キー
KEY
曲を構成する各音と音組織が中心音主音にまとまろうとする求心力、志向力であり、それらを統一する和声的な関係のことを調/キーという。現代では主に1オクターブの各12音それぞれに対する長調短調として示される。
ギーアン
どうやらギターアンプのことらしいが、あまり使っている人は多くないようである。
キーノート
KEY NOTE
調中心音(第1音)のこと。
キカイダー
石ノ森章太郎原作の特撮ヒーローものの主人公。ギターを持った数少ない特撮ヒーローである。ギターを持った変身ヒーローというと他には快傑ズバットぐらいしか思い浮かばない。しかし、キカイダーの主人公ジローは格闘中どこにギターをしまっているのか、それがいまだに疑問である。それにあの背負い方ではグルッとストラップを回して前にギターを持ってきても、ギター弾ける格好にならないのではないか?という疑問もあった。
ギグ
中小規模の会場(ライブハウス)などで行われる演奏のこと。ジャムと違って、飛び入りやセッション的なものではなく、キチンとお金をいただいて演奏する場合に使うようである。
ギグバッグ
GIG BAG
ソフトケースと同義語のようですが、ただの袋状のソフトケースではなくて、楽器保護用のパッドが付いていたりして、ある程度楽器を保護しながら持ち運べるようなタイプのソフトケースのようです。海外でも「GIG BAG」という名称で販売されているので日本独自ではなく一般的な用語と思われます。
但し、あるメーカーではギグバッグと全く同じ構造のものをセミハードケースと称して販売しているところもあるようなので、この辺りの区分はかなりルーズなもののようです。
刻み
フラットピックでのバッキングのことをこう呼ぶようである。
この曲の刻みがかっこいい、とか、あの曲の刻みが早くて大変、と言った会話で聞くことがある。わたしのように指弾きだとあまり縁はないが、ジャズコンボで弾いていると「この曲は 4つ刻み の方がかっこいいよね」なんて言われてしまうこともある。そういう場合は、親指でのダウンストロークで刻むことになる。
刻む
刻み の項参照(すぐ上)
いつぐらいから使うようになったか、はっきりとした記憶はない。しかし、周りの奏者も自然と使っているので、割と一般的な言い回しなのだと思う。特にジャズだけで使われる用語でもない。
偽終止
属和音から下属和音に進行する終止形のこと。デセプティブケーデンスも同じ意味。
Key=Cでいうと、G7→Cで曲が終わるのが通常の終止形だが、偽終止の場合、G7→Fと進行しCに戻らずに曲が終わることをいう。
稀少/希少
中古ギターなどさまざまな代物の人知れぬ価値を表すときに使用される言葉のひとつで「数が少なくて珍しいこと」を示している。 この修飾語によって摩訶不思議なことに価格が上昇することまである。
どういった理由で数が少ないのか、何を基準に数が少ないと判断しているのかは、発言者の主観でしかない場合が多い。また、どうして希少なことが貴重なのかも全く意味不明な場合も少なくない。「希少(きしょう)」と「貴重(きちょう)」の発音が似ているから、希少を貴重と誤解しているわけでもないだろう。
希少の英訳は、rare=レアである。
稀少価値/希少価値
数が少なくて、珍しいために生じる価値のこと。
こんなことに価値を見出すということも、個性偏重の弊害の一つであろう。
稀少材/希少材
さまざまな環境的、政治的な理由などにより、非常に少なくなってほとんど使用されなくなった材料のこと。
ただ、稀少材が使用されていたら、普及材よりも必ずしもいい音がするというわけではない。選択肢の少ない稀少材よりも、選択肢の広い普及材からより良いものを選んだ方がよい結果になることは往々にしてある。これは当然の話なのですがそれがわからない方々も一部にはまだまだいる。
ギター
GUITAR
撥弦楽器と呼ばれるを指やピックで弾いて音を出す弦楽器の種類。主に6本の単弦を張ったものを指す。
ギターの仲間は大きく2つに大別される。
ギターアンプ
一般的にはエレクトリックギター用のアンプのこと。
ギターアンプは、アンプ部分とスピーカー部分が一体化されたタイプ(コンボアンプ)と、アンプ部分とスピーカー部分でそれぞれ独立したキャビネットに分離されたタイプ(スタックアンプ)に大別できる。
ギター入りピアノトリオ
