ま
- マーチン巻き
- ストリングポストに通した弦を巻き取る方向と反対に半回転巻き付け、ナット側の弦の下を潜らせてから上に引きあげて引っ掛ける。その状態で弦を巻き取ると、ストリングポストに巻き取られた弦で引っ掛けた弦を押さえ込むようになる...弦の張り方で、マーチンから出荷されるギターがこの方法で弦を張られているのでこの呼び名になったらしい
- マイナーシックスコード
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MINOR 6TH CHORD
短三和音に長6度の音を加えた四和音のこと。 コード表記としては「Cm6」のように書く。「Cm6」の構成音は、C,E♭,G,A(ド、ミ♭、ソ、ラ)になる。このコードはダイアトニックコードではないが、短調のトニックコードとして使用されるマイナーセブンスコードの終止感が弱いため、代理としてマイナーシックスコードが使用されることがある。
また、内声変化のクリシェとして、Cm > Cmmaj7 > Cm7 > Cm6として使われることもある。 - マイナースイング
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MINOR SWING
ジャンゴ・ラインハルトの名曲。アコースティックギターを使ったジャズコンボ(デュオ含む)では定番になりつつある。 - マイナースケール
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MINOR SCALE
第1音と第3音の音程が、短3度になる音階。構成音の違う3種類のマイナースケールがある。同義語としては短音階がある。 が存在する - マイナーセブンスコード
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MINOR 7TH CHORD
短三和音に短7度の音を加えた四和音のこと。 コード表記としては「Cm7」のように書く。「Cm7」の構成音は、C,E♭,G,B♭(ド、ミ♭、ソ、シ♭)になる。
マイナーセブンスコードを短調のトニックコードとして使用すると、終止感が弱いため、代理としてマイナーシックスコードやマイナーメジャーセブンスコードもしくは同主調のトニックコードが使用されることがある。 - マイナーセブンスフラットファイブ
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MINOR 7TH FLAT 5TH CHORD
第5音がフラットしたしたマイナーセブンスコード。ハーフディミニッシュともいう。 コード表記としては「Cm7−5」のように書く。「Cm7−5」の構成音は、C,E♭,G♭,B♭(ド、ミ♭、ソ♭、シ♭)になる。
ダイアトニックメジャースケールの第7音、つまりシから3度堆積させたダイアトニックコードでもあり、短調におけるトゥファイブ進行のIIとしても使用される。 - マイナートライアド
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MINOR TRIAD
根音 + 短3度 + 長3度の音程で積み重ねられた三和音のこと。同義語として短三和音がある。トライアドの項を参照されたし - マイナーナインスコード
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MINOR 9TH CHORD
マイナーセブンスコードに長9度の音を加えた5和音のこと。コード表記としては「Cm9」のように書く。「C9」だとドミナントナインスコード(ナインス)になる。「Cm9」の構成音は、C,E♭,G,B♭,D(ド、ミ♭、ソ、シ♭、レ)になる。 - マイナーペンタトニックスケール
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MINOR PENTATONIC SCALE
第1音と第3音の音程が短3度になる五音音階のこと。(key=C)ブルーノートを2つ含んでいるため、ブルースで使うことも可能だし、長調の曲に対して、このスケールをうまく取り入れることでブルースっぽさを出すこともできる。非常に使い勝手のいいスケールである。
C E♭ F G B♭ C - マイナーブルース
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MINOR BLUES
ブルース自体、泥臭いイメージがあるが、キーとしてはメジャー(長調)になるため、短調のブルースも存在する。それがマイナーブルースである。
Cのマイナーブルースのコード進行例を以下に示す。| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 |
| Fm7 | Fm7 | Cm7 | Cm7 |
| Ab7 | G7 | Cm7 | G7 | - マイナーメジャーセブンスコード
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短三和音に長7度の音を加えた四和音のこと。
コード表記としては「Cmmaj7」のように書く。「Cmmaj7」の構成音は、C,E♭,G,B(ド、ミ♭、ソ、シ)になる。
