わ
- ワイドストレッチ
- 左手をストレッチしてコードやスケールを押さえること。もしくは左手を大きく広げて押さえる必要があるコード(ワイドストレッチコード)やスケール(ワイドストレッチフォーム)のこと。慣れや左手の親指の位置とかが影響するので、実例をあげるのはかなり難しい。
- ワインダー
- 弦を交換する時に使用する道具で、ペグにこれをかぶせるとまわし易くなって早くペグをまわせるというもの。ストリングワインダー。普通、手動で、自分でクルクル回します。実物を見たことがありませんが電動式のものもあるようです(弦が切れそうな感じ)。好き嫌いでもないし、特にポリシーがあるわけでもありませんが、わたしは持っていません。弦交換のとき、特に弦を緩めてはずすときにちょっとほしいなぁ...という気になります。先日、100円で売っているのを見かけたのに何故か買いませんでした。
- ワウンド弦
- 巻弦のこと。一般的にはフラットトップギター用のスチール弦だと、3〜6弦がワウンド弦で、1〜2弦がプレーン弦である。
- 和音
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複数の音が、同時にあるいは連続して弾かれることにより導き出される響きのこと。コード。
かつては、 といっていた時期もあった。
現代では2つの音も、音が省略された和音として考えるようである。類語:重音 - 和音楽器
- 通常の演奏形態において、和音を奏することのできる楽器のこと。
- 和音進行
- 曲、あるいは曲の一部分における和音の並び順のこと。
- わし爪
- 爪の状態や症状の一つで、爪が長くなるに従って、だんだんと指先に被さるように生える状態のこと。クロウネイル、ばち状爪とも呼ぶ。
- ワシントン条約
- 1972年の国連人間環境会議において特定の種の野生動植物の輸出、輸入及び輸送に関する条約案を作成し、採択するために、適当な政府又は政府組織の主催による会議を出来るだけ速やかに召集することが勧告された。これを受けて、アメリカ政府及び国際自然保護連合(IUCN)が中心となって野生動植物の国際取引の規制のための条約作成作業を進めた結果、1973年3月3日にワシントンで本条約が採択された。
- 和声
- 和音のつながりのこと。ギターで演奏する音楽に用いるものは機能和声と考えて問題ない。つまり機能和声上の和音進行を和声と呼んで構わない。
- 和声的短音階
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自然的短音階が導音をもたないため、主音への解決や主音そのものの色彩が弱くなってしまう。そのため、第7音を半音あげて導音にしたものが和声的短音階である。
(key=C)ハーモニックマイナースケール
C D E♭ F G A♭ B C - 和声的長音階
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長音階の第6音が♭したスケールを、和声的長音階という。
(key=C)ハーモニックメジャースケール
C D E F G A♭ B C
ハーモニックマイナースケールの第3音を半音あげて、メジャースケールにしたと考えるのがわかりやすいかもしれない。 - ワッフルバー
- ワッフルバーブレイシングの項を参照されたし
- ワッフルバーブレイシング
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表板の力木構造で、格子状に組んだ木材やグラスファイバーなどを力木とした構造のこと。ラティスブレイシングも同じ。クラシカルギターではG・スモールマンが代表的な製作家である。
ここでいうワッフルというはやはりお菓子のワッフルのことなのだろう。あのワッフルの模様のようなブレイシングということである。 - ワニス
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ギターの塗装に使われる透明な塗料の総称。
油性ワニスや揮発性ワニス、酒精ワニス、ラッカーワニスなどがある。クラシカルギターでよく使われるセラックは酒精ワニスの一つである。 - ワンピースネック
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ネックと指板が張りあわせではなく、1枚の木からできているタイプのネックのこと。ローズ指板のメイプルネックなどはつまりツーピースネックということになるが、あまりツーピースネックという言葉は使わない気がする。
ヘッド部とネック部が接合されていない、つまり一本の木でできているネックのことをワンピースネックという場合もある。