ドラムの代りにギターが入ったピアノトリオのこと=ピアノ+ベース+ギター。ピアノトリオというスタイルは、元々はギター入りのものの方がメジャーだったのだが、現在ではわざわざギター入りとかドラムレスとかいうようである。
ギターインスト
ギターだけで演奏されるインストゥルメンタルミュージックのこと。特にソロギターインストを指す。
ギターエンジニア
ギターの製作(クラフト)から、修理(リペア)・維持(メンテナンス)まで行う人のこと。
エンジニアと聞くと、録音を行うレコーディングエンジニアの方を思い浮かべるが、楽器の製作から修理まで行うこともエンジニアと言うようです。
ギターカルテット
ギター4台による4重奏のこと。あるいはギター+他の楽器が3つの場合もギターカルテットと呼んで構わないが、ギターデュオギタートリオに比べるとほとんど使われないようである。
ギター4台というと、やはりLAGQが有名。他にも時々見掛けますが、意外とクラシック系のカルテットが多いように思われます。
ギタークラフト
ギターを製作すること。
学科としてギタークラフト科がある学校?もあるようである。あくまでギタークラフトは製作することが主であり、ギター修理(ギターリペア)が主ではない。
ギタークラフトマン
ギター製作家のこと。
ギターケース
主にギターの運搬時に使用されるギター収納用バッグのこと。他に保管の際に使用されることもある。材質などから、ハードケース、ソフトケースに分けられる。
ギターサポート
ARIAから発売されているギター支持具の商品名。また、ギター支持具の総称としてギターサポートという名称を使うときもある。
ARIA製のギターサポートは、ギターへの固定方法は吸盤によるものであり、ギター側面に吸盤2個で固定する。これをつけるとギター側面にギターに対して直角に腕のような取っ掛かりができるのでそれを左足の太ももに乗せるとギターを角度をつけて保持することができるものである。アンドリュー・ヨークがコンサートで使用しているのを写真で見たことがある。
ギター支持具
足台を使わずにギターを身体の正面に(ある程度)固定し、かつヘッドを高く保持するための道具。ギター保持具というときもある。近頃は割とメジャーになったのか、ギターサポートと呼ぶことも多くなった。
代表的なモノを以下に挙げる
ギタースタンド
ギターを立てかけて置いておくことができる台座のこと。ギターを置いたまま演奏可能なスタンドもありますが、それはパフォーマースタンドと呼ぶそうです。
ギターソロ
ギター独奏、あるいは曲の中でギタープレイヤーが単独でアドリブなどを演奏すること。みんながやりたがるうえに、やりはじめるとなかなかやめないので独走ということもある。できれば独創と言われたいモノだが...。一曲丸々、ひとりでやってしまうこともソロ(ソロプレイ)という。
ギターだこ
ギターを弾いているとを押えている左手指の先端の皮膚が硬く角質化すること。まれにこれがあることを自慢する人がいるらしい。
わたしの場合、何十年も弾きつづけているせいかすっかり左手指先の指紋は消えているが、もう10数年タコはできていないし、指先も柔らかい。無論、を押さえて痛いとは感じない。
ギターチューナー
ギター用のチューニングメーターギターレギュラーチューニング調弦が可能なチューニングメーター。近年はオートチューナータイプのものが主流となっている。
アコースティックギタープレイヤーの間では、専らクリップ式のオートチューナーが一般的に使われており、チューナーを付けたまま演奏している姿を良く見かけるようになった。
ギターデュオ
ギター2台による2重奏、あるいはギター+他の楽器による2重奏のこと。
前者でいうと福田進一&エドゥアルド・フェルナンデスとか、ジョン&ジュリアン(ジョン・ウィリアムス&ジュリアン・ブリーム)、懐かしいところでプレスティ&ラゴヤ(イダ・プレスティ&アレキサンドル・ラゴヤ)という有名なクラシカルギターデュオがありますが、やはり現在ではアサド兄弟(セルジオ・アサド&オダイル・アサド)につきるかと・・・。ジャズでは、ジョー・パス&ハーブ・エリス、ジム・ホール&パット・メセニーといったあたりが有名?。他では、ゴンチチや山弦といったデュオもなかなか。近頃でいうとデパペペというのもありますけど(わたしには良さも面白さも全くわかりませんが...)
