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- ベーアン
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ベース用アンプのこと。
ベースアンプのことは、昔からベーアンと略していたがギーアンとギターアンプのことを略したことはほとんどなかったので、さすがにギーアンなんていう人はいないと思っていたがそうでもない様である。
エレクトリックアコースティックギター用にギターアンプではなく、ベースアンプを使う人がいます。特にギターの音を歪ませないで音量を上げたいときが多いようです - ベースノート
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BASE NOTE
コードトーンの一番低い音をベースノートという。ソロギターとして弾く場合、トップノートにメロディが、そしてベースノートにコードのルートが来ることが多い。 - ベースペダルポイント
- ペダルポイントのうち、2小節以上に渡ってベースノートがユニゾンから動かないことという。
- ベアクロウ
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BEARCLAW
杢の1つ。ベアクロウとは木目を横切るような複数の縞模様(熊が爪を立てたような?)のことのようである。ベアクロウは主に表板材に入り、それが入った材は非常に希らしく貴重な材だと言われています。 - ベアクロウサウンドボード
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BEARCLAW SOUNDBOARDS
ベアクロウが入った表板のこと。ベアクロウトップということもある。 - ペイントギター
- 塗装されているというより、模様や絵が描かれているギターのこと。
- 平行調
- 同じスケールのメジャーとマイナーの関係を平行調という。CメジャーとAマイナー、GメジャーとEマイナーなど。
- 並行調
- 平行調と同じ。
- ペオネス
- ライニングに使用される小さな木片のこと。主に表板と側板の接着に使用される。裏板と側板の接着にはライニングが使用されることが多いようである。
- ペグ
- 弦を巻きつけてチューニングを合わせる部分のこと。同義語としては糸巻、マシンヘッド、チューナー、チューニングペグ、調律ペグなどなど...。まれに手で回す部分のみの名称として使用されることがあるがこれは誤り。ペグには本来の意味の「釘」や「杭」以外に「弦楽器やチェンバロなどの糸巻」の意味があり、「つまみ」といった意味はない。ちなみにこの手で回す部分の名称はボタン(ペグボタン)あるいはペグノブという。
- ペグノブ
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ベグのつまみ部分の呼び名。ボタンもしくはペグボタンともいう。あるいは材質により、エボニーノブ、パーロイドノブというときもある。
つまみ部分をペグと呼ぶ人がいるが、ペグには「つまみ」の意味はなく、糸巻きのことである。 - ペグポスト
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ペグのうち、弦を巻きつける部分の呼び名。巻軸あるいはストリングポストともいう。
ポストに切込みがあって、それに弦をはさむようにして巻きつけるタイプのポストもあるが、多くのものはポストを貫通する穴があいており、そこに弦を通してからポストに巻きつけるようになっている。 - ペグボタン
- ベグのつまみ部分の呼び名。ボタンもしくはペグノブともいう。
- ペグワインダー
- 弦を交換する時に使用する道具で、ペグにこれをかぶせるとまわし易くなって早くペグをまわせるというもの。ストリングワインダーという呼び名が一般的だがこのように呼ぶ人達もいるようである。確かにペグを回す道具だけど、弦を巻き上げるために回すのであって...
- ヘクサトニック
- 1オクターブないに6つの音を持つ音階のこと。すぐに思い浮かぶ6音音階というと...ホールトーンスケールくらいか。
- ペグヘッド
- ヘッドのこと。ペグがついているヘッドだからペグヘッドなのか。それとも、ペグ溝もしくはペグ穴が掘られているからペグヘッドなのか...この用語については少し謎があります。
- ベストアルバム
- 同じプレイヤーの曲をいろいろとピックアップして集めたアルバム。ピックアップする曲目はアルバムのプロデューサーの思惑に沿っているはずなので、プロデューサーズベストアルバムというのが正しいのでは...。(近頃はそうじゃないものも多い)
- 下手の横好き
- 下手であるにもかかわらず、ギターを弾くのが大好きであること。ただ、こういう言い回しをする人はかなりの割合でそこそこ自分の腕に自身がある。だから、ものすごく謙遜してこういう言い回しをしている。 無論、そうではない人もいて、本当に下手な場合もあるのだが、「下手は上手のもと」という慣用句もあるわけで下手なことは悪いことではない。しかし、下手を自覚するのはいいが、万年初心者などと自称して(自嘲して?)そこに胡坐をかくようになってはいけない。
- ペダルポイント
- コード進行の中に持続音を含めること。つまり、2小節以上に渡ってベースノート(またはトップノート)がユニゾンから動かないことという。 (ソプラノ)ペダルポイントといってトップノートがユニゾンのパターン(バリエーション)もある。
- べっ甲
- ウミガメの甲羅のこと。とくにタイマイ(ウミガメの一種)の甲羅をべっ甲というときもある。1991年 ワシントン条約でタイマイの国際取引はすべて禁止されました。 ギターのピックやピックガードとして使われることがある。まちがっても亀甲(きっこう)とは書かないように
- ヘッド
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HEAD
