リーダーアルバム
簡単にいうとその人名義のアルバム、CDのこと。
とりあえずその人が中心(リーダー)になってメンバーや曲目が決められているんだろうけど、たまにゲストにすっかり喰われているパターンも見かける。
リーディングノート
主音の半音下の音で、主音へ進もうとする性質を持つ音のこと。導音
(key=C)
C  D  E  F  G  A  B  C
リードギター
ギターが2人以上いるバンドおよびグループにおいて、曲本来のメロディやアドリブを奏するギタープレイヤーのこと。
リイシュー
reissue: 再発行 。近頃よく見かける言葉だが、リバイバルモデルのことらしい。それをカッコよく言っているのだろうか。新製品じゃなくて、昔のデザインが受けているみたいだから、そっちのデザインのものもまた出そうぜということらしい。つまり、社内でのコピーモデルのこと
リオグランデパリサンダー
パーフェローもしくはモラドと呼ばれている材のこと。
南米やボリビアで産出されるマメ科の広葉樹。エボニーに匹敵するほど密度が高く硬質な木材ということで、キャビネットやデスク材、ギターではネックフィンガーボードブリッジバックサイドなどに使用されることがある。他にボリビアンローズウッドサントスローズウッドなどと呼ばれることがある。
これはどうやらローズウッド(附属書II)の一つではないようです。
力木×
【誤読】 りきぼくではありません、ちからぎと読みます。響鳴胴の内部に接着されている棒状の木のこと。目的としては、やはり補強と思われます。あと、効率的な振動の拡散や伝播のためにつけられているものもあると思います。
リズム
音の時間的進行の構造のことであり、音の長短と拍子の強弱の結びついたものと考えることができる。日本語では節奏という(ほとんど使われることはない)。対して、テンポとは拍子を刻む速度と考えることができる。
リズム楽器
通常の演奏形態において、主にリズムを奏することを担当する楽器のこと。
リズムギター
ギターが2人以上いるバンドおよびグループにおいて、バック伴奏をするギタープレイヤーのこと。
リスペクトアルバム
トリビュートアルバムのことなのですが、トリビュートアルバムが追悼盤みたいなタイミングで発売されることが多いため、こういう言い方ができたのだろうか。そこらへんのことはよく知りません。ひとりでさまざまなプレイヤー(or ひとり)の曲を演るとカバーアルバムになり、大勢で一人のプレイヤーの曲をやると、トリビュート or リスペクトアルバムとなるのですね。
リゾネイターギター
リゾネイター(レゾネイター)とは金属でできた共鳴器のこと。表板にこのリゾネイターを取り付けたギターをリゾネイター(リゾネイター付きギター)という。Dobro社のものが有名であるため、一般的にはドブロギターと言われることも多い。前出のDobroやNational(松下ではない)といった老舗メーカーなどが現在も数モデル発売している。
リゾルブ
曲本来のメロディもしくはアドリブフレーズが解決すること。一般的にコードモーショントニックコードに遷移したときに、メロディもターゲットノートにたどり着くことをリゾルブ/解決という。ただ解決した感覚があればいいわけなので、かならずしもターゲットノートに着地する必要はない。
リック
必殺のフレーズのこと。あるコードパターンにはフレーズ、このコードプログレッションのキメではこのフレーズという具合に必殺のフレーズがある程度、パターン化してくる。そういう必殺のフレーズを切り出してストックしておいたものがリックになります。また、それをストックしておく場所を「引き出し」といったりします。ただし、リックを並べたものがアドリブになるわけではない。
リッチライト
リッチライト社によって開発された再生紙やパルプにフェノール樹脂を固めて着色した素材のこと。エボニー代用材として、フィンガーボードに使用されている。
立奏
椅子などに腰掛けることなく立ってギター演奏すること。
リディアンスケール
LYDIAN SCALE
全音階の第4音であるファの音を中心音とする調性であるリディアンモードに使用される音階であり、全音階の第4音から第11音を順番にならべた音階である。
ファ   ソ   ラ   シ   ド   レ   ミ   ファ
全音┘└全音┘└全音┘└半音┘└全音┘└全音┘└半音
関連: イオニアンスケールドリアンスケールフリジアンスケールミクソリディアンスケールエオリアンスケールロクリアンスケール

アヴェイラブルノートスケールのひとつ。
(key=C)
C  D  E  F# G  A  B  C