マイナーメジャーセブンスコードは、トニックコードとしてマイナーセブンスコードの終止感が弱いため、代理としてマイナーメジャーセブンスコードが使用されることがある。
また、内声変化のクリシェとして、Cm > Cmmaj7 > Cm7 > Cm6として使われることもある。 - マイナーメジャーナインスコード
- マイナーメジャーセブンスコードに長9度の音を加えた5和音のこと。コード表記としては「Cmmaj9」のように書く。「Cm9」だとマイナーナインスコードになる。「Cmmaj9」の構成音は、C,E♭,G,B,D(ド、ミ♭、ソ、シ、レ)になる。
- マエストロ
- 音楽分野における巨匠のこと。
- マカフェリギター
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マヌーシュジャズ(ジプシージャズ)で使用されるギターのこと。
代表的なビルダーがセルマー社のマカフェリ氏だったため、こう呼ばれることがある。
Dホールのような特徴的なデザインのサウンドホールを持つギターであり、構造的にも普通のアコースティックギターとは異なっている。セルマーギター - マカフェリスタイルギター
- マカフェリギター参照
- 巻弦
- クラシカルギターやエレクトリックギターの4〜6弦、あるいはフラットトップギター弦の3〜6弦のように単線(プレーン弦)ではなく、芯線に金属を巻きつけてある弦のこと。よくWeb上で見かける間違い(カン違い)にクラシカルギターの1〜3弦はナイロン弦、4〜6弦はスチール弦...というものがあるが、クラシカルギターは4〜6弦もナイロン製(ナイロン芯)である。
- 巻軸
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ペグのうち、弦を巻きつける部分の呼び名。ストリングポストあるいはペグポストともいう。
ポストに切込みがあって、それに弦をはさむようにして巻きつけるタイプのポストもあるが、多くのものはポストを貫通する穴があいており、そこに弦を通してからポストに巻きつけるようになっている。 - マザーオブパール
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Mother of Pearl
白蝶貝のこと。白蝶貝は、南洋真珠の母貝であることからこのように呼ばれる。日本だと真珠といえばアコヤ貝だが...。MOPと略して称されることもある。
厳密にはマザーオブパール=真珠の母貝ですから、白蝶貝だけをマザーオブパールと呼ぶわけではない。そのため、近頃はわかりやすく「ホワイトマザーオブパール」と表記することもあるようです。 - マシンヘッド
- 弦を巻きつけてチューニングを合わせる部分のこと。同義語としては、糸巻、ペグ、チューナー...などがある。
- マッチングヘッド
- ヘッドが胴部と同じ色に塗られていること。フェンダー系でもギブソン系でも、エレキギターやエレキベースは大抵胴部の色が違っても、ヘッドの色は決まっている場合(ナチュラルだったり、黒だったり)が多い。
- マニュアルチューナー
- あらかじめ音名を指定して調律するチューニングメーターのこと。近頃ほとんど見かけない。
- マヌーシュスウィング
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MANOUCHE SWING
ジャンゴ・ラインハルトに代表される、ロマ音楽とスウィングジャズが融合した音楽のスタイル。2003年がジャンゴ没後50年ということもあって、近頃かなりよく見かけるようになった用語。マヌーシュ(MANOUCHE)というのはフランス中部以北からベルギー、オランダなどで暮らしているロマの通称のこと。マヌーシュジャズ、ジプシージャズとか、ジプシースウィングと呼ぶ人もいる。 - マヌーシュジャズ
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MANOUCHE JAZZ
ジャンゴ・ラインハルトに代表される、ロマ音楽とスウィングジャズが融合した音楽のスタイルのこと。近頃は、マヌーシュスウィングという呼び方が一般的。 - マホガニー
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MAHOGANY
センダン科 / 中南米、アフリカ、西インド諸島で産出。中南米のホンジュラスマホガニーが最も良質とされる。軽くて堅く粘りがあり、乾燥も比較的早く、狂いも少ないということで加工性も高い。チークと並ぶ高級木材。 - マルチ
- 主にマルチエフェクターのことを略してこう言うようである
- マルチエフェクター
- 何台分ものエフェクターの機能をまとめて利用できるもの。当然エフェクターの並び順(つなぐ順序)も制御できる。 エレアコ専用のマルチもずいぶん種類が増えているようだ。
- マルチネック(ギター)
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ダブルネック、トリプルネックなどのように2本以上のネックを持ったギターのこと
アコースティックギターでもダブルネックを見たことがあるが、エレクトリックギターではフォースネック=4本ネックのギターを見たことがある。それはネックがX型(エックス)に付いているものでした。 - 万年初心者
- インターネット上で掲示板などに質問を書きこむ時に使用される枕詞。