ヘッドストックのこと。 - ヘッドアンプ
- アンプヘッドのことをヘッドアンプと呼ぶ人がまれにいる。 元々ヘッドアンプとはオーディオ用語の一つであり、アンプヘッドとは別物である。
- ヘッドストック
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HEADSTOCK
ギター頭部のこと。大抵のギターではここに糸巻がつけられている。またフラットトップギターではロゴが記されていることが多い。私見を申し上げるとクラシカルギターの音色の違いにはヘッドデザインの違いがかなり影響している(気がする)。
通常、強度を高めるため?にネックとヘッドは別材を接着して使用される。 - ヘッドストックチューナー
- チューナーにクリップが組み込まれており、このクリップ部でギターヘッドをはさむようにセットするとクリップ部に内蔵されたマイクでギターの振動を拾って音名を表示するタイプのチューナーのこと。
- ベニヤ
- 日本では合板のことをベニヤ板というが、合板はプライウッドが正しい英語表記で、合板を構成する薄板のことをベニヤというようである。ただギター材に関してはベニヤとは言わないようである。
- ベネチアンカッタウェイ
- カッタウェイ部分のホーンのデザインが丸くなっているもの。ラウンドカッタウェイ(ラウンデッドカッタウェイ)と呼ぶこともある。フルアコのカッタウェイではよくあるが、フラットトップのカッタウェイではほとんど見たことがない。
- ヘビーゲージ
- スチール弦では弦の太さで(太い方から)ヘビーゲージ、ミディアムゲージ、ライトゲージ、エクストラライトゲージと分けられる。ヘビーゲージはあまりに弦が太いためテンションもきつく、なかなか使いにくい弦であるがブルーグラスなどでは使用されることがあるようである。ただ、メーカによって弦の太さは一様ではなく、あるメーカーのミディアムゲージよりもあるメーカーのライトゲージの太いことは普通にある。
- ヘビーピック
- ギター用のフラットピックで一番硬いやつのこと。ピック面にヘビー(HEAVY)と書いてある。ハードピックも同じ。もっと硬いやつをエクストラヘビーという呼び名で用意してあるメーカーもある。
- ベベル
- ベベル加工のこと。次項参照
- ベベル加工
- 肘があたる部分のボディエッジをカットする加工のこと。コンター加工と呼ぶこともあるが、主にソリッドギターの場合はベベル加工と呼び、フラットトップの場合は、コンター加工と呼ぶようである。
- ベベルドトップ
- ボディトップがベベル加工されていること。
- ベリーブリッジ
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belly bridge
マーチンのブリッジのようにエンドピン側が膨らんでいるデザインのブリッジのこと。ベリーは膨らんでいるのことなので、サウンドホール側が膨らんでいてもベリーブリッジと言いそうだが、ベリーブリッジというと下側が膨らんでいるボトムベリーブリッジのことを指す場合が多いようである。 - ヘリンボーン
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HERRINGBONE
ツイードのコートやジャケットによく使われる白と黒または白と茶を基本の配色としてへの字を重ねたように見える柄(模様)のこと。日本では杉綾という。ギターのバインディングにもこのデザインが使用されることがあり、それが使用されたギターをヘリンボーンスタイルということもある。
英語のスペルをそのまま読んで「ヘリングボーン」と言っている人たちもいるようです。 - 変格終止
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下属和音から主和音に解決する終止形のこと。
F > C対して、属和音から主和音に解決する終止形を正格終止という。
- 変化記号
- #や♭のように楽譜上で音を半音単位で高くしたり低くしたりするための記号のこと。
- 変化和音
- オルタードテンションを含んだ和音のこと。オルタードテンションは、度数の前に+(半音あげられた)や−(半音下げられた)をつけて表される。オルタードコード
- 辺材
- 木材を幹方向に水平に切った断面において、皮に近い外側の部分を辺材という。
- 変則チューニング
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レギュラーチューニングではないチューニングのこと。
ドロップドD、オープンD、オープンGなど多様にあり、ここにはあげきれない。音域の拡大やキーの移動を目的としたものから、ドローン的な効果やユニゾン的な効果といった音色の色づけ効果を目的としたものなどさまざまである。近頃はフィンガースタイル系だけではなく、ロック系のギタープレイヤーも変則チューニングを多用するような時代になってきている。(ただ、どれだけ効果があるものかは本人たちしかわからない場合も多いようである) - 変則調弦
- 変則チューニングのこと。ギターに限らず弦楽器全般に使用される用語。
- ペンタトニック
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PENTATONIC
1オクターブないに5つの音を持つ音階のこと。五音音階、ペンタトニックスケールも同義語。 - ペンタトニックスケール
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PENTATONIC SCALE
1オクターブないに5つの音を持つ音階のこと。五音音階、ペンタトニックも同義語。 - ベンディング
- チョーキングの英語圏での呼び方。ingが付くのだから、チョーキングを行なうことをベンディングというのだろうか?。
- ベンド
- チョーキングの英語圏での呼び方。