リディアンスケールは、イオニアンスケール以外では唯一7音目の音程が長7度となるスケールである。またトニックコードアヴォイドノートである第4音が#(シャープ)しているため、トニックコードサブドミナントコードおよびほとんどのメジャーセブンスコードに対するアヴェイラブルノートスケールとして使用できる。
リディアンモード
LYDIAN MODE
リディアンスケールを主体として、その性格や性質(調性の項を参照)が反映された調性のこと。中心音として12の音(1オクターブないの全ての半音)が使用できるため、12のリディアンモードがあることになる。
リディアンセブンススケール
LYDIAN 7TH SCALE
リディアンスケールの第7音がフラットしたスケールのこと。
(key=C)
C  D  E  F# G  A  B♭ C
ファ   ソ   ラ   シ   ド   レ   ミ♭  ファ
全音┘└全音┘└全音┘└半音┘└全音┘└半音┘└全音
第4音がシャープしたミクソリディアンスケールということをできるので、ドミナントセブンスに対してアヴェイラブルノートスケールとして使用できる。音列で判断するとスーパーロクリアンスケールオルタードスケールメロディックマイナースケール(上行)の別モードということができる。
リバーブ
残響や余韻のこと。あるいはそのような効果を与えるエフェクターのこと。
リハーモナイズ
メロディにコード付けをすることをハーモナイズといいますが、それを付け替えることをリハーモナイズと言う。
リハーモナイズの方法論を大雑把にまとめると、主に
  1. コードの付け替え(代理コードなど)
  2. コードの統合
  3. コードの細分化(コードの挿入含む)
であろう。
リハモ
リハーモナイズの略称
リフ
リフ=繰り返されることから派生して、ギターにおいてはかなり多様な意味合いを持つ用語として使用される。意味合いの例としては以下のようなものが代表的である。
  1. リフレインの略称
  2. 歌前でかならず同じパターンではいるバッキングギターのこと
  3. よく使われるリードギターフレーズ
  4. リックのこと
  5. 何度も印象的にでてくる主旋律(メロディ)
これらをすべてリフというようであるので、リフという用語が使用されたときは会話の前後の流れからいずれの意味かを類推する必要がある。
リフィニッシュ
胴部の塗装、仕上げを一度剥がしてやり直すこと。
用例ラッカー仕上げをリフィニッシュして、セラック仕上げに変えた...といったように使われる。
リフレイン
繰り返し弾かれること・・・なのだが、ジャズでは曲の主題部分(テーマ部分)をリフレインと呼ぶことがある。
リフレット
フレットを打ち直すこと。
リペア
楽器を修理すること
リペアマン
楽器の修理を専門に行う人のこと。楽器以外でも修理を行う人はリペアマンだと思っていたが、ネットでリペアマンで検索を行うと楽器リペアマンばかりでてくる。
リペイント
楽器を再塗装(塗りなおし)すること。断言はできないが、リフィニッシュと違って別な色に塗装することをリペイントというのだと....
リメイク
自分で自分のオリジナル曲をカバーすること。近頃はセルフカバーと言い方もよく使われる。往年のファン心理としてはレコードと同じように歌ってほしいという切なる願いもある。ただ当の本人たちも「もう踊れない、そんなテンポで歌えない、そんな高い声もう出ない・・・」などという苦悩もあるのだろう...
良品
中古ギターの状態を表す言葉。ただし、主観なので評価基準は一律ではない。それにかなり程度も下がっているようで、本来ならよい品なんて間違っても言えないものについてもちょくちょく使用される。
メロンでいうと、秀品>優品>良品というグレード順になるのだが、ギターの場合はどうなのだろう?。ギターでは、秀品とか優品なんて使わないか。
理論
ギターを弾く or 聞かせる方法(論)のこと。
どうも、この理という文字を毛嫌いしている方々がいらっしゃるようで、理論よりもハートなんて全く基準の異なるものを並べて称される方々がいて困ったりします。自分自身で突き詰めていった結果として導き出されるものだったり、他の人に説明する(教わる)ために必要だったりするものだと思うのですが、そこが理解できない、あるいは理解する気がないようです。
人に伝えるのに雰囲気や擬音だけじゃイメージが伝わりにくいはずである。もしかすると、これは漢字そのものが持っているイメージとやらが原因なのだろうかか。英語でいうと理論=theory: セオリーのはず。XXXのセオリーとか、割と気軽に使っているわりに、XXXの理論だと、もう背中がゾワゾワするみたいである。