後者でいうと、まず『ギター&ベース』では、ジム・ホール(g)&ロン・カーター(b)や、パット・メセニー(g)&チャーリー・ヘイデン(b)、エグベルト・ジスモンチ(g)&チャーリー・ヘイデン(b)といったところかな
他に『ギター&ピアノ』というのもありますが、組合わせとしてあまり向かないというイメージを持っていました。ただ、そのイメージは、ミシェル・カミロ(p)&トマティート(g)の組み合わせで脆くも崩れました。マーク・コープランド(p)&ラルフ・タウナー(g)の組合わせもなかなか楽しかったです。
ギタートリオ
ギターがメインの3重奏のこと=ギター+ベース+ドラムなど、あるいはギター3台による3重奏
前者ではジョン・アバークロンビートリオはすごくカッコイイけど、アルバム「エスプリ」での渡辺香津美さんのトリオはすごく好きだ。アール・クルートリオもののアルバムもなかなか良かったし、チャーリー・バードも晩年はよくトリオ演奏していた。
後者ではやはり、アル・ディメオラジョン・マクラフリン+パコ・デ・ルシアによるスーパーギタートリオが有名。
ギターの価格
中古ギターの価格がかなり高騰してきている気がしている(2017.11記)。
その割りにある程度までの値段の新品ギターの造りが荒いというか、雑になってきていることも気になっている。日本のメジャーメーカーでも「おいおい?!」と思うような荒い造りのギターが新品で3万から7万円あたりの価格で売られているのを見かけたりする。中古ギターの場合は、需要というよりも投資目的で買われているようで、こういう楽器弾きとしては非常に悲しい。
弾かない人に渡った楽器は死蔵されるわけだから、元通りの音色を出せなくなるものも少なくない。
こういう投資目的の購買そのものがなくなるといいと思うのだけど、そうなってしまうと今度はギターがゴミとして廃棄されてしまう状況も増えるわけで、必要のない裾野の広がりは悪影響しか生みださない。雑誌や教則本の質やレベルもどんどん下がっている。もうこの状況に歯止めを打つことはできないのかもしれない。
ギターの革命児
革命的なギタースタイルを作ったプレイヤーの異名。
ギターの天才やギターの魔術師などと違い、革命児と呼ばれるプレイヤーはさほど多くなく、ロックギターの革命児としては、ジミ・ヘンドリックスやエドワード・ヴァン・ヘイレン。アコースティックギターの革命児としては、マイケル・ヘッジスジャズギターの革命児としては、スタンリー・ジョーダンあたりに使用される呼称である。
ギターの数え方
ギターの数え方は、本来は一丁、二丁・・・のはずだが、近年は1台、1本という数え方もあり、どれが正しいとは言えなくなっているようだ。
ギターの価値
ギターに対する客観的な価値の基準というものはない、と言ってしまうのがこういうサイトでは常套句である。
ハカランダ信仰の人にはそれ以外の材を使用したギターに価値を見出せないし、安いギターを馬鹿にしないでくださいと、安いギターに人知れぬ価値を妄想している方々もいます。ギターの鳴りにしか興味のない人もいるし、ギターが伴奏楽器でしかない人もいる。XX万以上の楽器は趣味嗜好の問題なのでといって評価せずに逃げだす人もいれば、狭い知識で特定のメーカーやルシアーだけを異様に高く評価し、他のギターを全否定する人もいます。
それを語る人たちはまるで普遍的な常識のように話していますが、はっきりいって個人の主観でしかありません。
ギターの父
音楽ジャンルで「XXの父」という言い方をするのは大抵クラシックのようである。
現代ギターの父は、ギタリスト兼作曲家フランシスコ・タレガ(1852〜1909)のことを言うようです。
ギターの評価額
蓼食う虫も好き好き−辛い蓼(たで)を食う虫があるように、人の好みはさまざまである。
そのため、どうしようもないものを良いという人もいれば、本当に良いものが分からずにダメという人もいる。結果、あるギターを評価額以上に感じる人と、あるギターを評価額に全く達しないと感じる人が存在することになり、彼らは互いに相手を肯定しないために、ただ相手の楽器を貶める発言しかしないことになる。
ギターの腕前についても同様で、技術的なうまさではなく、容姿まで含んだ総合評価だったりする。正直大したことをしていない演奏を持ち上げすぎている気がして仕方がない。
ギターパフォーマンス
直訳するとギター演奏になるのだが、どちらかというと見事な演奏ぶりというニュアンスを含んだ用語として使用されることが多いようである。
ギター弾きの恋
