカルギターを使用してクラシカルギター音楽を奏するときの演奏スタイルのこと。
代表的なものとしてはセゴビア奏法やカルバレーロ奏法といったものがある。但し、厳密にこれらが演奏スタイルであるかというと、演奏者のくせのようなものだったり、様式というよりも単にコツ程度のことだったりもするため、単語として「クラシカルギター奏法」がちょくちょく使用されるのに比べて、その内容はいまひとつあいまいである。
また、クラシカルギターを使用してクラシカルギター音楽以外を奏する時には、必須の演奏スタイルではない。 - クラシックギター
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CLASSIC GUITAR
クラシカルギターそのもの。あるいはクラシカルギター音楽のこと。
アメリカやヨーロッパではあまりこの呼称は使用されない。 特にアメリカあたりでは音楽ジャンルとしてはざっくりとフィンガースタイルのなかに括られていたり、楽器としてはフラメンコギターや19世紀ギターも一括りにNylon-Strings Guitarと呼ぶようである。またヨーロッパでは、クラシカルギターと呼ばれることが多い。少し前からだが、アメリカではClassic Guitar=Old Guitar的な使い方をすることが割と一般化?しているようで、Classic Guitarというとオールドマーチンやオールドギブソンのことを指すようである。 - クラスター
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CLUSTER
隣り合うコードの構成音の間隔が3度に満たないようなコード。五線譜にするときれいに重ならずに固まりのようになる。4音以上のクラスターをギターで弾くことは相当なワイドストレッチになるため、かなり困難である。ミック・グッドリックやビレリ・ラグレンがスローバラードで使ったのを聴いたことがある。 日本では音塊という - クラッキング
- クラッキングとは、クラック(ひび割れ)を起こしている塗装面のこと。あるいはクラックそのもののこと。ウェザーチェック、ウェザークラック
- クラック
- クラックとは、乾燥や振動による木材の伸縮が原因で起こるヒビ割れのこと。また、塗装された木材の塗装面のひび割れのこともクラックという。
- クラフトマン
- ビルダー、ルシアーと同じで、ギター製作者を指す。
- クリシェ
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必殺のパターンあるいはお約束のパターンのこと。元はフランス語らしい。フレーズ、コード進行のどちらにも使用される用語である。フレーズの場合、コードがこういうふうに動いたときはこのフレーズ、このコードがこういうつかわれ方をしたときはこのフレーズという具合に必殺のフレーズがある程度、パターン化してくることという。コード進行の場合、特定のパターンでコードが進行するものをいう。
(例)
C > Cmaj7 > C7 > C6 - クリスタル弦
- ナイロン弦の研磨弦に対して、透明ないしは半透明なナイロン弦(またはそのほかの材料の弦)を指すようである。どこのメーカーか忘れたが、フラメンコ用の弦で1弦, 2弦, 3弦がすべて違う色の弦を使っていたことがある。
- グリッサンド
- スライドと同じ意味で、左手で任意のフレットを押えてピッキングした後に、別の音に対して押下したまま上行または下行するテクニック。但し、別な意味合いで使われることもあって、2音間がスライドで結ばれていた場合、スライドでは最初の音だけを弾いて、グリッサンドでは最初と終わりの2音とも弾くといった違いがあるときもある。またスライドの場合は、A〜Bという開始と終了の音がきっちり決まっているのに対して、グリッサンドでは、A〜とか、〜Bといった使用法もある。
- グレゴリアンモード
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Gregorian mode
全音階上に構築される7つのモード/旋法のこと。チャーチモード/教会旋法とも呼ばれる。 - クローズドヴォイジング
- テンションを含んだ四和音(あるいはそれ以上の音数を持つ和音)の構成音が1オクターブに収まっているもの
- クローゼットクラシック
- 未使用のまま、数年間保存されたように使った形跡はないが経年変化は起きているモノのこと、あるいはそんな風情に加工し、仕上げした楽器のこと。つまり、「クローゼットにしまったままになっていた」ということなのでしょう。よくこんな言葉思いついたと感心する。
- クロウネイル
- 爪の状態や症状の一つで、爪が長くなるに従って、だんだんと指先に被さるように生える状態のこと。わし爪やばち状爪とも呼ぶ。こうなると爪の手入れが大変なので苦労ネイルが訛って、クロウネイルになったわけではないようである。
- クロスセリング
- ユーザーが購入予定の商品あるいは契約予定のサービスに関連した商品などを、併せて購買してもらうように誘導する販売方法のこと。マクドナルドの「ご一緒にポテトはいかがですか?」に代表される。楽器店では、弦やピックもしくはシリコンクロスはサービスしてもらえるが、「チューナーはどうしますか?」と言われたら、それはサービスではなくクロスセリングである場合がほとんどである。
- グロスフィニッシュ
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光沢仕上げにすること
ほとんどのギターはグロスフィニッシュだと思うんだけど。 - クロマチックアプローチ
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リハモの手法、もしくはアドリブの解決手法の一つである。
(リハモの場合)
メロディが半音進行したタイミングでコードチェンジしていたら、コードも半音進行して構わない。 無論、メロディが半音上行進行していた場合は、半音下のコードを挿入できる
(アドリブの場合)
進行感、解決感を強めるために半音進行で解決させること。 その際、より進行感、解決感を強調するために半音進行を続けて入れることをダブルクロマチックということがある。 - クロマチックスケール
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Chromatic Scale
シンメトリックスケールの一つ。半音音程だけで構成されている。(key=C)注意)ウォーミングアップのためだけのスケールではない。
C D♭ D E♭ E F G♭ G A♭ A B♭ B C - クロマチックチューナー
- 1オクターブ内の12音すべてのの調律が可能なチューニングメーター。近年はオートチューナータイプのものがほとんどである。