ウディー・アレン監督、ショーン・ペン主演の映画。原題はSWEET AND LOWDOWN。
不細工でダメ男なギター弾きの話ですが、ジャンゴ・ラインハルトの伝記映画ではありません。
ギターピック
ギター用のピックのこと。主にフラットピックのことを指してこのように呼ぶ場合が多い。フラットピック参照
ギタープレイヤー
ギターを弾く人のこと。まれにギターマンといった呼び方をするときがありますが、私見を申し上げるとギターマンという呼称は大嫌いです。
ギターフレットガード
フレットガード参照
ギターペイント
懐かしい寺西化学製のチューブ入り水彩絵の具の商品名。はっきり言ってギターには関係ありません。
寺西科学といえばマジックインキで有名ですが、ギターペイント以外にもギターシリーズの描画材として、ギターネオパス、ギターネオクレヨン、ギターポスターカラー、ギターアクリルカラーなどの描画材が販売されています。
人によっては、ギターに絵を描いたりすることをギターペイントと呼ぶ場合もあります。
ギター保持具
足台を使わずにギターを身体の正面に(ある程度)固定し、かつヘッドを高く保持するための道具。ギター支持具
ギターラ
ファドで使われるポルトガルの民族楽器。ポルトガルギタースチール弦で、6コース12弦が張ってある。ポルトガルでは、ギター or ギターラというとこの種類のものを指し、ナイロン弦ギターのことはヴィオロンと呼ぶ。
ギターレスト
ギター支持具(=これを装着することで足台を使わなくてもヘッドを高い位置に保持できる道具のこと)の一つ。ギターサポートの中では歴史が古くもう何十年も前からある代物。左足太ももに乗っかるカーブの部分とギターに固定する部分が支柱でつながれたようなデザインをしている。ギターに固定する方法が吸盤式と万力式の2通りがあり、後者の場合、付けっぱなしにするとギターの塗料が変質するという弱点もある。歴史が長いこともあって使用者をよく見かける。
ギタボ
ギター兼ボーカルの略。
メンバー募集などの記述でよく使われる用語のようです。あまり略する意味がないようにも思いますし、わかりにくい用語だと感じます。
ギタレレ
ギタレレとは、ヤマハ独自の楽器で「6本弦のウクレレ」のようなものである。チューニングギターの完全4度上になります。
1 ― A
2 ― E
3 ― C
4 ― G
5 ― D
6 ― A
ギタリスタ
ギターを弾く人のこと=ギタリストと同じ。ポルトガル語ではギタリスタという。
ギタリスト
Guitarist
ギターを弾く人のこと、ギタープレイヤー。私見を申し上げるとギタープレイヤーという呼称のほうが好みです。
ギブソン
Gibson
アメリカに本社を置く、ギター、マンドリンなどの代表的な楽器メーカーの名前。 創業者は、Orville Henry Gibson。
ギブソンを代表するギターと言えば、やはりレスポールを挙げざるを得ない。ギブソン辺りになるとどれが代表的なモデルなんて話が陳腐になるくらい有名なモデルが目白押しである。
ギブソンフレットガード
ギブソンの一部のギターを新品で購入すると、このフレットガードが付いていることがある。 フレットガード参照
機能和声
主和音下属和音属和音といった和音の性格が存在する和声のこと。これらの和音の性格の存在により長調短調といった和声上の特徴が存在することになる
記譜法
音楽を可視的に表記する方法。現在では五線記譜法(五線譜)が国際的に広く受け入れられ最も表示に富み、すぐれたものであるとされている。しかし、楽譜は作曲と演奏の間の媒体に過ぎず、いかに正確&緻密な記譜法を用いても作曲者の意図を完全に表示することは不可能である。
逆反り
弦高が低くなる方向にネックが反ること。指板ネックの材質の違いによる膨張率の違いで発生するらしい。
ギュイーン
エレキギターを弾いたときの代表的な擬音。
特にディストーションのかかったエレキギターの音としてよく使われる。これはわたしだけかもしれないがレスポールではなく、ストラトのアームを使っているイメージとして使うことがある。
牛骨板
サドルに使用される牛骨材のこと。
牛骨枕
ナットに使用される牛骨材のこと。
逆指
主に音階をimなどで弾いたときに、音階の上行時に3弦をmで弾いた後に2弦をiで弾くことになるように、iとmの弾くの上下関係が逆転することを指す。これはiaで音階を弾いたときなどはあまり気にならないが、m=中指が他の指よりも長いこともあって、逆指になるとぎこちなくなることがある。対処としては、逆指にならないように運指を考えるか、とことん練習するかである。
九の和音
五和音根音と最上位音の音程が9度であることから、五和音を九の和音という。
教会旋法
全音階上に構築される7つのモード/旋法のこと。チャーチモード/グレゴリアンモードとも呼ばれる。
強起
曲が強拍から始まること。
関連語: アウフタクト強拍弱起弱拍
響孔
サウンドホールのこと。近頃ではほとんど使用されない用語である。
強弱記号
楽譜に記される、音量の強さの程度や増減を指示する記号や言葉。フォルテ、ピアノなど。略語や記号化したものだけのものを強弱記号、言葉(主にイタリア語)のままのものを強弱標語ともいう。
教則本
演奏の技術などを基本から学べるように順序正しく書いた教科書。
響胴
弦振動を増幅させる中空の胴部=ボディのこと。これも近頃はあまり使用されない用語である。
強拍
各小節の1拍目の拍のこと。
関連語: アウフタクト強起弱起弱拍
響板
表板のこと。
響鳴孔
サウンドホールのこと。近頃ではほとんど使用されない用語である。
響鳴胴
弦振動を増幅させる中空の胴部=ボディのこと。ホロウボディ響胴ということもある。バイオリン属やチェロ属もボディのことを響鳴胴という。ちなみにサウンドホールのことは響鳴孔もしくは響孔といい、表板のことを響鳴板という。
響鳴板
弦振動が下駒を伝って最初に伝えられるのが表板なので、表板に対してこの名称を使用していた時期がある。響鳴胴を持つ弦楽器に共通する用語
協和音
和音のうち、そのコードトーンがうまく混ざり合うものを協和音という。対義語は不協和音となる。似た用語協和音程というものがあるが、和音を構成する各音の音程が、すべて協和音程であってもその和音協和音になるわけではない。
協和音程
音程のうち、2つの音が調和して響くものを協和音程/コンゾナンスという。
巨匠
芸術などの分野で、特に優れていると認められている人のこと。音楽分野の巨匠のことをマエストロと呼ぶことがある。
単に優れているというだけでなく、その時代を代表するような人のことを巨匠と呼ぶようです。
キルテッド
QUILTED
キルテッドとは、うろこ状の紋様()のでている木材のこと。メイプルマホガニーに見られる。マホガニーにもでるということは知りませんでした。
キルテッドマホガニー
QUILTED MAHOGANY
うろこ状の紋様()のでているマホガニーのこと。希少らしく、わたしも見た記憶がありません。
キルテッドメイプル
QUILTED MAPLE
うろこ状の紋様()のでているメイプルのこと。希少らしいです。
キルトメイプル
うろこ状の紋様()のでているメイプルのこと。希少らしいです。キルテッドメイプルの略なのでしょうか?、またどこかの日本人が勝手にちょっとだけ短くしたのでしょうか。
極める
技能や芸事で非常に深いところまで達する、この上ないところまで達するの意味。
別に極める必要はないはずだが、ネット上のギターの会話にはよくでてくる単語のひとつである。それに自称も含めて実際に極めた人の話はほとんど聞かないし、何が極めたことなのかもわからない。きっと「極めたい」という姿勢がかっこいいと勘違いしているけど使っている当人達にも「極める」ということがどういうことなのかわかっていないであろう摩訶不思議な用語である。
近位指節間関節
手指の関節で、指先から二つ目の関節のこと。PIP関節
禁じられた遊び
特に50〜60代以上の年長者には有名なクラシカルギター曲。
  • ロマンス
  • 愛のロマンス
  • 禁じられた遊び
  • 禁じられた遊びのテーマ
といった具合に楽譜により題名が異なるという不思議な曲でもある。ナルシソ・イエペスの来日公演で一気にブームになったせいで、それ以降に来日したクラシカルギタリストのプログラムには必ずこの曲を入れるようにプロモーターが強制したという「いわく付きの曲」でもある。イエペス当人も困惑して自身のプログラムからはずしてしまったらしい。それに日本ではあるTVドラマで主人公がこの曲を彼女に弾いてあげるというシーンが涙を誘って…愛と死をみつめてというTVドラマなのだが、その影響も大きいと思われます。ただ、ちゃんと曲を弾いたわけじゃなく高音部だけをパラパラとなのだが。近年リメイクされた草なぎ&広末のやつでは、禁じられた遊びは出てこなかった気がする。
近親調
主調に対して特に関係の深い調性近親調という。一般的には、平行調同主調属調下属調近親調として扱われる。同義語として関係調がある。対義語としては遠隔調がある。